【ミニトマトの保存法】実は冷凍して2～3か月の長期保存ができる！気になる栄養も解説！【栄養士発】

管理栄養士のmotokiです。ミニトマトが好きで冷蔵庫に常備しているのですが、買ったのを忘れていつの間にかダメにしていた…なんてことがたまにありました。でも、今は違います。実は、ミニトマトは冷凍保存ができ、しかも２～３か月もの長い期間保存が効くんです！今回は食品保存アドバイザーの島本美由紀さんがYoutubeで紹介していた、ミニトマトの冷凍保存法を実際に試してみました。


【画像を見る】ミニトマトは冷凍すると2～3か月保存できるんです！

ミニトマトを冷凍保存してみた

材料
ミニトマト（約100g）
冷凍用ジッパー付き保存袋

材料はなんとこれだけです！



ではさっそくやっていきましょう！

手順
1.ミニトマトのへたを取り、水で洗ったら、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

2.ミニトマトを冷凍用ジッパー付き保存袋に入れ、重ならないように並べる。空気を抜きながら冷凍用保存袋の口を閉める。



3.冷凍庫へ入れる（金属トレーがある場合は上に乗せてから冷凍庫へ入れる）。



約4時間冷凍したものがこちらです！



しっかりと凍りました♪

この方法では、2～3か月程度保存ができるそうです。

冷凍保存したものを取り出して常温で2～3分置くと切りやすくなるとのことでした。
また、熱湯に数秒浸けるだけで簡単に皮が剥けます♪

冷凍ミニトマトのおすすめレシピ

簡単トマトソース



材料（約大さじ4杯分）
ミニトマト…100g
たまねぎ…80g
にんにく…1かけ
オリーブオイル（サラダ油でも可）…小さじ1/2弱
酒または白ワイン…大さじ1
塩…ひとつまみ

作り方
1.冷凍庫で凍らせたミニトマトを数秒間お湯につけ、皮を剥く。
2.ミニトマトを1/4の大きさにくし切りにし、たまねぎとにんにくをみじん切りにする。
3.オリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを小鍋に入れ、中火にかける。
4.にんにくの香りがしてきたら、たまねぎを加えてしんなりするまで炒める。
5.たまねぎがしんなりしてきたら、ミニトマトと酒、塩を加えて3分程度煮たらできあがり。

＜大さじ1杯分＞
エネルギー　24kcal
たんぱく質　0.6g
脂質　0.6g
炭水化物　4.0g
食塩相当量　0.2g　

ミニトマトにはうま味成分のグルタミン酸が含まれており、肉や魚などのたんぱく質系の食材とあわせれば、相乗効果でよりおいしく感じられます。

トマトソースを鮭のムニエルにかけてみると…



ミニトマトと鮭のうま味は相性が抜群！それに、うま味の相乗効果で薄味でもおいしくいただけます♪
ということで今回は鮭のムニエルにかけてみました！

トマトソースのおかげで鮭のうま味と甘味が引き立ち、いつものムニエルより数倍おいしく感じ、家族にも大好評でした！
わが家ではバターじょうゆのソースをかけることが多かったのですが、これからはトマトソースにしたいと思うほど美味でした！

このトマトソースは、鶏肉にも合いますし、ミネストローネのスープにもできます。さらに、ひき肉を加えればミートソースにもなり、他にも様々な料理に使えます。
皮を剥いたミニトマト、たまねぎ、ウィンナーを小鍋でさっと炒め、コンソメと水を加えて煮れば、簡単なスープができますよ♪

ミニトマトのカロリーと主な栄養素

ミニトマトの可食部100g中のエネルギーや主な栄養素は以下のとおりでした。

エネルギー　30kcal
食物繊維　1.4g
レチノール活性当量（ビタミンA）　80μgREA
葉酸　35μｇ
ビタミンC　32mg

※参考：日本食品標準成分表2020年版（八訂）

可食部100gのミニトマトを個数で表すと、小さいもので10個分、大きいもので5個分です。ミニトマトを100g食べると、ビタミンCは1日の推奨量*の約30％、葉酸は約15％を摂ることができます。ビタミンCは皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。不足すると出血傾向（壊血病）になります。葉酸は、妊活中や妊娠中の女性に特に必要な栄養素で、不足すると巨赤芽球性貧血や妊娠初期の場合は胎児の神経管閉鎖障害の発症のリスクが高まります。ミニトマトには女性に大切な栄養素が含まれているので、積極的に摂りたいですね♪

*推奨量とは、ほとんどの人が必要量を満たす量のことを言います。今回は30代女性の推奨量として計算しています。

今回の冷凍保存の方法は、簡単にできておいしく食べられますので、ぜひ試してみてください♪

＜参考＞
【ミニトマトの冷凍保存と使い方】超ひんやりミニトマトのカプレーゼのレシピ/島本美由紀
https://www.youtube.com/watch?v=QUE0TmnBBI0