2022.11.19

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“レジャーシートが風でめくれる”ストレスが「輪ゴム」で解消⁉実際に試してみた!【レジャーの裏ワザ】

運動会やピクニック、ハイキング…と秋のレジャーで大活躍なレジャーシート。アウトドアの楽しいひと時には欠かせないアイテムですが、“風でめくれてしまう”のが結構ストレスじゃないですか? 四隅に靴や荷物を置いて押さえるのが定番ですが、もっとスマートにきっちり押さえる方法があるんです。先日、朝の情報番組『ZIP!』で紹介していました。用意するのは輪ゴムのみ。実際にピクニックに出かけて試してみようと思います!

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レジャーシートが風でめくれるストレス

レジャーシートを利用したことのある多くの人が、「風でめくれるのが気になる」「風が強いと気が気ではない」というストレスを経験したことがあるのではないでしょうか。
四隅に荷物や靴を置いて押さえているという状況は、誰もが目にしたことがあると思います。



このようにただ広げただけのシートを見ると、あまりの無防備さにハラハラしてしまいますよね。

レジャーシートがめくれないようにする方法

日本テレビ「ZIP!」で紹介されていた方法は、簡単に箇条書きするとこうです。

①輪ゴムでシートの角、拳一個分くらいのところを縛る
②縛った端を地面側に折り込む
この2ステップ。

あまりにも簡単ですが、言葉だけではなかなか通じない方法です。
輪ゴムで縛って折り込むってどういうこと?
そんなんで本当にめくれなくなるの?

というわけで、実際にやってみることにしました。

ピクニックに行って試してみた!

こういう実験はやはり本物のレジャー感があってこそ!
というわけで、張り切ってお弁当を作ってピクニックに行ってきました。
それでは、上記手順を試してみましょう。



何の変哲もないレジャーシートの角。これの拳一個分のところを…



ゴムで縛ります。



そしてレジャーシートを地面側に折り込んで角の一つは完成!
これを四隅で実行します。



完成!

このレジャーシートに座ってお弁当を食べていたのですが、その時、ちょうど良い感じの強目の風が!



なかなか伝わりにくいかもしれませんが、風が吹いて少しシートが膨らんでいるのがお分かりでしょうか。
最大で膨らんでもこの程度。
レジャーシートは全くめくれることなく、わたしのお弁当タイムは快適に保たれました。

どうしてめくれないのか⁉

この方法だとレジャーシートがどうしてめくれないのかについては「ベルヌーイの定理」が関係しています。
急に難しい言葉が出てきましたが、原理は簡単。

たとえば、カーテンの近くを素早く通り過ぎると、触れていないのにカーテンがめくれますよね。
これは素早く通り過ぎることで、カーテンの片側の空気が早く動くので圧力が下がるため、めくれているのです。
この現象の「どうしてめくれるか?」というところが、ベルヌーイの定理。

今回のレジャーシートの場合、風が吹いた時、シートの上はゆっくり風が通り抜け、シートの下は空間が狭いために速く空気が通り抜けます。
そのため、シート下の気圧が下がり、飛ばされにくく(めくれにくく)なるということだそうです。

実際に実験してみて思ったのは、四隅を同じ方向に折り込むことで、シートの四辺に厚みが出て固くなったからではないか、とも思いました。
いずれにせよこの方法でシートはめくれにくくなりました。

この方法で行楽を思う存分楽しんでください!

多少の風があった方が涼しくて過ごしやすいのもまた事実ですから、シートが風に負けない対策をしっかりしてお出かけしたいですよね。
シートがめくれるストレスから解放されて食べるお弁当のおいしいこと!
輪ゴムが4つあれば簡単にできますので、ぜひお試しください!

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