2022.12.23

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【レミさんレシピ】あの赤塚不二夫氏が大絶賛した「台満(怠慢)餃子」に挑戦!包まないから簡単なの♡

10月11日のテレビ番組『家事ヤロウ!!!』は、もう保存版間違いなしの平野レミさんスペシャル決定版!レミさんの「生涯名作レシピベスト10」を放送しました。その中で語られたのが、亡くなられた旦那さんと漫画家の赤塚不二夫さんがとても仲が良かったというエピソード。その赤塚さんも愛したというのが、この「台満餃子」なんです。怠慢な料理だから台湾でなくて「台満」というダジャレでネーミングしたそうで、冗談みたいに簡単なレシピです。さっそく作ってみましょう。

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台満(怠慢)餃子の材料と作り方

【材料】※4人分
餃子のタネ
・豚バラ薄切り肉…200g
・水…大さじ3
・紹興酒…大さじ1と1/2
・塩…小さじ1/4
・黒こしょう…少々
・長ねぎ…10cm程度
・ゴマ油…小さじ1
・片栗粉…大さじ1/2
・しょうが汁…小さじ1/2
・しょうゆ…小さじ1/2

長ねぎはみじん切りにしておきます。



タネ以外
・餃子の皮…8枚
・パクチー…適量
・しょうゆ…適量
・酢…適量
・ラー油…適量
・しょうが…適量
・ゴマ油…適量

餃子の皮は縦4等分に切っておきます。
しょうがは細切りにしておきます。



【作り方】調理時間:15分

1.豚バラ肉を包丁で叩きながら切って、粗めのひき肉にします。


※よほど切れる包丁でないと、ただ叩くだけではひき肉にはなりませんので、適当な大きさに切って叩くと楽です。

2.ボウルに叩いた肉とタネの材料を全て入れて、粘りが出るまでこねます。



3.こねたタネを耐熱皿の中央にハンバーグのように乗せ、中央を指でへこませたら全体にラップをかけ、電子レンジで600Wで5分加熱します。



4.電子レンジで加熱している間にお湯を沸かし、ゴマ油を入れたところに餃子の皮を入れ、2~3分茹でてから水切りします。


※このお湯に油を入れるのは、簡単に油通しをする方法ですので、憶えておくと便利です。このひと手間で素材に油がコーティングされ、おいしくなります。

5.3の餃子のタネのラップを外し、その上に4の茹でた餃子の皮を適当量のせます。しょうゆ、酢、ラー油をかけ、しょうがを散らしてパクチーをのせたら出来上がりです。



中華料理ではひき肉を作るときに、肉の塊の状態から切って叩いて作る方法をよく使います。お肉屋さんで購入するひき肉よりも肉の食感がよくなりますし何よりジューシーですので、少し手間ですがぜひやってみてください。また「タネに水をいれたら水っぽくなる」と思うかもしれませんが、電子レンジの加熱は水分を利用するためその分を補うための水です。紹興酒がなければ料理酒でもかまいませんが、出来れば紹興酒の方がおいしくできます。

この料理は、レミさんの旦那さんの和田誠さんのところに、仲のよい赤塚不二夫さんが遊びに来たことによって作られたのだそうです。赤塚さんは大量のひき肉を持ってやってきて「餃子を作ろう!」と言ったくせに、和田さんと話し込んでしまって一向に作る気配がないため、レミさんが「それなら!」と怠慢心を発揮して作った超手抜き料理なのです。しかし出来上がった料理を食べた赤塚さんが絶賛!和田さんと笑いながら、「これは怠慢餃子だ。いや、台満餃子だ!」と言ったというなんともユーモラスなエピソードの料理です。

和田さんと赤塚さんが絶賛したように、こんなに手を抜いているのにしっかりと餃子です。皮もモチモチ、タネもしっかりとおいしくて、手間かけなくてもこれでいいや、と思わせる出来栄えです。あまりにおいしくて、あっという間に食べ終えてしまいましたので、ぜひ作ってみてください!

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