スイーツとエディブルローズの相性は抜群!バラ農家に教わったローズポプリのレシピを参考に、華やかなバラの香りに包まれるローズスイーツを作ってみました。
教えてくれたのは、農薬を使わずハーブエキスを使った病害虫の予防法でバラを育てる「ひかりフラワー」の中村久子さん、裕美子さんです。
ローズホプリで作る バラの香りのスイーツ「わが家では、ポプリを生クリームとあわせて花びらごと食べます。香りがクリームに移っておいしいんです」と裕美子さん。
そこで、市販のブリオッシュに生クリームを挟んで食べる、イタリアの伝統菓子「マリトッツォ」を作ってみました。
ブリオッシュとは卵とバターを贅沢に使用したヨーロッパ定番のしっとりした焼き菓子を指します。
材料(3個分)乾燥させたエディブルローズ(ローズポプリ)…花びら9枚分
生クリーム…100ml
砂糖…大さじ1
ブリオッシュ(またはロールパン)…3個
作り方1.生クリームを泡だて器で角が立つまで泡立てる。
2.ブリオッシュに斜め横から切り込みを入れ、生クリームをはさめるようにする。
3.生クリームをたっぷりとはさみ、ヘラなどで表面を平らに整える。
4.ローズポプリをクリームに添える。
乾燥させたバラの花びらを食べるのは初めて。シンプルな生クリームがベースにあるので、バラの香りとほのかな苦みがあわさって、フルーツを入れなくても上質のケーキを食べているような気分になります。
甘酒と牛乳で作る 簡単ローズシャーベット「ローズポプリは、アイスクリームに混ぜてもおいしいんです。アイスにローズポプリを練り込んで少し置いておくと、バラの香りがしっかり味わえるぜいたくアイスになりますよ」(裕美子さん)
材料(作りやすい分量)乾燥させたエディブルローズ(ローズポプリ)…手でひとつかみ分
甘酒・牛乳…各200ml
ジッパー付き保存袋…1枚
作り方1.ジッパー袋に甘酒と牛乳を入れて冷凍室に入れる。
2.3時間後に冷凍庫から出して手でほぐし、ローズポプリを加えて全体がなじむようにもみこむ。
3.2を冷凍庫に戻し、2時間ほど冷やす。
砂糖は加えず、甘酒の甘みだけで作るシャーベットは、かき氷のような食感。凍らせる途中でローズポプリを揉み込んだので、シャーベットにもしっかりローズの香りがしみこんでいて、ひんやりおいしい!
作り方は簡単なので、子どもと作るおやつにもおすすめです。
ちなみにこの夏、「ひかりフラワー」のエディブルローズを使ったジェラートがJA東京むさしファーマーズマーケットで発売予定!ひかりフラワーのインスタグラムでは最新のバラ情報を発信しているので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
ひかりフラワー
中村久子さん・裕美子さん
土からこだわり、天然のハーブエキスを使って無農薬のバラ苗の育成を行う。約500品種を取りそろえたバラ園で苗を選んだら、そのまま購入することが可能。ネット販売も行う。バラ農園をはじめて18年目。サステナブルな農業を目指し10年前から無農薬を実践。久子さんと裕美子さん母娘のほかスタッフで農園を営む。営業時間午前10:00~午後5:00。月曜休(営業時間など詳細はホームページで確認を)。
ホームページはhttps://hikarirose.com/