2022.10.05

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【タンザニアの絶品朝食】「サンブーサ」作ってみた!パリサク食感とスパイシーな香りがたまらんらん♡

タンザニアの人たちが愛してやまない朝食メニューに「サンブーサ」なる揚げ物料理があります。紹介していたのは、朝の情報番組『グッド!モーニング』。今話題のレシピ本『地球のかじり方』に掲載されているレシピで、あの有名な海外旅行ガイドブック『地球の歩き方』が監修しています。日本から遠く離れたアフリカの国では、朝食にどんな料理を食べているのでしょう。興味津々なんでさっそく作ってみます♪

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『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』とは?

『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』は、62の国と地域の名物料理89品を掲載しているそう。日本でなじみのない食材を使う料理でも、代用できる身近な食材を紹介しているので、気軽に世界各国の料理を作って楽しむことができます。

今回、タンザニアの人たちに愛されている「サンブーサ」を教えてくれたのは、『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』の料理制作を担当した、各国料理研究家の佐藤わか子さん。東アフリカにあるタンザニアは、かつてイギリス領だったそう。そのため、同じイギリスの統治下にあったインドの料理が浸透していて、香辛料を使った料理が多いそうです。

「サンブーサ」も香辛料を使った料理です。現地ではサンブーサ用の皮で作るそうですが、春巻きの皮でも代用できるとのこと。さっそく作ってみましょう。

タンザニアの絶品朝ごはん「サンブーサ」の材料と作り方

材料


【材料】2人分
春巻きの皮…3枚
合いびき肉…150g
じゃがいも…120g
ゆで卵…1個
玉ねぎ…1/4個 ※今回使った玉ねぎは小さかったので、1/2個使うことに。
しょうが(すりおろしたもの)…小さじ1/2
カレー粉…小さじ1
クミンパウダー…小さじ1/2
シナモンパウダー…小さじ1/8
パセリ(粗みじん切りしたもの)…大さじ1(パクチーでも可)
塩・こしょう…各少々
水溶き小麦粉…適量 
サラダ油…適量

今回使った春巻きの皮のサイズは20cm×18cm。水溶き小麦粉は、小麦粉と水を各小さじ2ずつ混ぜたものを使用。また、ゆで卵は、鍋に卵がかぶるくらいの水を入れ、冷蔵庫から出した卵を水から15分、中火で茹でて作りました。

【作り方】
1.じゃがいもは皮を剥き、芽を取り、1cm角に切ります。

水を入れた鍋にカットしたじゃがいもを入れ、水からやわらかくなるまで中火で茹でます。沸騰してから3分ほどで茹であがりました。

茹であがったじゃがいもはザルにあげ、ボウルに移し、マッシャーでつぶします。

じゃがいも

2.ゆで卵は白身と黄身に分け、黄身は手で軽くほぐし、白身は粗みじん切りにします。

ゆで卵

3.熱したフライパンにサラダ油を引いて、合いびき肉とみじん切りした玉ねぎを入れ、中火で2分ほど炒めます。そこに、しょうが、カレー粉、クミンパウダー、シナモンパウダーを入れ、さらに中火で2分ほど炒め、塩、こしょうで味を調えます。

スパイスを入れた瞬間、異国情緒漂う香りがしてきました!

ひき肉

4.123、パセリを入れて混ぜれば、具が完成!

具

5.春巻きの皮を対角線上に斜めに切って、半分にします。キッチンバサミを使うと簡単でした。

春巻きの皮

半分に切った春巻きの皮を下の画像のように置きます。

春巻きの皮

左の角を右側に折ります。

春巻きの皮

次に、右の角を左側に折りますが、この時、左の端を水溶き小麦粉でのり付けして閉じます。

春巻きの皮

春巻きの皮

6.5を手の中で袋のように広げ、その中に4を詰めます。

春巻きの皮

春巻きの皮

具を詰めたら、はみ出ている手前の皮を内側に入れます。

春巻きの皮

皮の三角形の部分(下の画像のオレンジ色で示した部分)に水溶き小麦粉を塗り、手前に閉じます。

春巻きの皮

春巻きの皮

サンブーサ

7.フライパンに深さ2~3cmほどサラダ油を入れ、170~180℃でサンブーサの両面を各1~2分ずつ揚げます。火加減は中火。サンブーサの閉じた面を下にして油に入れると、皮が剥がれずに揚げられます。

サンブーサを揚げる

両面がきつね色に揚がったら出来上がり。調理時間は40分。具を春巻きの皮で包むのに、不器用なわたしは手間取ってしまいました。器用な方なら調理時間は大幅にカットできると思います。

サンブーサ

ではいただきます!

熱っ! おいしーーーーい。皮がサクサクでパリパリ。スパイスを効かせつつ、ゆで卵のまろやかさもあって、とってもおいしいです。粗みじん切りした卵の白身が食感のアクセントになっています。

パセリの独特の風味とスパイスもよく合う! ひき肉とじゃがいもで満腹感があるので、タンザニアで朝ごはんとして食べられているのも納得。現地ではホットチャイと一緒に食べるそう。おしゃれな朝ごはんですね。

サンブーサ

塩、こしょうを軽めにしたので、味が少し薄かったのが残念。ちょっと濃いかなと思うくらい入れて、ちょうどいいと思います。もしくは、スイートチリソースをつけてもおいしいそう。タイとタンザニアのコラボ♪

今回、20cm×18cmの春巻きの皮を使ったのですが、レシピ通り、3枚使って6個のサンブーサを作ったところ、具がけっこう余ったので、2枚追加し、結局、10個のサンブーサを作りました。

食べきれなかったサンブーサを冷めた状態で食べましたが、断然、揚げたて熱々のほうがおいしいです。食べる直前に揚げるのが絶対おすすめ! 遠く離れたタンザニアの朝ごはん「サンブーサ」。みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

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