2022.07.03

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【猛暑対策】初めてのグリーンカーテン【お手入れ編】ペットボトル活用の害虫対策で虫嫌いさんも安心~◎

暑~い夏の強い味方、「グリーンカーテン」。前回、園芸用培養土の袋を活用した植え付け方法を紹介しました。植えてから早1か月…うちのヘチマ君達はスクスク育っています! 今回はつるを伸ばすのに欠かせない“摘芯”の方法と、虫対策にぴったりなペットボトル捕獲器の作り方を紹介。虫が苦手な方も安心してグリーンカーテンを育てられますよ♪

【猛暑対策】初めてのグリーンカーテンにはヘチマがおすすめ!培養土袋を使えばプランターいらず【植え付け編】

夏になると窓の外やベランダにつる性の植物を這わせているお宅を見かけますよね。これは「グリーンカーテン」と呼ばれ、植物の力を利用した暑さ対策のひとつ。暑~い日差しを遮りつつ、葉から蒸散された水分で空気を冷やす効果もあります。


見た目も涼しげ&おしゃれなグリーンカーテンは環境にやさしいエコな取り組みです。

前回はヘチマのグリーンカーテンの植え付け方法を紹介しました。5~6月に植えたヘチマは、つるが伸びてきたころではないでしょうか。今回はそんなヘチマのお手入れ方法を紹介します!

水やりはたっぷりと!

まず水やり。これから暑くなってくるので、水を切らさないように注意が必要です。表面の土を触ってみて、乾いているようなら器の穴から水が滴ってくるくらい、たっぷりの水をあげましょう。



日中、植物は光合成などで栄養を蓄え、夜にその栄養を使って生長するため、水やりの時間帯は夕方がおすすめです。

また、つるを伸ばしたい時、花が咲いて実を大きくしたい時には栄養が必要です。2週間に一度、液肥(液体肥料)を加えた水をあげてください。


わが家のヘチマの葉っぱも、ぐーんと大きく育ちました!

液肥の量などはそれぞれの製品の指定通りにやってくださいね。

茂らせるための“摘芯”を忘れずに!

つるも伸びてきたら、大切な作業“摘芯”をします! “摘芯”とはつるの先端の部分を摘み取る作業のこと。先端の部分を摘み取ると、脇から新しいつるが伸びてきます。

やり方は簡単。伸びてきたつるの先端を、3㎝を目安に摘み取るだけ!



写真の赤線あたりを手で摘み取ります。



まだ柔らかいので軽くつまむだけで摘み取れますよ。



摘芯作業は最初に伸びてきたつると、そこから出た脇のつるに対して行います。それ以降は摘芯しなくても大丈夫!

これでぐんぐん育ちます♪

ペットボトル捕獲器で虫も簡単駆除!

生長すると、茎や葉っぱに虫がついていることも。そこで、虫の駆除方法を紹介します。

〇アブラムシ

アブラムシはどんな植物でも必ずと言っていいほど問題になるやっかいな虫。そんなアブラムシには牛乳水が効果的です。牛乳を薄めた水をスプレーするだけで手軽に駆除出来ますよ。


水分が蒸発する際に牛乳の膜が収縮し、アブラムシを窒息死させることが出来るそう。

〇カメムシ

都市部にも多く生息しているカメムシは、新芽などの水分を吸ってしまい、生長に悪影響を及ぼします。見つけたらすぐ駆除してくださいね!…と言っても厄介なのが匂い。そこでカメムシに触らずに簡単に捕獲できるペットボトル捕獲器の作り方を紹介します。



材料
ペットボトル1本(350mlサイズがおすすめ)
カッター
セロハンテープ

作り方
1.ペットボトルのボディと首の部分を切り離す。





2.切り取った首の部分を逆さまにし、ボディの部分にはめて、接続部分をテープで軽く止める。



テープでとめるのは2か所ほどでOK。しっかりとめてしまうと、使用後に中身を出す時に大変になるので、あくまでも最小限に留めます。

3.中に少量の水を張れば完成!



カメムシなど取り除きたい虫を発見したら、捕獲器を虫の下に寄せて中に落とします(うまく落ちない場合は割りばしなどを使うと簡単ですよ)。中に落ちた虫は上がって来れないので安心してください。

捕まえた虫は水だけ先に捨てて取り出し、新聞紙などに包んで捨てましょう。苦手な方はそのまま捨てても◎。



わが家のヘチマを見てみると…小さな蕾を発見!暑くなるにつれ、どんどんと生長してきます。これからが楽しみですね!

次回は「花が咲く頃のお手入れについて」紹介します。ご期待ください~!

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