画像:photo AC

2021.07.09

磨く・整える

【デジタル疲労】に気をつけて! その肌トラブル、スマホの見過ぎから来ているかも⁉その解決策は…。

朝夕きちんとスキンケアをしているのに、肌荒れが続いている…その肌荒れ、もしかしたら【デジタル疲労】が引き起こしているのかもしれません。なんと、スマホの触りすぎが肌トラブルに関係しているという驚きの研究結果が出ているのです…。

【デジタル疲労】と肌状態はどう関係しているの?


出典:https://unsplash.com/

目や耳から多くのデジタル情報を同時に処理することで生じるストレスや疲労が【デジタル疲労】。資生堂の研究で、【デジタル疲労】によって心身の疲労感が増大されるだけではなく、肌のバリア機能の悪化や角層細胞の異常、酸化ダメージ要因の増大など、肌状態が変化するという驚きの事実が発見されました。


 出典:https://corp.shiseido.com/jp/

この研究で被験者に一定時間、数日間にわたってデジタル疲労課題に取り組んでもらったところ、酸化ダメージの要因のひとつであるポルフィリンが増加したことが明らかになりました。さらに正常ではない角層細胞の割合が増え、肌のバリア機能が悪化したことが判明。つまり、【デジタル疲労】後には、肌本来が持つ肌のバリア機能が悪化し、肌荒れが引き起こされる可能性があるということが発見されたのです。



デジタル疲労課題実施後は、酸化ダメージ要因の1つであるポルフィリンが増加
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出典:https://corp.shiseido.com/jp/
 

“デジタルネイティブ世代”は1日9時間をオンラインで過ごしている!


出典:https://unsplash.com/

とはいえ、インターネットが存在しない時代を知らないデジタルネイティブ世代の若者たちは、ハイテク、ハイネットワークの世界に生まれ生きているので、【デジタル疲労】とは切っても切れない関係です。統計*によると、米国のデジタルネイティブ世代は1日9時間をオンラインで過ごしているのだとか。デジタルで生活が便利で豊かになる一方、デジタル情報処理の過多はストレスや疲労を引き起こし、さらには肌にも悪影響を与えているというのは何とも皮肉なものです。
*Commonsense Media, 2018

【デジタル疲労】にはシークワーサーが効く⁉


出典:https://corp.shiseido.com/jp/

【デジタル疲労】が及ぼす恐ろしい肌への影響を知っても、仕事や勉強からデジタルを排除することはできませんよね。だから、せめてプライベートの時間では、スマホをいじる時間を減らす努力をしてみてはいかがでしょう。例えば、ストレッチをしたり、読書にかえるなど。【デジタル疲労】を少しでも軽減させていこうという意識を持つことが大切になってきます。

でも朗報です。そんな【デジタル疲労】から肌を守れるということで、「シークワーサー」が注目されているんです。シークワーサーエキスには、肌のバリア機能の保湿機能に重要な酵素「カスパーゼ14」の発現を高める効果があるというのです。つまり、【デジタル疲労】による肌トラブルを解決する可能性があるということ。次にコスメ界に旋風を巻き起こすのはシークワーサーかもしれませんね。これからの研究に期待しようと思います!



出典:https://corp.shiseido.com/jp/

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