2021.08.16

食べる

【農業男子直伝!自家製トマトソースで夏を乗りきる】ご飯とも相性ぴったり!真夏に食べたいスタミナトマト料理<豚バラのトマト煮>

夏真っ盛りの農園で真っ赤に完熟するトマト。旬の野菜を食べると、暑さにバテた体も元気を取り戻せそう。東京都調布市で「伊藤農園 asobibatake」を営む農業男子、伊藤彰一さんは、完熟トマトをトマトソースにして、豚バラと合わせて食べることも多いそう。コクのあるトマトソースが厚切り肉にからんで、箸が止まらないおいしさです!



トマトと肉の相性は最高!おすすめは豚肉の煮込み

「伊藤農園 asobibatake」の伊藤彰一さんは、たくさん実って余ってしまう完熟トマトを、トマトソースにして保存しています。



「いろんなトマトをミックスしてミキサーにかけて煮詰めるだけ。トマトのうまみと甘みがぎゅっと閉じ込められるので、料理にアレンジすると最高です」



完熟トマトを使ったトマトソースの作り方は、こちらをご覧ください。

今回は、ブロック肉を使うのがポイント。簡単なのにごちそうになる、トマト煮込みのレシピを教えてもらいます。

豚バラ肉のトマト煮

「わが家はいつも、この料理をするときには、ブロック肉を買います。サムギョプサルをイメージして、厚さ5mmぐらいに切ってください」と伊藤さん。



材料(3人分)
トマトソース…400cc
豚バラブロック肉…200g
にんにく…1かけ
オリーブオイル…大さじ1.5
塩・こしょう…各適量



作り方
1.豚肉は5mm厚さに切る。



2.フライパンにオリーブオイルとみじん切りしたにんにくを入れて熱し、香りが出たら1の豚肉を加える。



3.何度かひっくり返し、豚肉に火を通す。



4.3に火が通ったところでトマトソースを加える。



5.かき混ぜてトマトソースの水気を飛ばしながら煮詰める。



6.トマトソースの水気がなくなり、豚肉にからむようになったら、塩、こしょうで味をととのえる。



7.できあがり。



ゴロゴロお肉でスタミナたっぷり!ニンニクとトマトの香りが広がります。

「豚肉たっぷりですが、トマトソースをからめるとさっぱり食べられるんです。ご飯が進むおいしさですよ」(伊藤さん)



お腹を空かせてパクパク食べたいおいしさ!食べる前に少ししょうゆを足しても◎。

豚肉には疲労回復効果のあるビタミンB群もたっぷり。トマトソースの栄養も加わって、夏の疲れが吹き飛びます。

栄養満点なこちらの逸品、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。
 





伊藤農園asobibatake

伊藤彰一さん

東京都調布市、京王線仙川駅から徒歩3分、住宅街の中にある農園。400年以上続く農家を継承し2016年に就農。1ヘクタールの農地で年間30品目の野菜を育て、近隣スーパーの直売コーナーで販売する他、学校給食やレストランなどに提供する。毎年夏休みシーズンには「ミニトマト狩り」「枝豆収穫祭」「夏野菜収穫体験」などのイベントを開催して大人気。大学時代に電子工学を専攻し、卒業後はITベンチャーでシステムエンジニアとして人事・会計などの業務ソフトウェアやアプリ開発に携わった。伊藤さんが開発した個人農家向け栽培管理無料アプリ「Agrihub(アグリハブ)」ユーザーは現在1万6000人を超える。
ホームページはhttps://itonouen-sengawa.studio.site/
アグリハブについてはこちら

写真/石塚修平 取材協力/JAマインズ・JA東京中央会

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