きゅうりは“生”で食べるものだと信じていたのに、“炒めてもおいしい”とは初耳！ 教えてくれたのは、チャンネル登録者数44万人以上、香川県在住75歳の人気ユーチューバー、川原恵美子さん。きゅうりをかまぼこやしょうがと炒めるだけで、とっても簡単に激ウマ料理が出来るそう。コツは、きゅうりの種を取ること、この1点。炒めたきゅうりはどんな味なんでしょ。興味津々！さっそく、作ってみましょう。
あの冨永愛さんの斬新な納豆の食べ方とは⁉「ごちゃ納豆」はまさかの生野菜入り！【スーパーモデル食】川原さん秘蔵レシピ「激ウマきゅうりの炒め物」の材料と作り方“75歳のユーチューバー川原さん”とは、香川県のそば店「田舎そば川原」の女将・川原恵美子さんのこと。YouTubeで定番料理をおいしく作るコツなどを発信しており、テレビの人気バラエティ『週刊さんまとマツコ』他に出演したり、お料理エッセイを出版するなど、各メディアで引っ張りだこなんです。
そんな川原さんの秘蔵レシピ「激ウマきゅうりの炒め物」は、きゅうりの種を取って炒めるのがポイント。取り除いたきゅうりの種はもちろん捨てず、別の料理に使えるそうです。きゅうりの種を使った料理…こちらも気になりますね！
【材料】3～4人分きゅうり…3本
かまぼこ…1本
天ぷら(さつま揚げ)…1本
しょうが…1かけ(大きめ)
鷹の爪…1/2本
ゴマ油…大さじ1
◆調味料
塩…少々
料理酒…大さじ1
薄口しょうゆ…小さじ1
◆仕上げ用
白いりゴマ…少々
川原さんの使っていたしょうが1かけは、かなり大きいサイズだったので、わたしも大きな1かけ(約25g)をチョイス。鷹の爪は小さいサイズのものをまるっと1本使うことに。
また、“天ぷら”とは、“さつま揚げ”のこと。川原さんがYouTubeで使っていた天ぷら(さつま揚げ)は、白くて長い棒状のもので、わたしは初めて見ました。棒状なので、分量も1“枚”ではなく、1“本”なんですね！地方の食文化っておもしろい！ 今回は、一般的なさつま揚げを1枚使うことにしました。
【作り方】1．きゅうりは左右の先端部分を切り、長さを3等分します。3等分したきゅうりをそれぞれ4～6等分します。
切ったきゅうりは、水分の多い種の部分を包丁で削ぐようにして取り除きます。この種を取り除くことがポイント。水っぽくならずに仕上がるそうです。
今回使ったきゅうりは大きくて、2本切っただけでけっこうな量(上の画像)になったので、急きょ、3本目は切らず、2本使うことにしました。
取り除いた種を使った一品は後ほど紹介しますね。
2．かまぼこは板から外し、きゅうりの長さに合わせて拍子木切りにします。さつま揚げも同様に拍子木切りにします。
3．しょうがは皮に栄養があるそうなので、皮つきのまま調理。千切りより少し太めの細切りにします。鷹の爪は小口切りにします。
4．フライパンにゴマ油を入れ、強めの中火で熱し、しょうがと鷹の爪を入れて炒めます。香りが立ったらきゅうりを加え、塩、料理酒、しょうゆを入れ、2分ほど炒めます。
中火にして、かまぼことさつま揚げを入れて1分ほど炒めます。
5．4をお皿に盛り、白ゴマをひねりながら振りかければ出来上がり。白ゴマを指先でひねるようにつぶすと香りが立つそうです。調理時間はわずか10分！
彩りきれい♪ ゴマ油としょうがのいい香り～♪ では、いただきます！
きゅうりがシャキシャキでおいしい！ 炒めると“青臭さ”が強調されるかと思いましたが、“青臭さ”はまったくありません。ゴマ油がきゅうりにコーティングされ、シャキシャキ感もありつつ、しっとり感もあります。水分の多い種の部分を取り除いたことで、味がぼやけず、きゅうりの旨味をダイレクトに感じますね。
きゅうり、かまぼこ、さつま揚げ、しょうがを一緒に食べると、かまぼことさつま揚げの甘みとコク、しょうがのさわやかな風味と辛みがシャキシャキきゅうりにプラスされ、なんとも味わい深い♪
調味料は、しょうゆと料理酒と塩を少量使っただけなのに、しっかり味がついていて、しかもひとつにまとまっている!!! 料理上手な人って、いろいろ使わず、シンプルなんだよなぁ～とあらためて思いました。尊敬♪
さて、ひとつ気がかりなのは、調理の過程で取り除いたきゅうりの種。
YouTubeで川原さんは「きゅうりの種のところもひとつのお料理に使えますので捨てないように…」とおっしゃっていたので、最後にきゅうりの種を使った料理を紹介してくれるのかなぁ…と待っていましたが、そのままYouTubeは終了してしまいました。
えーーーーっ、残ったきゅうりの種、わたしにはどうすることもできませんよぉ～。とにかく、何かあるはずだと、川原さんのYouTubeを探したら、きゅうりの種を使った一品料理がありました！ あぁ～よかった。きゅうりの種と一緒に途方に暮れるところでした。
作り方はとっても簡単。取り除いたスティック状のきゅうりの種に、千切りにした青じそとかつお節、白ゴマをたっぷりのせて、しょうゆをかければ出来上がり。あっという間にできる一品です。
では、いただきます！
問題なく、おいしい！ 水分をたっぷり含んだきゅうりの種が瑞々しくて、さわやかです。種のぷちぷちした食感も◎。青じそとかつお節が合わないわけありません。
青じそのかわりにみょうがでもおいしいそうです。料理の邪魔になるからと一度は取り除かれたきゅうりの種も、見事おいしい料理となって復活しました！ さすが料理上手な川原さんですね。
“生”のきゅうりとはまた違ったおいしさの「激ウマきゅうりの炒め物」、みなさんも作ってみてくださいね。もちろん、きゅうりの種の一品も！
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