高級店のハンバーグって聞くと、どんな画が浮かびます? そうです、肉汁溢れるジューシーなハンバーグですね。この肉汁ジュワワ~なハンバーグを、驚きの調理法で作ってみようと思います。それがNHKのテレビ番組『すイエんサー』で披露していた、まるで“大福を作るみたいな”裏ワザです。聞いただけでは想像しにくいですよね。でも必ず肉汁ジュワワ~に仕上がりますよ。
【画像を見る】格安肉でも「ジューシーハンバーグに」!大福を作るみたいに…高級レストラン風ハンバーグの作り方【材料】 1人分牛100%のひき肉…100g
塩…1g
砂糖…1g
サラダ油…少々
水…小さじ5(ひき肉に混ぜる用)
水…大さじ3(蒸し焼き用)
付け合わせの野菜(お好みで)
【作り方】
下準備:付け合わせの野菜を厚さ1cmくらいの食べやすい大きさに切っておく。
ちなみに今回は、玉ねぎ1個とじゃがいも1/2個を用意しました!
1.牛100%のひき肉100gに対して、塩1g、砂糖1gを溶かした水小さじ5を入れて軽くこねる。
わたしは、10秒ほどこねてみました。
2.1を冷蔵庫に入れて、10分寝かせる。
3.冷蔵庫から取り出した
2のひき肉を、2つに分ける。1つはさらに3分こねる。もう1つは軽く10秒ほどこねる。
左が10秒こねたもの、右が3分こねたものです。4.3分こねたひき肉をお皿に薄く広げる。その上に、軽くこねたひき肉を丸めて乗せ、大福を作るようにくるっと包みこむ。
ポイント:スプーンを使って包み込むと、やりやすかったです。
5.4を1.5cmほどの厚さにして、小判形に整える。
※焼く時にハンバーグが割れないように、表面をなめらかにする。
6. 強火でよく熱したフライパンに油をひいて、表と裏を30秒ずつくらい焼く。
7. 一度ハンバーグを取り出して野菜を並べ、その上にハンバーグを置く。水をフライパンに入れたらフタをして、中火で5分ほど蒸し焼きにする。
材料では水の量が大さじ1ですが、番組ホームページには”野菜ありで作る場合は、水を多めに”との記述が。
そのため、ここでは大さじ3の水を加えました。
お肉に火が通ったら盛り付け、好みのソースをかけて完成!ナイフで半分に切ってみると、あふれんばかりの肉汁が出てきました! もったいないぐらい(笑)。
思い出しただけでもよだれが出てきます(笑)。
そして一口食べてみると…。一口噛むごとにジュワッジュワッと肉汁があふれ出してきて、とっても幸せな気分♪
中に包み込んだお肉は軽くこねただけなので、やわらかくてジューシー。
噛むごとに肉汁が出るのがはっきりわかるなんて初めてで衝撃の体験でした。
ハンバーグと一緒に焼いた野菜も、お肉の旨みがしっかり染み込んでいておいしかったです!
ちなみに番組の解説によると、ひき肉に塩を入れると、ひも状のタンパク質がバラバラになるのだそう。
そこに水と砂糖を加えると、断面から水と砂糖が染み込み、砂糖が水分を逃さず捕まえていてくれるらしい。
そのおかげで肉に含まれた水分が流れ出すのを防ぎ、肉汁溢れるハンバーグに仕上がるのだそうです。う~ん、ちょっと難しいですね(笑)。
ぜひ、お菓子を作るときのように材料や調味料の分量をしっかり守って、丁寧に作ってみてほしいです。
そうすれば絶対に失敗することなく、肉汁たっぷりのハンバーグが作れてしまいますから。