2021.08.13

食べる

【農業男子直伝】用意するのは、なすと水と小麦粉だけ!ふわふわ&ジューシーを味わうなすの天ぷらレシピ

新鮮ななすといえば、ふわふわな食感とそのジューシーさ。このおいしさをめいいっぱい味わうなら、天ぷらがおすすめです。水と小麦粉だけで作った軽い衣でさっと揚げれば、さくさくでトロトロな、絶品なすの天ぷらのできあがり!東京都調布市で「伊藤農園 asobibatake」を営む農業男子、伊藤彰一さんに旬のなすを使ったおいしい天ぷらの作り方を聞きました。



ふわとろ感を味うならまずは天ぷらに!

夏はなすの旬!調布市の「伊藤農園 asobibatake」で農業を営む、伊藤さんの畑では、長さ30cm以上あるふわとろ長なすを収穫体験できます。



ふわとろ長なすは、実がふわふわ柔らかくて、とれたてを天ぷらにするととろっとろになります。おいしいですよ」と伊藤さん。

薄切りがポイントだという伊藤さんおすすめの天ぷらの作り方を教えてもらいましょう。

長なすの天ぷら



材料(3人分)
なす…2本(約240g)
小麦粉…100g
水…100cc



天ぷら衣は小麦粉と水を1:1の分量で作ります。

作り方
1.なすは7mm厚さに切る。



「ジューシーさを逃さないように短時間で揚げたいので、なすを薄めに切るのがポイントです」と伊藤さん。

2.小麦粉に同量の水を入れる。



3.泡立て器で手早くかき混ぜる。



4.粉っぽさがなくなったらOK。



5.鍋に揚げ油(分量外)を入れて、菜箸を入れて細かい泡が出てくるまで熱したら(170~180℃)、なすを4の衣にさっとくぐらせる。



6.順番に揚げていく。短時間でからっと揚げましょう。



7.1分ほど揚げたら上下を返してさらに1分ほど揚げ、バットにあげる。



揚げている間、なすはなるべく触らないのがコツ。

8.できあがり。粗塩でシンプルにいただきましょう。



「高めの温度で一気に揚げるのが、なすの天ぷらのコツ。からっと揚がりますよ」と伊藤さん。



塩を少し振りかけて食べると、まわりの衣はサクサク。内側のなすのふわふわ、とろとろ食感と相まってたまらないおいしさです。

食卓の準備ができてから揚げると、揚げたてアツアツを食べられます。

おいしいなすの天ぷら、なすが旬の今こそぜひ挑戦してくださいね。






伊藤農園asobibatake

伊藤彰一さん

東京都調布市、京王線仙川駅から徒歩3分、住宅街の中にある農園。400年以上続く農家を継承し2016年に就農。1ヘクタールの農地で年間30品目の野菜を育て、近隣スーパーの直売コーナーで販売する他、学校給食やレストランなどに提供する。毎年夏休みシーズンには「ミニトマト狩り」「枝豆収穫祭」「夏野菜収穫体験」などのイベントを開催して大人気。大学時代に電子工学を専攻し、卒業後はITベンチャーでシステムエンジニアとして人事・会計などの業務ソフトウェアやアプリ開発に携わった。伊藤さんが開発した個人農家向け栽培管理無料アプリ「Agrihub(アグリハブ)」ユーザーは現在1万6000人を超える。
ホームページはhttps://itonouen-sengawa.studio.site/
アグリハブについてはこちら

写真/石塚修平 取材協力/JAマインズ・JA東京中央会

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