寒～い冬に、味が染みた大根煮を食べると、体がポカポカ温まって、心もほっこり♪ でも、味しみしみ～な大根煮に仕上げるには、時間がかかる…。そこで、わたしは時間があるときに、大根1本を丸ごと白だし煮にして、保存しています。大根って、使い切れなかった場合、野菜室に保存しておいても、切り口から乾燥しやすく、保存が難しい…。そんなときは、この白だし煮にすれば、冷蔵保存で4日ほどおいしく食べられます！ いろいろな料理にアレンジできるので、作り置きしておくと何かと便利ですよ～。【画像を見る】買ったら、とりあえず「大根1本白だし煮」にすべし⁉まとめて作れば、光熱費も手間も減る！「大根1本白だし煮」
【材料】（つくりやすい分量）大根…1本
白だし…大さじ3
大根は皮をむいて1㎝厚さの半月切りにし、ひたひたの水を入れて、強火で煮ます。
鍋で煮てもOKですが、わたしは、大きな鍋を持っておらず…
いつもふた付きのフライパン（直径26㎝使用）で、煮ています。
1本分の大根を、まとめて煮ることができて、便利ですよ～。
やわらかく大根が煮えたら、白だしを加え、さらに5分ほど中火で煮ます！
白だしの量は、白だしの種類や大根の大きさにより、調整してくださいね。
このままで食べると薄味かな？というぐらいの味付けの方が、後々、使い勝手がいいですよ！
煮たあとは、粗熱がとれるまでふたをしたまま置いておくと、味がどんどん染み込みます。
保存容器に汁ごと入れ、冷蔵庫で4日ほど保存OK。
日に日に、味がなじんできますよ～。
大根を煮るには長時間、加熱をする必要がありますが、まとめて煮れば光熱費が減るし、調理の手間も省けます！
しかも、旬の時期は、1本100円ほどで大根が購入できるので、お財布にもやさしい～！
旬の大根を楽しむアレンジレシピ！
まとめ煮した大根を使った、わが家のレシピ、紹介しますね～。
〇ジュワッとジューシー！「大根の肉巻き」
大根を豚バラ薄切り肉（ロースでも可）で巻いて…
テフロン加工のフライパンに油を引かずに並べたら、豚肉に火が通るよう、ふたをして蒸し焼き！
大根でかさ増しされて、食べ応えアリの一品に！
ジュワッと染み出る大根の煮汁と、豚肉の組み合わせが最高！
〇シンプルなのにうまい！「大根のバター焼き」
フライパンにバターを熱し、大根の表面を香ばしく焼くだけ！
仕上げに、青ネギをパラっと散らせば、彩りもよし！
〇切り方を変えて「ふろふき大根風」
輪切りにした白だし煮の大根を電子レンジなどで温め、みそとゆでて刻んだ大根の葉をのせただけ。
みそは、米みそとマーマレードを1：1の割合で混ぜ合わると美味！
マーマレードの酸味と、まろやかなみそが、白だしの染みた大根とよく合います。
〇トロ～ッと「豚バラ大根」
わが子たちの一番のお気に入り。
焼肉用の豚バラ肉（6枚ほど）を焼き、しょうゆ、砂糖（各大さじ1）で味付けし…
一口サイズに切った白だし煮の大根（ご飯茶わん1杯ほど）を入れ…
仕上げに水溶き片栗粉（片栗粉・水…各大さじ1）で、とろみをつけて完成。
これは、ご飯がススム！ 生野菜や副菜を添えて、ワンプレートに盛り付けるのもオススメです。
その他、
みそ汁の具としてや…
白だし煮の大根を牛乳と一緒にミキサーにかけ、
ポタージュにしても…。
温める時に、カレー粉と粗びき黒こしょうをプラスするとスパイシーに！
大根を一度白だしで煮て、味が染みているので、短時間の調理でも、おいしく仕上がりますよ～！
冬の大根は、なぜおいしい？
1年中スーパーなどで買える便利な大根ですが、旬は冬。
暑い時期の大根は固くて辛みが強い感じがしますが、寒い時期の大根はみずみずしくて甘い！
夏と冬とでは、栽培されている品種の違いもありますが、寒い時期の大根は寒さから身を守るために糖分を増やし、甘くなるとも言われています。
煮れば、ほっこりと優しい甘さ…
寒い日の大根煮は、体も心も温まりますよね～。
さまざまなアレンジを加えながら、冬だからこそのおいしさ、ぜひ味わってください！
