2023.01.14

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【インドア農ライフ】リビングできのこ狩り⁉「ランチバッグ」で2週間の超スピ成長!特大「ヒラタケ」収穫したよ!

NHK朝の情報番組『あさイチ』で紹介されていた、キノコのランチバッグ栽培に挑戦した、わたし。見た目の意外性とかわいらしさ、栽培の簡単さに魅了されて毎日こまめにお手入れしたところ…な・な・なんと!通常の2倍のスピードで、特大サイズのキノコが収穫できちゃいました!今回は「ランチバッグdeキノコ栽培」のおどろきの効果と成長の記録を、みなさんに紹介したいと思います。

【インドア農ライフ】リビングできのこ狩り⁉絶対失敗しない「ランチバッグでキノコ栽培」に挑戦!【菌床セット編】

キノコのランチバッグ栽培とは?

ランチバッグを使用するキノコ栽培は、園芸家・深町貴子さんが『あさイチ』内で紹介していた方法です。ランチバッグで栽培すれば、キノコの成長に大切な「温度」「湿度」「酸素」の3要素を満たせるそう。市販のキノコ栽培キットに入っている菌床をランチバッグに入れるだけで、すくすくと上質なキノコが育つんですって。

栽培方法は簡単。以下のポイントを押さえたうえで、菌床をランチバッグに入れたら完了です。

◆菌床の上部を削る必要があるキノコは、1㎝を目安に削る。
◆菌床に注ぐ水は冷やしておく。
◆夜間は保冷剤を入れて昼夜の温度差をつける。

ただし、育てるキノコの種類によって準備の手順は異なります。栽培キットの説明書に従いつつ、各手順のポイントを意識することが大切です。
詳しくは12月28日公開の「【インドア農ライフ】リビングできのこ狩り⁉絶対失敗しない「ランチバッグでキノコ栽培」に挑戦!【菌床セット編】」にてご紹介しているので、興味がある方はぜひご覧くださいね♪

わたしが育て始めたキノコは、ヒラタケ・キクラゲ・ブラウンマッシュルームの3種類。
キクラゲはまだ収穫できていないため、ヒラタケとマッシュルームの収穫の様子をお届けします。

↓下の画像で、真ん中にある円柱形のものが、ヒラタケの菌床。小さいものは左からキクラゲ、ブラウンマッシュルームです。



↓ヒラタケとマッシュルームは菌床の上部を削って捨てます。キクラゲには、この手順がありません。



↓気温差が大切なので、温度計も一緒にランチバッグに入れておくのがポイント。



↓夜は保冷剤を入れて冷やします。開始当初は1つで様子を見ましたが、現在は4つずつ入れています。





ランチバッグで♪ヒラタケ栽培日記

最初の1週間は菌床の表面が白っぽくなるだけで、大きな変化のなかったヒラタケ。説明書には「栽培開始後2~3週間で発芽が始まります」と書かれていたため、保冷剤の出し入れと霧吹きでの水遣りに気をつけつつ、気長に構えていました。
10日目に差し掛かる頃、発熱で寝込んでしまったわたし。1日半ぶりにキノコの様子を見に行くと…。

↓にょきっ!





ほんの1日半ほど目を離した隙に、急成長を遂げたヒラタケ。ビックリです。これには夫も娘も大興奮。

そして、なんと翌日にはこのサイズに!日中もどんどん成長します。
笠の色、ヒダの繊細さ。得も言われぬ美しさです。

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上から見たところ。


下からも撮影してみました!

さらに翌日。ランチバッグの口が閉まらなくなったため、収穫することにしました。
はさみでしっかりと根元から切り取ります。



↓娘も大喜びで収穫のお手伝い。



お皿に乗らなくて、うれしい悲鳴です!



食材の味をいかすため、味付けは塩だけにして、細かく裂いて焼いてみました。

じゃじゃーん!
下の画像が、ランチバッグで栽培したヒラタケのソテーです。味が濃くておいしい〜♡ 特大サイズなので食べ応えも抜群。
普段はあまりキノコを好まない娘も、パクパク食べていました。



ランチバッグで♪ ブラウンマッシュルーム栽培日記

ブラウンマッシュルームは、ヒラタケよりゆっくりと変化があらわれました。ヒラタケを収穫した翌日、マッシュルームの赤ちゃんらしき姿がちらほら見えるように。
菌糸(白っぽいモヤモヤ)が菌床を覆ったら、マッシュルームは昼間でも低温を維持しなければなりません。昼は保冷剤2個、夜は保冷剤4個を入れるようにしました。



↓それから3日…



↓さらに3日…。姿が見えているのに、成長スピードがゆっくりでもどかしい!



また3日経過して、ようやく収穫時期を迎えました。マッシュルームの収穫の目安は、笠が3~4㎝になったころなんですって!
2つ生えていますが、この日は平日でわたししか食べる人がいなかったため、大きいほうのみ収穫です。



優しく根元からもぎとります。
マッシュルームの根元はこんな風になっていたんですね…。はじめて見ました。



実はわたし、生マッシュルームのサラダをず~っと食べてみたかったんです。キノコは加熱が必要ですが、収穫したてのマッシュルームは生食が出来るのだそう。でも、都内のスーパーマーケットでは新鮮なマッシュルームがなかなか手に入らなくて、夢のまた夢だったんです。
ということで、生のマッシュルームをスライス。ベビーリーフと生ハムと一緒にサラダにして、オリーブオイル、レモン果汁、粉チーズをかけて食べてみました。



憧れの生マッシュルームはとにかく甘くて、ほろほろと溶けていく新食感。
翌日、もう1つのマッシュルームも収穫して、今度はゴマ油とポン酢じょうゆで和えてみました。
夫と娘に食べてもらったところ、2人とも大絶賛!夫もわたしと同じ感想で「すごく甘い!ホロホロで面白い。また食べたい」とのことでした。

ランチバッグ栽培は効果絶大!

見た目の意外性や手軽さから始めてみた、キノコのランチバッグ栽培。見た目だけではなく、効果も抜群でした!
説明書どおりなら、ヒラタケは2~3週間で発芽が始まるところ、2週間ほどで特大サイズに成長。マッシュルームは栽培開始から3~4週間で収穫のところ、3週間ほどで2つも収穫できちゃいました。どちらのお味も大満足です。
キノコには栽培に適した時期がありますが、冬場でも室内なら栽培できると思います。とくに、発芽後のマッシュルームは日中の気温が低いほうがよいそうなので、今の時期におすすめです。おうちで過ごす時間が増える冬の間、ランチバッグでキノコを栽培してみてはいかがですか。

↓はまり過ぎて、現在5種類のキノコを栽培中。
左から、ヒラタケ、なめこ、コプリーヌ、マッシュルーム。1つだけ横になっているのがキクラゲ(右奥)です。



↓キクラゲは適温がやや高めなので、今の時期は成長がゆっくりです。栽培開始直後、なぜかキクラゲだけカビが発生して大変でした。緑色の部分を削り取ってみたのですが、これでよいのか少々不安です。
「水族館大好き、クラゲ大好き」の娘は、いつになったらクラゲが生えてくるのかと、首を長くして待っています(笑)。

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