2021.07.20

食べる

【酪農家発のヨーグルトレシピ】 カラフル&スパイシー!ヨーグルトサラダとお手軽ディップ3種

ヨーグルトは、サラダにあわせるのがいい!って、ご存じですか? 野菜のうまみを引き出すほか、野菜の食物繊維とヨーグルトの乳酸菌のダブルパワーで、腸内環境を整えてくれるんです。酪農家自慢のレシピを紹介します。



教えてくれたのは、東京都八王子市で牧場「磯沼ミルクファーム」を経営する磯沼正徳さんです。

夏におすすめ! ヨーグルトを使ったスパイシーサラダ「ライタ」の作り方

「ライタは、ヨーグルトの中に野菜や果物、クミンなどのスパイスを入れてサラダ風に仕上げたインドの家庭料理です。夏のおもてなし料理にぴったりです」(磯沼)

材料(4~5人分)
プレーンヨーグルト…300g
トマト(中玉)…1個(約150g)
キウイフルーツ…1個(約100g)
キュウリ…1本(約100g)
リンゴ(中玉)…1/2個(約150g)
クミンシード…小さじ1
塩・こしょう…各少々
ミントの葉(あれば)

作り方
1.トマトは洗ってヘタを取り、ひと口大に切る。



2.キウイは皮をむき、縦半分にして5mm幅の半月切りにする。



3.キュウリは洗って縦半分に切り、5mm幅の半月切りにする。



4.リンゴは4等分に切って皮をむき、芯を取る。縦半分にして5mm幅のイチョウ切りにする。



5.1~4をボウルに入れて全体をかるく混ぜる。



6.クミンシードをフライパンでから炒りしてジッパー付き保存袋に入れ、袋の上からすりこぎを転がして細かくつぶす。





7.ヨーグルトを混ぜてなめらかにする。



8.76と塩・こしょうを加えてよく混ぜる。



9.8をボウルに流し込み、ざっくりとあえる。



10.器に盛り、ミントの葉を飾る。



「スパイスがきいて、さわやかな味わいなので、暑い日や食欲のない日によく食べます。カレーに添えるサラダとしてもおすすめですよ」(磯沼さん)

忙しい日も1分でできる! 野菜が引き立つお手軽ディップ3種の作り方



材料(2~3人分)
チリソースディップ
 プレーンヨーグルト…大さじ1
 チリソース…小さじ1

マヨネーズディップ
 プレーンヨーグルト…大さじ1
 マヨネーズ…小さじ1

ジェノベーゼソースディップ
 プレーンヨーグルト…大さじ1
 ジェノベーゼソース…小さじ1

作り方
1.器にヨーグルトを入れ、それぞれの材料を加えてよく混ぜる。

2.お好みの野菜をスティック状に切り、3種のディップを添える。

「味の強い素材もヨーグルトを合わせるとまろやかになります。3種のディップは色合いがちがうので、見た目もきれいです。野菜がモリモリ食べられますよ」(磯沼さん)

乳酸菌は毎日とるのがベスト


磯沼ミルクファームの「ジャージープレミアムヨーグルト」

「ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整える働きがありますが、腸内に長い間とどまることはないとされています。だから、毎日とりたい。ヨーグルトを食事に取り入れれば、食べる機会も増えますよ」(磯沼さん)

磯沼ミルクファーム

磯沼正徳さん

東京都八王子市で約90頭の乳牛を飼育、搾った生乳を出荷するほか、牛乳、ヨーグルトなどオリジナル乳製品の製造販売も手がける。飼育する牛は、おなじみのホルスタインをはじめ、ジャージー、ブラウンスイス、エアーシャー、ガンジー、ミルキングショートホーンの6種類。都市の中のオープンファームとして、珍しい牛との触れ合い、乳搾りやエサやりなどの体験プログラムも実施し、人気を集めている。ウェブサイトはhttps://www.isonuma-milk.com/

写真/津田雅人 取材協力/JA八王子

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