大人も子どもも大好きなハンバーグ。作ろうとすると玉ねぎを炒めて、卵とパン粉を入れて…と、けっこう面倒ですよね。一方、千葉県成田市の農家・糸川有美さんに教わったハンバーグは実にシンプル。ある野菜を擦りおろして、ひき肉に混ぜて、焼くだけ!たった3ステップでふわっふわなハンバーグの完成です。さて、一体何の野菜をスリスリするのでしょうか…?
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レシピを教えてくれた糸川さんは、れんこん農家。そう、今回のふわふわの決め手となる野菜とは「れんこん」です!
「擦りおろしたれんこんを入れるだけで、ふわふわジューシーなハンバーグになります。材料も手順も少なくて済むので手軽ですよ!」(糸川さん)
擦りおろしれんこん入れるだけー!「ふわふわハンバーグ」
材料(4人分)
れんこん…150g
牛ひき肉…150g
サラダ油…適量
塩…適量
こしょう…適量
作り方
1.れんこんは皮つきのまま擦りおろす。
2.ボウルに1とひき肉、塩、こしょうを入れてよく混ぜる。
「れんこんを擦りおろしたときに出てくる水分も、一緒に混ぜてくださいね」(糸川さん)
3.2を食べやすい大きさに成形する。
4.フライパンにサラダ油を中火で熱し、3を焼き色がつくまで焼く。
5.4を裏返し、8分ほど焼けば完成。
あっという間に完成しました!見た目はおなじみのハンバーグと変わりません。
トマトケチャップとウスターソースを混ぜたソースをかけて、いただきます!
わお。まさにふわっふわ! 肉汁もジュワっとしみ出てきます。肉の風味もしっかり感じられるので、味も大満足!これだけきちんとしたハンバーグが手間かからず作れるなんて驚きです。これからは“れんこん買ったらハンバーグ”がわが家の定番になりそう!
「擦りおろしたれんこんを入れるタイミングで、擦りおろしたにんじんを一緒に入れてもおいしいです!野菜が苦手な子どもでもパクパク食べてくれますよ」(糸川さん)
農業と子育ては相性抜群!
7歳、5歳、2歳の3人の男の子の母親でもある糸川さん。農業と子育てを両立する忙しい日々を過ごしています。
「もともとは別の仕事をしていましたが、夫が就農したことをきっかけに農家になりました。農家は自営業なので、急な用事ができても、その前後で作業を入れたり、柔軟に対応できます。子どもの習い事の送り迎えなど、以前より家族のために時間が割けているのが嬉しいです」(糸川さん)
農業を始めたことで、家族でいるのが「当たり前の時間」に変わったという糸川さん。
「これからも家族で協力しながら、おいしいれんこんを育てます!」と笑顔で話してくれました。
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糸川農園
糸川有美さん
茨城県出身。夫の敦さんとともに、千葉県成田市でれんこん農家として新規就農。金澄系の品種を中心に約2.5ha(ヘクタール)で栽培している。有機質肥料による土づくりにこだわったれんこんは消費者から好評で、JA成田市の宝田農産物直売所のほか、地域のスーパーなどに出荷。現在、3人の子育てに奮闘中。※糸川農園ではアルバイトを募集中。問い合わせは090-4950-5006(敦さん携帯)まで。
取材協力/JA成田市 レシピ写真/菊地 菫
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