2021.11.15

食べる

【養鶏農家のお母さん直伝】60年間変わらぬおいしさ、卵が主役のプリンレシピ

産みたて卵をたっぷり使ったプリンは、東京都府中市で養鶏を営む高野家の定番のおやつです。教えてくれたのは高野サト子さん。女学校時代に習った作り方を基本にアレンジしてきました。今年80歳のサト子さんのプリン作りのキャリアは、なんと60年以上!ずっと作り続けていきたい、高野家秘伝の味を教えてもらいました。



卵たっぷり特製プリン

材料(80mlのプリン16カップ分)
卵…約8個(正味470g)
牛乳…1L
砂糖…140g
バニラエッセンス…4滴
砂糖(カラメル用)…80g
水(カラメル用)…大さじ1

作り方
1.まずカラメルを作る。片手鍋に砂糖を入れ、弱火にかける。



2.弱火にかけながら、砂糖を焦がさないようにかき回し続けると水分が出てきて、徐々に飴色になっていく。



3.カラメルの表面が泡立ち、ブクブクしてきたら、



一気に水を加え、



さっくりと混ぜたらカラメルは完成。



4.用意したプリン用のカップへ均等にカラメルを注ぎ入れる。



5.続いて、プリン液を作る。片手鍋に牛乳と砂糖を入れ、弱火にかけて砂糖を溶かす。砂糖が溶けきったら火から鍋をおろして冷ましておく。



6.ボウルに卵を割り入れ、黄身と白身がきれいに混ざるよう、よくかき混ぜる。



7.5が冷めたら56を加えて、よく混ぜ合わせる。



8.プリンの舌触りがよくなるよう、7をざるに1回通して濾す。



9.香りづけにバニラエッセンスを入れ、軽く混ぜれば、プリン液の完成。



10.カラメルを入れたカップに、プリン液を均等に注ぐ。



11.蒸し器にカップを入れ、10分ほど蒸したらできあがり。



一口食べると卵の優しい風味が口いっぱいに広がります。



「甘すぎなくて、卵そのものの風味を味わえるプリンでしょう。家族みんなで食べてきたこのプリンには、思い出がたくさん詰まっています」(サト子さん)



おいしい卵が手に入ったら、ぜひ試してみてください!



高野さん一家が愛情込めて育てる鶏の卵は高野養鶏場内直売コーナー、JAマインズ直売所(マインズショップ西府店・マインズショップ調布店・マインズショップ狛江店・府中特産品直売所)にて購入することができます。贈答用も販売しており、遠方まで送ることも可能。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

高野養鶏場

高野サト子さん

高野養鶏場の創業は1926年。府中市内にはかつて養鶏場が20か所ほどあったが、今でも養鶏を営むのは高野家だけ。卵を産む成鶏を年間で約3000羽育てている。消費地に近い養鶏場であるため、産まれた卵は翌日には顧客に届ける。品質だけでなく、鮮度のよさも折り紙付き。養鶏場には直売所も併設されており、卵は卵自販機で販売。自家製の鶏糞堆肥で育てた野菜も販売している。
高野養鶏場 
住所:東京都府中市南町6-14-1 
電話:042-361-9377

写真/津田雅人 取材協力/JAマインズ

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