2022.09.08

食べる

【農家のつくおき】忙しい人のお助け常備菜「揚げなすの薬味びたし」香味マシマシでご飯に豆腐に合う・合う~

仕事に家事に忙しい~残暑疲れでだるい~。わたしはそんな日々が続いてますが、みなさんいかがお過ごしですか?体が疲れていると夕飯を作るのも…ふぅ、ひと苦労です。そこで、暑い中でも屋外で働く農家に、元気が出る"つくおきレシピ"を教わりました。ご飯にのせても、豆腐やそうめんにトッピングしてもバッチリとか!時間のあるとき作っておいて、賢くお手抜きしちゃいましょー♪


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愛知県設楽町の農家・金田くみ子さんは、主にトマトを生産しています。6月頃に始まる収穫作業は、なんと11月頃まで続くのだとか。朝から晩まで忙しく働くので、くたくたで夕飯を作る気力がない……となるそうですが、そんなときに備えて"つくおき"するとっておきのおかずがあります。

それは、「揚げなすの薬味びたし」。なす農家の友人が教えてくれたレシピだそうです。

「これを作っておいた、というだけで気がラクになるんですよ~」(金田さん)

なるほど。常備菜として冷蔵庫に"つくおき"しておけば、体も心も楽になる、と…メモメモ。

夏~秋のお助け常備菜!「揚げなすの薬味びたし」



材料(2~3人分)
なす…3本(300g)
青じそ…10枚
みょうが…3本
長ねぎ…1/4本(20g)
しょうが…1かけ
しょうゆ…小さじ2

作り方
1.なすを縦に四つ切りにして、水気を拭いておく。



2.鍋に油(分量外)を熱し、180℃できつね色になるまで揚げる。揚がったらキッチンペーパーを敷いた皿に取り出して、粗熱をとる。





衣などはつけず素揚げにします。


3.青じそとみょうが、しょうがは千切りに、長ねぎはみじん切りにする。



みょうがは縦に切ります。


4.2の揚げたなすを2~3cm幅に切る。



5.ボウルに3の薬味と4のなすを入れて混ぜ、しょうゆをかけて混ぜ合わせる。





出来上がり!

「青じそとみょうがを、なすと同じくらいたっぷり使うのがポイントです」と、金田さん。

確かに、なすがたっぷりの香味野菜に埋もれて、まさに「薬味びたし」といったビジュアル。これは食欲をそそられる~♡



一口食べると、こってりした揚げなすに香り高いシャキシャキの野菜が絡んでウマ~♡

単体で食べたら、もうお酒がほしくなる!とりあえずビールくださ~い(笑)。

じゃあ、次はそうめんにかけてみよう。



こってりなすが、さっぱりそうめんにピッタリ!そうめんの薬味代わりにもなって一石二鳥ですね。するする~っと飲むように食べちゃいました。ごちそうさまでした!

「お客さんが来たときのおもてなしにも重宝しますよ」と金田さん。

常備菜にもおもてなしにも使える、まさに万能レシピ。なすがおいしい夏から秋にかけて、大活躍しそうですね。わたしも元気のある朝に作って、疲れ切った夜のわたしを助けようっと!

(※冷蔵庫で保存して、2~3日以内に食べ切りましょう)



トマトが育つハウス内はこの季節、危険な暑さに。熱中症には注意を払いながら働くが、夕方にはくたくたになるとか。


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金田(かなだ)くみ子さん

愛知県設楽町で、夫の金田百人(ももと)さんとともに、トマト栽培に従事する専業農家。栽培品種は、桃太郎の系統「りんか」。農作業を始める前と終えた後は、お手製のトマトジュースで水分と栄養補給を欠かさないほか、農作業中は、その場でもいだトマトに塩味をつけて、水分と塩分を補給。トマトの恵みを存分に受け取りながら、栽培と出荷、トマトレシピの考案にも励んでいる。

レシピ写真/石塚修平 取材協力/JA愛知東

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