2022.06.16

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農作業初心者な「にちにち農ガール」2人が初めての野菜作り・体験レポ【その2:夏野菜を苗から育てる編】

東京に住んで4年の主婦まいこです。出身は東北・仙台。母の実家が農家だったので、味の濃い野菜を当たり前のように食べて育ちました。東京ではなかなかおいしい野菜に出逢えない…と悲しんでいたので、あたらしい日日編集部さんから「貸菜園で野菜を育ててみませんか?」ってお誘いには、もう大喜び♡ 今日はいよいよ夏野菜の苗を植えます!畑作業は全くの素人なので不安もありますが、とっても楽しみです♪

【にちにち農ガール】農作業ド素人な女子2人が初めての野菜作り・体験レポ【その1:雑草取り~土ならし編】

わたしたちはなぜ貸農園で野菜を作ることになったのか…?

始まりはあたらしい日日編集部さんからの1本のメール。「畑やりませんか?野菜作りませんか?」と。編集部さんによると、「農作業の『ずぶの素人』に野菜作りの楽しさを知ってもらいたい」という思いからこのプロジェクトを立ち上げたそうです。この連載記事をユーザーのみなさんに見てもらって、「自分でもやってみよう!」という人が出てきたらいいな♪って。

ここ数年の「アウトドアブーム」か・ら・の~「野菜作りブーム」「農作業ブーム」を起こしたいんですって(マジか?)。東京在住のひ弱な女子2人が果敢に農作業チャレンジするこの企画。【東京農ガール】プロジェクトと名付けられました。わたしたち、東京農ガールです。にちにち農ガールです(笑)。

畑の区画を作っていきます!

【東京農ガール】として始動した第1回目はえりちゃんが雑草取りから土慣らしまでを記事化していましたよね。ご覧になられましたか?
前回の内容を引き継いで、畑作りに大切な「区画作り」のお話から♪ これはとっても肝心な作業なので、おさらいしながら自分が実際やってみた感想もいれていきますね!

畑の区画作りは、足で踏み固め、等間隔に通路(道)を作っていきます。
この畑の区画は直径約3m、どうやって1mずつに分けるのかな? と思っていたらなんと、歩数で計測するのだそうです。
長靴を履いた大きめの女性の足を25cmと仮定して、ちょうど4歩で1m。
メジャーがなくてもちょっとした知恵で測れてしまうのですね!すごい!



かかとに力を入れながらしっかり踏み固めていきます。
女性2人で何往復かしたのですが、土はふわふわのまま…。
男性スタッフさんの力をお借りして、なんとか通路(道)ができました。



道を作ると、なんとなく区画分けがイメージ出来て、畑らしくなってきましたね。




本日のメインイベント【夏野菜の苗植え】へ、レッツラゴー~!

と、その前に…

今回植える夏野菜の苗を紹介します~♡

今回「あたらしい日日編集部」が用意してくれた夏野菜の苗が下記の画像。
ゴーヤ、ミニトマト、パプリカ、ズッキーニ、トウモロコシ、キュウリ、エダマメ、甘とうがらし(辛くないトウガラシ)、ナスです。オクラは高い気温で育つ野菜なのでもう少し暑くなってから植えるそう! 次回かな~。
編集部からラディッシュも野菜候補にあがっていたけど、これは苗ではなく、種から育てるそうです。


それにしても夏野菜の苗ってたくさんありますね!
育ったところを想像すると、夏野菜って赤、黄色、緑、紫と色鮮やかで本当にきれいですよね♪




待ちに待った苗植えです~!

肥料を均等にまいたら、株間や収穫時期を支配人さんやスタッフさんと相談して畑のレイアウトを決めるため、苗の仮置きをしていきます。
苗植えのレイアウトが決まったら、待ちに待った苗植えを行っていきます。
まずはわたしのお気に入りのパプリカを植えます♡



苗をビニールポットから指でつまんで取り出します。苗を人差し指と中指で挟むと簡単に取れますという支配人の説明通りやるとすんなりできました~!



スコップで土を掘って、苗を植えたら、優しく手で土を抑えて安定させます。
土を掘る深さは、ポットに入っている土の高さと同じぐらいにすることがポイントです!



一緒に作業をしているえりちゃんは、トウモロコシとナスの苗を持ってにっこり。

向かって左がトウモロコシ、右がナスの苗
向かって左がトウモロコシ、右がナスの苗

苗のポットを仮置きしているので、植える場所が分かりやすいです! どんどん植えていきます!
これが畑の全景です~!



パプリカに続いてナスも植えます! 茎の色が紫なので初心者にも見た目でわかりやすいですね!



キュウリは葉も茎も表面がとげとげの細かい毛で覆われています。



甘とうがらしは食べてみるのが楽しみ♡



下の画像は右側にいる手前のえりちゃんが植えているのがエダマメ、奥で、わたしが植えているのがトウモロコシです。
この2種類は、何本も苗を植えるタイプなんだそう。
トウモロコシは、大きく育てるために1つの苗から1つしか実が収穫できないそうです。なんとなんと! 知っていましたか?
わたしはいくつも実が収穫できるイメージだったので驚きでした。
途中で間引きした実は「ヤングコーン」として食べられるそうなので、それもまた楽しみです。


右手前(えりちゃん作業中):エダマメ 左奥(著者作業中):トウモロコシ

苗の植えつけが終わったら、仮支柱を立てる!

苗を植え終わったら、野菜の生長を助けるため支柱を立ててあげます。
この後、苗の生長に合わせて支柱の長さを交換していくので初回は竹で仮の支柱にします。
支柱を立てたら、麻紐を使って茎やつるを支柱に固定します(これは「誘引」というそうです。この呼び名はこのあとたくさん出てくるのでメモメモっ)。
それでこの時注意したいのが「緩みを持たせて結ぶこと」なんだそう!
2回ほど紐をねじって、茎と支柱の間に指2本分くらいのゆとりを持たせます。
そうすることで、茎が生長したとき麻紐が食い込んで折れてしまうことを防げるそうです!


支柱に苗をひもで縛る誘引作業

さらにウリ科の野菜(今回はキュウリとズッキーニ)には、葉を食い荒らすウリハムシの被害を少なくするために、四隅に竹の支柱を刺して、ビニール袋をかぶせ、四隅を洗濯ばさみでしっかり留めます。
2人の共同作業!



このビニールをしても完全に虫がつかない訳ではないけれど、確率が下がるそう。
野菜を育てるのに、こんなに手間暇かけているなんて…感動ものです。



本日のフィナーレは水まき!苗が喜んでいるのがわかります♡

苗植えや仮支柱立てを終えたら、水をまいて終了です。
水の粒が太陽の光に照らされてとってもきれいでした。すくすく育ってくれたらうれしいな。



初めての畑作業を終えて…

「味の濃いおいしい野菜が食べたい」と当たり前に口にしていたけれど、この面積でも大変に感じた作業を日々されている農家さんに本当に感謝の気持ちが湧きました♡「大切にいただく」という気持ちがますます増した気がします。

次回、どんな風に生長しているのかとても楽しみです♪



【おまけ】
植えたばかりの苗に、さっそくてんとう虫が遊びに来てくれました。
ここの一員として苗たちが迎え入れてもらえたようでうれしかったです。
これからもよろしくね♡

※【東京農ガール】プロジェクトに参加したい農業初心者の女子を募集しています!詳しくはあたらしい日日のウェブサイトの「お問い合わせ」にご連絡ください。




アグリス成城

AGRIS SEIJO

都心にある駅近の貸菜園です。
TEL: 03-3482-0831
東京都世田谷区成城5-1-1
小田急線「成城学園前」駅西口正面
通常:9:00~18:00
夏季:8:00~19:00(6/1~8/31)
冬季:9:00~17:00(11/1~2月末)
※諸事情により営業時間が変更になる場合があります。詳細はHPかお電話にて確認ください。
https://agris-seijo.jp/

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