2022.04.18

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【世界のズボラ飯】韓国編:ご飯に氷水をぶっかける「ムルマルンバブ」作ってみた!6種の具材で食べ比べ♪

日本では温かいご飯にお茶をかける「お茶漬け」という食べ物がありますが、お隣の韓国では冷えたご飯に氷水をかける「お水漬け」=「ムルマルンバブ」があります。塩っ気のあるおかずを並べて、それと一緒にいただくのです。朝の情報番組『ZIP!』で、韓国料理教室を主宰するジ・ミンジョンさんが詳しく紹介していました。手抜き主婦としてはとっても気になる~というわけで試してみましたよ。

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韓国のズボラ飯、「ムルマルンバブ」って?

よく韓国ドラマでご飯に水をかけてかきこむシーンがあるんですが、見たことあります? まさにそれがコレ。
大きな丼に水を入れ、氷を入れて冷やします。そこへ冷めたご飯をイン。とにかく冷たくするのがコツとか。あとは冷蔵庫の余りものを用意して、それをおかずにご飯を食べるのだそう。おかずは塩気の強いものなら何でもでいいそう! ご飯と一緒にそれぞれ別皿で並べれば完成です。

では、さっそく、おうちにあるもので作ってみましょう。



【材料】
ご飯…適量
氷…適量
水…適量
キムチ…適量
イカ明太…適量
わさび昆布…適量
壬生菜の漬物…適量
子持ち昆布…適量
炒め高菜…適量

材料、量ともに全てお好みで用意してください。絶対必要なのは、冷えたご飯と氷水です。それ以外は塩気のある冷蔵庫の残りモノということでしたので、わが家にある塩辛そうなものを集めて試してみます。

6つの塩気の具材でやってみた!



ご飯に、氷と水を入れます。慣れていないので、ちょっとギョッとしますよね。

では、番組内で紹介していた
エントリーナンバー1:「キムチ」から…



まずは、キムチを入れて食べてみます。
熱々ご飯の方が絶対おいしいよね、と思いながら口に含むと…、これがおいしいんです(笑)。冷たいご飯がキムチの辛味をスッキリと際立てて、温かいご飯と食べるよりキムチの生臭さがないのに辛さを感じられます。

エントリーナンバー2:「イカ明太」



イカの塩辛が無かったので、イカ明太を使ってみます。
イカ明太は失敗! 私の好みではありませんでした。辛子明太の辛さがなくなり、生臭さが前面に出てイカの甘さも感じられませんでした。

エントリーナンバー3:わさび昆布



わさび昆布は、おいしいです♪
今まで試したものは唐辛子の辛味でしたが、ワサビの辛さもご飯とスッキリ合います。昆布との相性もバッチリでどんどん食べ進められますね。

エントリーナンバー4:壬生菜の漬物



わが家ではお茶漬けに必ず入れる、壬生菜の漬物です。
お茶漬けの時には感じられない、甘みが出てきます。あっさりと食べられますが、温かいお茶漬けの方が壬生菜特有の苦味を感じられるので、どちらかというと温かいお茶漬けの方が好きですね。でも、冷たいムルマルンバブもおいしく食べられます。

エントリーナンバー5:子持ち昆布



辛味はない子持ち昆布ですが、塩味は強いのでどうでしょうか?
うん、昆布の味がしておいしいですよ。塩味も甘味もあまりしませんが、昆布の味がしっかりしておいしいです。


エントリーナンバー6:高菜



最後に、わが家で常備している自家製炒め高菜です。
今回は高菜とツナで作った炒め高菜。唐辛子も入ってます。
やっぱりおいしいです。もともと味がしっかりついているので、唐辛子の辛味と相まってとってもおいしく食べられます。

最後に…
ムルマルンバブにしておいしかった具材を全部入れ!



さあ、ムルマルンバブにおいしかったキムチ、わさび昆布、壬生菜の漬物、子持ち昆布、炒め高菜を一緒に入れます。イカ明太はおいしくなかったので今回は再登場にはならず…。



1個ずつはムルマルンバブにいれておいしかった食材です。こわごわ食べてみます。すると、とってもおいしいのです!!
それぞれの味が混ざりあって喧嘩するかと思っていましたが、食材を混ぜてもお互いの味を引き立てあっていて、それぞれの味が重なりハーモニーを奏でるようです。



ムルマルンバブに入れた食材は氷水で冷やしているからか、辛さや塩味が柔らかくなり、素材の風味や味が際立っておいしいです。温かいお茶漬けとは異なり、冷たいのでガブガブ食べられ、ついつい食べ過ぎてしまうのが欠点かもしれません(笑)。

するするっと食べられるので、飲みすぎた翌日にもよさそうですね!

今回の一番おすすめは、やはりキムチ! ダントツでおいしかったです。やはり韓国の食材だからでしょうか、唐辛子など辛くて塩がきいている食材が合いますね。漬物やザーサイでもおいしいかもしれません。簡単なので、おうちにある食材でお試しください。


番外編:ちょっと寄り道
わが家の常備菜! 炒め高菜の作り方を簡単に紹介します。



【材料】
高菜の漬物…200g
鷹の爪(輪切り)…1本
ツナ缶(水煮タイプ)…1缶(ちりめんじゃこでも可)
ゴマ油…適量
白いりゴマ…適量

材料は基本です。お好みで加減してくださいね。



高菜の漬物は軽く絞ってみじん切りにする。



フライパンに油と鷹の爪を入れ、火にかける。(ゴマ油を使うと風味がよくなるのでおすすめ!)



高菜の漬物とツナで水分を飛ばすように中火で約5分炒める。



水分がなくなってきたら、味をみて足りなければしょうゆを加え、辛いようなら酒を入れ味を整え、火を止める。

高菜の漬物は作り方次第で味に違いが出ますので、確認しながら味を整えてください。
お好みで白ゴマをふりかければできあがりです♪
保存は密閉容器に入れ、冷蔵庫で2週間~1か月は保存できますよ。

温かいご飯にも、冷たいムルマルンバブにもよく合う炒め高菜です。簡単なのでムルマルンバブとともに、お試しくださいね。

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