【解凍の裏ワザ】冷凍ブロッコリーをふっくら解凍するには「ボイル」や「レンチン」では…ない⁉その手があったか！

そうなんです。フライパンで蒸すのが最適なんですって！
筆者は冷凍ブロッコリーをボイル解凍することが多く、フライパンで蒸して解凍する方法を思いつきませんでした。

石川県白山市にある株式会社安井ファームは春、秋、越冬と年3回もブロッコリーを収穫できる生産体制を整え、年間約190万株も出荷しているそうですよ。

ブロッコリー生産者がおすすめする冷凍ブロッコリーの解凍方法に興味津々。冷凍庫にストックしてある冷凍ブロッコリーでさっそく試してみます！

安井ファームおすすめ！「冷凍ブロッコリー」のふっくら解凍術を試してみた！



【材料】（作りやすい分量）
冷凍ブロッコリー…100g
水…大さじ3

1.  フライパンに冷凍ブロッコリーと水を入れて中火で加熱します。



水を加えるだけなので、とっても簡単ですよ。

2.  水がフツフツとしてきたらフタをして2分加熱します。



フタをして蒸した状態にするのですね。これはふっくらと加熱できそう！

3.  2分加熱したらフタを取り、弱火にして水分が飛ぶまで炒めます。



フタを取ると水分が残った状態でした。弱火にしたことで水分がなかなか減らず炒め時間だけで5分ほどかかりました。

冷凍ブロッコリーの「ボイル解凍」「レンチン解凍」も試してみた！

冷凍ブロッコリーの解凍として一般的なのは、ボイル解凍やレンジ解凍ではないでしょうか？「フライパン蒸し解凍」したブロッコリーがどれだけおいしく解凍できるのか？気になったので、それぞれの解凍方法のブロッコリーを比較してみたいと思います。



今回使った冷凍ブロッコリーのパッケージにも解凍方法が3つ書かれていますよ。

【ボイル解凍】



パッケージ通り、沸騰したお湯に冷凍ブロッコリーを入れて再沸騰するまで加熱し、ザルで湯切りして冷ましました。お湯を沸騰させる時間を含め、茹で上がるまでおよそ5分かかりました。

【レンチン解凍】



耐熱容器に入れた冷凍ブロッコリーは50gだったので、水を大さじ1杯振りかけて、パッケージ通り電子レンジ（600W）で1分40秒加熱。加熱後はラップを外して冷ましました。

時間は表記の加熱時間通り1分40秒、あっという間に解凍できました♪

解凍方法で違いはあるのか？3種類のブロッコリーを食べ比べしてみた！

「フライパン蒸し解凍」「ボイル解凍」「レンチン解凍」と3通りの方法で冷凍ブロッコリーを解凍。味や食感に違いがあるのでしょうか？食べ比べしてみます！


左：「フライパン蒸し解凍」、中：「ボイル解凍」、右「レンチン解凍」

【フライパン蒸し解凍】



茎の部分はシャキシャキとした食感、つぼみの部分はやわらかく解凍できています♪ブロッコリー特有の甘い味もしっかりと感じます。

ただ、水分をしっかりと飛ばせなかったようで、つぼみの部分に少し水分が含まれている感じがしました。

【ボイル解凍】



全体的にシャキシャキとした食感があって歯ごたえがいいです！ただ「フライパンで蒸し解凍」したブロッコリーよりも甘さは劣り、野菜特有の苦みのようなものを感じました。

筆者がボイル解凍をするときは茎の部分に竹串を刺して火の通りを確認してから茹で終えるのですが、今回はパッケージ通りに茹でただけで、竹串は刺しませんでした。それでもちょうどいい食感に茹で上がっていましたよ。

【レンチン解凍】



「レンチン解凍」したブロッコリーは、水分がたくさん出ていて見るからにベチャッとしています。食べてみても一番水っぽく、特につぼみの部分に水分が入り込んでいるようで、噛んだ時にじゅわ～っと水分が出てきました。

これは、お弁当に入れる際に、水分をふき取らないといけないレベルです。

ブロッコリーの甘さを感じたのは「フライパンで蒸し解凍」♪



安井ファームおすすめの「フライパンで蒸し解凍」は、蒸した後の水分を飛ばすのに少し時間がかかりましたが、ブロッコリーの甘さと食感のよさを兼ね備えていました。

冷凍ブロッコリーをおいしく食べたいなら「フライパンで蒸し解凍」が最適だと筆者は感じました。

冷凍ブロッコリーに水を加えてフライパンで蒸すだけなので、それほど手間はかかりませんよ！試してみる価値ありだと思うので、冷凍ブロッコリーを使う際にはぜひ試してみてくださいね。