わが家の“減らない調味料”第1位は「ウスターソース」。とんかつを食べるとき以外はほぼ使わず、1年中残っています。そろそろ賞味期限が近いので、なにか使い道はないかと探していたら…。日本テレビの朝の情報番組『バゲット』でウスターソース活用法を特集してました。しばらく見ていると、「えっ、マジですか…」な映像が！ 納豆にウスターソースをかけるというんです。う～む…。でもちょっと怖いモノ見たさで、今回わたしもチャレンジしようと思います。【変な納豆アレンジ】納豆をバニラアイスに混ぜたら…「トルコアイス」になった件！アレ？匂いも消えた♪「ソース納豆」意外といけるかも！
納豆にソース…どんな味がするのか興味津々。
その前に、ウスターソースには何が入っているのでしょう？
材料を見てみると、トマトや玉ねぎ、にんじんといった野菜のほか、レモンやパイナップル、プルーンなどの果物、そしてスパイスやワインまで使われていました！
これだけいろいろな材料が使われていたら、納豆の味に幅が出ておいしくなるかも。
期待と不安の中、納豆1パックに小さじ1杯ほどのウスターソースをかけて混ぜてみました。ウスターソースのスパイシーな香りで、納豆のにおいが和らいだような気がします。おいしそう♪
ではひと口。おっ！ 食べやすい。ウスターソースに含まれる野菜の甘みが納豆をマイルドにしているような…。
後から来るスパイスのピリリとした辛さも◎。
納豆だけで食べるのが苦手なわたしは、いつもキムチやなめ茸を混ぜて食べていますが、ウスターソースならそのまま食べられました！ ソース納豆はご飯と一緒に食べてもいいし、納豆だけでもおいしくいただける味です！
いろいろな食材や調味料で作られたウスターソースは納豆のにおいもやわらげ、味もいい意味で複雑にしてくれます。
さらにスパイシーさが加わるので、納豆が苦手な人も一度チャレンジしてみる価値ありです。
ウスターソースでピクルス作ってみた！ウスターソースを使えばピクルスも簡単！
ウスターソースにはピクルスで使われるスパイスが入っており、味つけが失敗しにくいそう。番組ではピクルスのレシピも紹介されていました。
そこで、家の残り野菜(かぼちゃ、にんじん、きゅうり、みょうが、ミニトマト)を“ソースピクルス”にしてみることに。
材料は野菜のほか、ウスターソース、酢、砂糖だけ。料理時間も5分ほどのお手軽レシピです。
【材料】お好みの野菜…適量
◆ピクルス液
ウスターソース…大さじ3
酢…大さじ3
砂糖…小さじ2
【作り方】
1.まずは野菜の下準備。にんじんときゅうりはお好みのサイズにカット。みょうがは沸騰したお湯で10秒ほど茹で、ミニトマトは爪ようじで穴を数か所あけます。かぼちゃは薄切りにして電子レンジで1～2分加熱します。
2.下準備をした野菜を保存容器に並べます。
3.ウスターソースと酢、砂糖を混ぜたピクルス液を火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止めます。加熱時間を長くするとピクルス液の酸味が和らぐそうなので、加熱時間はお好みで。
4.ピクルス液が熱いうちに、野菜にかけます。熱いピクルス液をかけると味が野菜に染み込みやすくなるとのこと。冷蔵庫で一晩ほど置けば出来上がり。
6時間後に漬かっているか確認したら、野菜にウスターソースの色が濃く着いていたので、食べてみることにしました！
おっ！ これもおいしい♡
最初は恐る恐る小さく切って食べていたのですが、いつの間にかやみつきになって、パクパク食べてしまったほど。漬かり具合もこれくらいがちょうどいい♪
味は見た目ほど濃くなかったです。後味に酸味とスパイスの辛みが残って、うまい棒のたこやき味を食べたときに似ているような…。
個人的に気に入ったのは、かぼちゃとみょうがとミニトマト。
かぼちゃは酸味と辛みの後、かぼちゃのほのかな甘みがしておいしかったです。みょうがは爽やかさを残しながらも、独特の辛味と苦みがマイルドになっていて食べやすい！ ミニトマトは甘味が増したように感じました。
わが家の“減らない調味料”第1位の「ウスターソース」ですが、これからは活躍の場が広がりそうです。
まずはスパイシーさが意外とおいしいソース納豆を、ぜひ体験してみてください。
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