2021.07.21

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【家庭菜園雑誌編集長がトライ】ベランダでメロン栽培やってみた!日記前編

長引くコロナ禍で、マンション暮らしでも野菜を育てたい人が増えてます。夏の今なら、トマトやきゅうりを栽培している人は多いのですが、家庭菜園雑誌『やさい畑』の編集長が育てるのは、ナントあの高級果物、マスクメロン!!本当にメロンがベランダで栽培できるの?ちゃんと甘~い実をつけるの?収穫までの様子をレポートします。



こんにちは!家庭菜園雑誌『やさい畑』編集長のSです。さて、僕の育てるメロンはロマン。網目が皮にびっしり張ったマスクメロンは家庭菜園愛好家の憧れといってよいでしょう。


こんなやつですね~んっメロンマスク?

畑に植えると、病気になったり、虫が入ったり、カラスにつつかれたり。収獲にたどりつくまでの苦労は、トマトやナスの比ではありません。

そこで閃きました。
そもそも土がなければ、土が原因の病害は出ないんじゃないか。
ベランダなら畑に比べて虫やカラスのリスクはうんと下がるはず。

というわけで買っちゃいました!



どこでも誰でも簡単設置の『浮かせてキット』
容器・肥料・エアーポンプ・ハイドロボールがセットになってます。

肥料を混ぜた水道水を容器に入れて、苗を水に浮かせ、エアーポンプで空気を送り、水と対流させます。

見てのとおり、土をまったく使わないのでベランダも手も汚れません。

ちなみに苗のまわりにある粒粒がハイドロボールです。ハイドロボールは粘土を焼いて作られたボールみたいな石のこと。水耕栽培ではこのハイドロボールが土の代わりとなるんです。

しかし土もないのに「根付く」のだろうか?
で、3日後。なんとたちまち花が咲きました。

ウリ科野菜特有の黄色い花ですね。キュウリもカボチャもスイカもみんな黄色なんですよ。



ただし、このあたりに花が咲いても実はつかないので、摘み取ります。

花は咲いているだけで養分を使うので、摘み取って、株の生長のために養分を回してあげます。



なんか、もったいない気もしますけどね~。

こうやって生長を手助けをしてあげると
どんどんつるが伸びていきます。

1週間後にはつるが下へ這い出していきそうになったので、園芸ネットを這って上へ上へと伸ばしていきます。



みなさんもゴーヤーのグリーンカーテンは見たことがあるでしょう。あれと同じことをやります。



カーテンの裾にS字の金具を引っ掛け、ベランダ天井にあるフックに結びます。



5段の脚立はちょっと怖いので、2人でやりました。



このネットを伝ってつるが伸びていきます。

はい、2週間が立ちました。

日照不足をものともせず、水耕パワーでこの通り。



メロンに限ったことではないんですけどね、
野菜って伸ばし放題ではダメで
よい実をとるために、いらない枝や実を摘む必要があるんです。

ほうっておくと、つるが伸び放題になるので
早いうちに元気なつるを残してほかは整理してしまいます。



こんな感じで・・・チョキチョキ



この栽培は現在進行形にて、次回は収穫までお見せします(できるといいんですけどね)

参考
『浮かせてキット』が欲しい方はこちらからどうぞ
有限会社グリーンスペース造園
http://gszouen.com


やさい畑

編集長S

農的情報を発信する家庭菜園雑誌。『やさい畑』は、日本で最初の家庭菜園雑誌として、2002年に創刊。家庭菜園ですぐに取り入れられる野菜づくりの実用情報に徹しています。とりわけ栽培実験に基づく比較検証記事が特長です。やさい畑2021年夏号は書店にて好評発売中!
ホームページはhttp://www.ienohikari.net/press/yasai/
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