2022.05.27

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【猛暑対策】初めてのグリーンカーテンにはヘチマがおすすめ!培養土袋を使えばプランターいらず【植え付け編】

暑~い夏がやってきますね! 今年は例年よりも猛暑との予報もありますが、どうにか涼しく過ごしたい…。そんな願いを叶えるのが、つる性の植物をネットなどに絡ませる「グリーンカーテン」です。しかも今回は、園芸用培養土の袋をそのまま利用する裏ワザを紹介。スペースの限られたベランダでも簡単にマネできますよ~!

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夏になると窓の外やベランダにつる性の植物を這わせているお宅を見かけますよね。これは「グリーンカーテン」と呼ばれ、植物の力を利用した暑さ対策のひとつ。暑~い日差しを遮りつつ、葉から蒸散された水分で空気を冷やす効果もあります。


見た目も涼しげ&おしゃれなグリーンカーテンは環境にやさしいエコな取り組みです。

グリーンカーテンには、絡まりながら成長する“つる性の植物”を活用します。つる性の植物といえば、朝顔やゴーヤなど様々ですが、中でもおすすめなのが「ヘチマ」! じつは嬉しいメリットがいっぱいの植物なんです。

ヘチマのおすすめ4ポイント
1)葉っぱが大きく、遮光性に優れている。
2)食用の実が取れる。夏バテに効果的で、整腸作用や、肌にいい成分がたっぷり含まれています!
3)熟した実は、ヘチマたわしにもなりキッチンなどで大活躍。プラスチックフリーにも一役買います♪
4)お肌に優しいヘチマ水が取れる。



ヘチマの植え付け時期は5~6月。今回はホームセンターなどで手に入る培養土を袋のまま使用するので、庭もプランターも必要なく、気軽にグリーンカーテンが楽しめますよ♪

では、作り方を詳しく紹介します。



用意するもの
ヘチマの苗…1株
袋入り培養土…1袋(20~25L入りのが手頃なサイズでおすすめ)
レンガ…2個(スノコでも可)
園芸用ネット…1個
ハサミ
ガムテープ
竹串
じょうろ

ヘチマの苗や培養土はホームセンターや農産物直売所で手に入ります。また、園芸用ネットはホームセンターなどのほか100均でも購入できますよ。

植えるまでの準備(袋を使った簡易鉢の作り方)
1.培養土の袋の上部分を持ち、トントンと優しく地面に打ち付けて、中の土を下部分に集める。



袋が円柱形になるようなイメージです。

2.袋の上部分の角を写真のように折り畳み、ガムテープで固定する。



両角を三角形になるように整えて…



折り込みます!



この面が底になります。

3.培養土の袋を上下反転させ(ひっくり返し)、袋の口を切り開く。



4.3の切り口をくるくると外側に向けて丸め込む。



これで培養土袋を活用した簡易鉢の完成です!

5.ベランダや庭など、ヘチマのつるが伸びることをイメージして、置き場所を決めたら、レンガやスノコなどを置き、その上に簡易鉢を乗せる。



地面と鉢の底に隙間が出来るように置きましょう。午前中に太陽がしっかり当たる場所だと良く育ちますよ~!

6.簡易鉢の下1/4ぐらいの所に、竹串などで排水用の穴をまんべんなく開ける。



7.つるを這わせるネットをセットする。



これで、植える準備が整いました\(^^)/

ヘチマの植え方
1.簡易鉢の中央にヘチマの苗のポット部分が埋まる穴を掘り、土全体に水を染み込ませる。



下の排水穴から水が出るまで、水をしっかりと染み込ませます。

2.苗に水をやり、ポットを外して、1の穴に入れ、軽く土を寄せる。



これで植え付けは完了! 表面の土が乾いたらたっぷり水やりをして、大切に育てていきましょう。



毎日観察するうちに、ヘチマの“元気度”がだんだんと分かるようになりますよ~\(^^)/


ギザギザの葉は本葉。この本葉が大きくなってくるとつるが絡み始めます。

可能ならば簡易鉢を2つ作り、並べて育ててみてください。2つ育てると、受粉(めしべにおしべの花粉がつくこと)がうまくいくため、ヘチマの実を効率よく収穫することが出来ます。

来る暑さに備えて、ぜひ挑戦してくださいね!

次回は「つるが伸びてきた頃のお手入れについて」紹介します。お楽しみに~!

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