ブルガリアには「タラトール」という絶品朝ごはんがあるらしい…。紹介していたのは朝の情報番組『グッド！モーニング』。『地球の歩き方』が監修した話題のレシピ本『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』に掲載されているレシピで、東ヨーロッパの国、ブルガリアの朝ごはんが身近な材料で簡単に作れるそう。ブルガリアといえば、ヨーグルト！この“タラトール”もヨーグルトをたっぷり使います♪【世界のズボラ飯】韓国編：ご飯に氷水をぶっかける「ムルマルンバブ」作ってみた！6種の具材で食べ比べ♪ブルガリアでは暑い季節に食べる朝ごはん『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』には、62の国と地域の名物料理89品が掲載されています。日本でなじみのない食材や手に入りにくい食材には、代用できるものを紹介しているので、気軽に世界各国の料理を作って楽しめます。
ブルガリアを代表する料理「タラトール」を教えてくれたのは、『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』の料理制作を担当した、各国料理研究家の佐藤わか子さん。「タラトール」はヨーグルトときゅうりの冷製スープで、ブルガリアでは暑い夏の、朝ごはんや前菜として欠かせない、季節の定番料理だそう。
普段からヨーグルトもきゅうりもよく食べますが、ヨーグルトときゅうりの組み合わせなんて、わたしは初めて。佐藤さんイチ押しという「タラトール」、さっそく作ってみましょう。
ブルガリアの冷製スープ「タラトール」材料と作り方
番組では2～3人分の分量を紹介してましたが、今回は分量を半分にして1～2人分で作りました。また、材料のディルは手に入らなかったのでパセリで代用します。
【材料】2～3人分ヨーグルト(無糖)…300g
きゅうり…2本
ローストくるみ(みじん切り)…20g
にんにく(すりおろし)…小さじ1/4～1/2
ディル(粗みじん切り)…適量
オリーブオイル…大さじ1
塩…適量
水…150ml
【作り方】1.きゅうりは縞目に皮をむき、5㎜角に切ります。縞目に皮を剥く理由を調べてみると、縞目に剥くことで青臭さが減り、食べやすくなるからだそう。もちろん、見栄えのよさもあると思います。
1本のきゅうりを5㎜角に切ると、結構な量があります！たっぷり♡
2．1をボウルに入れ、オリーブオイルと塩を加え、よく和えます。
3．別のボウルにヨーグルトと水を入れて混ぜます。
4．3に
2とくるみ、ディル、にんにくを入れて混ぜ、塩で味を調整し、冷蔵庫でよく冷やします。今回はディルがなかったので、パセリで代用しました。
ちょっと味見してみると…おいしい！ヨーグルトとにんにくって意外と合いますね。塩加減もちょうどいいので、新たに塩は加えず、冷蔵庫で冷やすことにしました。食べるのが楽しみ！
5．3時間ほど冷蔵庫で冷やしてから
4を器に盛って、オリーブオイル(分量外)をひとかけすれば出来上がり。火を使わず、とっても簡単に出来ました。冷やす時間は別として、調理時間はわずか5分！
ヨーグルトの白ときゅうりの緑で、とっても涼しげ♪
では、いただきます！
おぉ～。なめらかでとっても爽やかなスープです。味見した時より、冷やしたほうが味がギュッとしまった感じがしておいしい！にんにくがほんのり効いていて、味に深みもあります。
ヨーグルトの酸味とまろやかさ、きゅうりのシャキシャキ感、そして、たまに口の中に入るくるみの香ばしさとカリッとした食感がいい！
ディルが手に入らなかったのでパセリで代用しましたが、パセリの独特の苦みと風味がアクセントになって、大人好みのスープになっています。ヨーグルトがベースで、きゅうりもたっぷり入っているので、食べ応えもバッチリ。暑くて食欲がない日でもこのさっぱりしたタラトールならおいしく食べられそう。
今回の分量ではトロッとしたスープになりますが、サラッとしたスープにしたければ、水の量を増やせばいいそうです。今日初めてタラトールを食べましたが、わたしの“お気に入り”スープになりました。今度は、ディルを使って作ってみたいなぁ。どんな味に仕上がるのか楽しみ♪
とっても簡単に作れるブルガリアの定番スープ「タラトール」、みなさんも作ってみてくださいね。
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