2022.09.23

食べる

【調理の裏ワザ×2】ロバート馬場流♪目ウロコな野菜水切り術からの〜「硬くならない豚のしょうが焼き」作ってみた!

お料理上手として知られている芸人、ロバートの馬場さん。彼のYouTubeチャンネル『馬場ごはん』で自身が考案したというナイスアイデア!な野菜の水切り術を披露されていました。そして簡単なのに「硬くならない豚のしょうが焼き」も作っていましたよ。お肉がやわらか食感に仕上がるコツは“細切り”にあるらしいのです。馬場さん流の「豚のしょうが焼き」を作ってみましょう。

【最強のTKG】「燻製しょうゆ」の香りで、もうおいしすぎる~♪ ロバート馬場教授が考案!マネして作ってみた!

馬場さん考案の「千切りキャベツの水切り」にトライ!



馬場さん自身が考案したというのが、簡単にできる千切り野菜の水切り術。サラダスピナー(水切り器)がなくてもビニール袋とキッチンぺーパーがあれば、あっという間に野菜に付いている水分を取ることができると、動画の中で言っていました。

そこで、「硬くならない豚のしょうが焼き」の付け合わせ用の千切りキャベツで、試してみることに。

1.キャベツの千切りとキッチンペーパー1枚をビニール袋に入れます。



キャベツの葉2枚を水洗いして千切りにしました。
ビニール袋にキャベツの千切りを全量入れ、クシャッと丸めてから広げたキッチンペーパーを1枚入れます。

2.空気を入れて袋の口を手で閉じ、50回程度振ります。



写真を撮るため一旦片手で袋を持っていますが、実際には両手でビニール袋を持って、思いっきりシャカシャカと振りました。中に入れたキッチンペーパーが野菜についた水分を吸収してくれるというわけですね。

50回程度振って水切りしたのですが、まだキャベツに少し水分が残っていました。キッチンペーパーを取りかえて、もう一度トライ!

そして…。
約50振り×2回、キッチンペーパー2枚を使ってビニール袋で水切りしたキャベツがこちらです!



全体的に水分が取れていて、触ってもビチャッとした感じがありません。ビニール袋を振るだけなので、とても簡単!そしてプチストレス解消にもなりそうな動きとシャカシャカというリズミカルな音に、楽しい気持ちになりました♪



残ったキャベツはビニール袋の口を閉じて冷蔵庫に入れられるので、とても便利です! 馬場さん考案の千切り野菜の水切り、とっても使える裏ワザでした!

続いて「硬くならない豚のしょうが焼き」を作ってみましょう。

細切りの裏ワザで「硬くならない」豚のしょうが焼き!



【材料】(2人分)
豚こま切れ肉…250g
玉ねぎ…1/2個
しょうが…10g
めんつゆ(2倍濃縮)…大さじ1
水…大さじ1
片栗粉…小さじ1/2
黒こしょう…適量

1.しょうがは皮付きのまま千切りにします。



しょうがは皮付きのまま使うと風味が際立ち、千切りにすることで食べたときにしっかりとしょうがの味がするそうです。


2.玉ねぎは繊維を断ち切るように5㎜幅くらいの細切りにします。



半分に切った玉ねぎを横向きにして切ると繊維を断ち切れますよ。

3.豚肉を1㎝幅くらいの細切りにします。



加熱すると硬くなりやすい豚肉ですが、細切りにすることでやわらかさを保てるそうです。ここがこのしょうが焼きの裏ワザですね。

4.中火で玉ねぎを軽く焼いてから豚肉としょうがを入れ、豚肉に火が通るまで炒めます。



豚肉から脂が出るので油は引かなくてもOKとのこと。馬場さんは動画で、焦げ付きやすいフライパンなら適量の油(分量外)を引くように言っていました。ちなみに、筆者はテフロン加工のフライパンを使ったのでノンオイルで調理しています。
玉ねぎは両面に焼き色が付くまで中火で8分程度、豚肉を入れてからは5分程度炒めました。しょうがのよい香りが漂います。

5.片栗粉、めんつゆ、水を混ぜた合わせ調味料を入れ、仕上げに黒こしょうを振ります。



先に調味料を合わせておきます。片栗粉が入っているのでタレが絡みやすくなりますね。



豚肉に火が通ったので合わせ調味料を入れました。弱火にして1分程度煮詰めてとろみを付け、火を止めてから黒こしょうを適量を振りました。

しょうがの味がほどよく主張するさっぱり味!



筆者はこれまで何度も「豚肉のしょうが焼き」を作ってきましたが、しょうがの味がぼんやりとしてしまうことが多く、イマイチだな…と思うことが多くありました。今回、馬場さんの「硬くならない豚のしょうが焼き」を作ってみて、千切りしょうががとてもいい仕事をしているな!と感じました。

辛すぎず、控えめすぎず、ちょうどいい塩梅でしょうがの味がアクセントに♪ 爽やかな風味で全体をまとめています。爽やかさがよりおいしく感じます!



豚こま切れ肉を細切りにしたことで、仕上がりもこのように豚肉が小さめ。最初から小さいので噛みやすく、肉が硬いという印象はありませんでした。子どもにも「食べやすい!」と大好評。

味付けはめんつゆを使ったので簡単でしたが、めんつゆ自体の味にかなり左右されると思います。今回はかつお風味が強いめんつゆだったのであっさりと仕上がりました。もう少し甘味があったほうが個人的には好みなので、合わせ調味料を作る時に味見をして調節するとなお良いかなと感じました。

豚肉が細かくて硬くないので、お弁当にも最適♪



「硬くならない豚のしょうが焼き」は野菜を切って、豚肉を炒めて、味付けを終えるまで20分以内で簡単に作れました。食べやすくておいしいので、お弁当にもぴったりなおかずです。

ご飯の上にキャベツを敷いて「硬くならない豚のしょうが焼き」をどーんと乗せるだけ。朝のお弁当作りがラクでした。

豚肉はビタミンB1が豊富で夏疲れしている体にもいい食材。「豚のしょうが焼き」のレシピはたくさんありますが、馬場さんの「硬くならない豚のしょうが焼き」は食べやすくて簡単に作れます。

ぜひみなさんもお試しくださいね。


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