2022.01.05

食べる

【炊飯器でほったらかし】渋切り不要の「お手軽ぜんざい」!小豆ふっくら~♪で失敗しらず!

お正月が終われば、次なる楽しみは、お供えした鏡餅で「ぜんざい」を食べること。小豆から手作りしたぜんざいは、自分好みの甘さにできて、格別の味! でも、鍋で小豆をコトコト煮込むのって、時間がかかりますよね…。おまけに、いくら煮ても小豆がやわらかくならなかったり、うっかり鍋を焦がしてしまったりと、意外と失敗も多い…。でも、炊飯器を使えば、ほぼほったらかしなのに、失敗しらず! 渋切り不要! 小豆本来の味を楽しめる、シンプルレシピを紹介します。


【画像を見る】冬にぴったり!小豆ふっくら「お手軽ぜんざい」

炊飯スイッチを3回ONするだけ⁉「お手軽ぜんざい」

材料(作りやすい分量)
小豆…160g(1カップ)
砂糖(きび砂糖)…100g(3/4カップ)※白砂糖で代用OK
塩…お好みで



おいしいぜんざいを作るには、欠かせない小豆。
小豆にも、新米ならぬ、「新豆」があるって知っていますか?

毎年11月頃になると、スーパーなどに新豆が並びます。
古い小豆は、煮えにくいですが、新豆を使うと、煮上がりや香りが断然よくなりますよ~!




それでは、炊飯器で小豆を煮ていきます。

サッと洗った小豆を炊飯釜に入れ、水を「白米3合」の目盛りまで注ぎ…



早炊きコースで、スイッチON!



1回目の早炊きが終了したら、小豆が煮えているかチェック。
まだ、固くゴツゴツしているので…



減った分の水を、「白米3合」の目盛りまで足して…



2回目の早炊き、スイッチON! 炊飯終了後、再び小豆をチェック…



小豆を指で潰して、芯までやわらかく煮えていたらOK。まだ煮えていなければ、水を「白米3合」の目盛りまで足し→早炊き、スイッチONを繰り返します。

わが家の炊飯器では、2回の早炊きでやわらかく煮えましたが、炊飯器によって違いがあるので、炊飯の回数は調整してくださいね。

小豆が芯まで煮えたのを確認したら、砂糖を入れ、3回目の早炊き、スイッチON!



わたしは、砂糖控えめのぜんざいが好みですが、砂糖の量は、お好みで!

3回目の炊飯終了で、完成!
このまま食べてもサラッとしたぜんざいで、おいしいですが…



炊飯器のスイッチを切り、半日ほど冷ました状態で置くと、トロッとなり、甘さがなじむので、オススメ!

食べる時は、鍋に移し、水を足して温め直します。 塩をお好みで足すと、甘みが引き立ち、味も引き締まりますよ~。



煮汁は捨てないで!小豆の栄養がたっぷり!

小豆は、大豆などと違って、水に戻してから煮る必要がないのが、いいところ。
昔、祖母から、「他の乾燥豆とは吸水の仕方が違うし、火の通りが早いから、水戻しの必要はない」と教わりました。
それ以来、水戻しをせずに煮ていますが、しない方が、ふっくらと煮えている気がします。



わが家のぜんざいは、渋切りもしません。
渋切りとは、小豆を水からゆでて沸騰させた後、ゆで汁を捨てる作業のこと。これを数回行い、小豆のアクや渋みを取り除くのが一般的なやり方です。

ただ、煮汁を捨ててしまうと、抗酸化作用のあるポリフェノールやサポニンなど、小豆に含まれる水溶性の栄養素も一緒に捨ててしまうことになるので、もったいない!

また、わたしは、小豆本来の味をそのまま味わいたいので、あえて渋切りはしていません。
渋みが苦手な方は、1回目の炊飯終了後に、煮汁を捨て、新たに水を入れてから、2回目の炊飯をして下さい。

炊飯器を使えば、子どもでも簡単!

食べると体が温まるぜんざいは、冬にぴったりのおやつで、わが家でもよく作っています!

特に、長男はぜんざい愛が強く…毎日のように、ぜんざいを求め…
小学生の頃に、「自分でも作れるようになりたい」と言い出したため、炊飯器で簡単に作れるこのレシピを考えました。



ぜんざいを作るには、小豆を長時間煮る必要があり、鍋で作ると、火をつけっぱなしにする心配や、焦がす心配もありますが、炊飯器で作れば、ほぼほったらかしでOK!

作り方を覚えてからは、長男自ら、よく作ってくれるようになりました~。

焼いたお餅を入れて、鏡餅も消費…

わが家では、鏡開きの日に、お供えした鏡餅を入れて、みんなでワイワイ食べるのが定番!



お餅が足りなくなったら、蒸した芋を入れても、おいしいし…



食べ切らない分は、保存容器に移せば、冷蔵庫で2~3日は日持ちしますよ!



炊飯スイッチを3回ONするだけで、手軽にできちゃう、お手軽ぜんざい!
ぜひ、お試しください!

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