ヨーグルトの食べ方に変化をつけたい方、必見。ヨーグルトのことを知り尽くした酪農家に、混ぜるだけで味も食感も変わる、お手軽スイーツレシピを教えてもらいました。
教えてくれたのは、東京都八王子市で牧場「磯沼ミルクファーム」を営み、ヨーグルトの製造販売も手がける磯沼正徳さんです。
マシュマロ混ぜるだけヨーグルト
材料（1人分）プレーンヨーグルト…100g
ホワイトマシュマロ…20g
作り方1．器にマシュマロを入れ、ヨーグルトを加える。
2．ラップをして3～4時間、できれば、ひと晩、冷蔵庫で置く。
3．食べる前に、スプーンでマシュマロを適当な大きさにくずしながら、全体を混ぜる。
4．器に盛る。
「くずしたマシュマロとヨーグルトで、ムース風の食感になります。マシュマロのほのかな甘みもついて、おいしいですよ」（磯沼さん）
ドライフルーツ混ぜるだけヨーグルト
材料（1人分）プレーンヨーグルト…100g
ミックスドライフルーツ…10g
ミントの葉（あれば）
作り方1．ヨーグルトにドライフルーツを入れてざっくりと混ぜる。
2．ラップをして3～4時間、できれば、ひと晩、冷蔵庫で置く。
3．器に盛り、ミントの葉を飾る。
「ドライフルーツにヨーグルトの水分・ホエーがしみこんで、果物がやわらかくふくらみます。ただ、時間を置きすぎると、色合いが変わって見映えが悪くなるのでご注意くださいね」（磯沼さん）
玄米フレーク混ぜるだけヨーグルト
材料（1人分）プレーンヨーグルト…100g
玄米フレーク…10g
作り方1．ヨーグルトに玄米フレークを入れてざっくりと混ぜる。
2．ラップをして3～4時間、できれば、ひと晩、冷蔵庫で置く。
3．器に盛る。
「ホエーを含んでしっとりとした玄米フレークは、ボリュームがあります。ヘルシーですし、小腹がすいたときにもいいですよ」（磯沼さん）
磯沼ミルクファームでは世界にひとつの特製ヨーグルトを製造販売
ヨーグルト通の磯沼さんは、ヨーグルトの製造販売にも携わっています。牧場の入り口には「かあさん牛のヨーグルト工房」という看板が。世界一小さいヨーグルト工房です。
こちらが工房の入り口。世界にひとつのヨーグルトが作られている場所です。
1頭の牛の乳だけで作るというプレミアム！
磯沼ミルクファームの「ジャージープレミアムヨーグルト」（500ml 税込1512円）
「磯沼ミルクファームでは、まろやかなジャージー牛のミルクを使ってヨーグルトを作っています。それだけでも珍しいのですが、写真のプレミアムヨーグルトは、1頭の牛の乳だけで作ったものなんです」（磯沼さん）
ラベルには、おかあさん牛の名前が！ まさしく、世界にひとつです。
こちらが、おかあさん牛のミーちゃん。
クリーム層とヨーグルト層の2層仕立てヨーグルト
「このヨーグルトは、脂肪を均一化しないノンホモジナイズミルクで作るので、浮き上がった乳脂肪分がクリーム層を形成するのが特徴です」（磯沼さん）
「クリーム層はヨーグルト層に混ぜてもいいのですが、パンやクラッカーに乗せて、少しだけ塩をふって食べてみてください。やみつきになりますよ」（磯沼さん）
離乳食にも安心のホンモノの味！
「ジャージー牛の生乳100％ですからコクがあり、無糖・無添加でもしっかりおいしい。味覚を形成する乳幼児期の離乳食にも自信をもっておすすめします」（磯沼さん）
磯沼ミルクファームの商品は、
こちらから購入することができます。ぜひチェックしてみてくださいね。
磯沼ミルクファーム
磯沼正徳さん
東京都八王子市で約90頭の乳牛を飼育、搾った生乳を出荷するほか、牛乳、ヨーグルトなどオリジナル乳製品の製造販売も手がける。飼育する牛は、おなじみのホルスタインをはじめ、ジャージー、ブラウンスイス、エアーシャー、ガンジー、ミルキングショートホーンの6種類。都市の中のオープンファームとして、珍しい牛との触れ合い、乳搾りやエサやりなどの体験プログラムも実施し、人気を集めている。ウェブサイトはhttps://www.isonuma-milk.com/
