2021.11.08

磨く・整える

【テレワークからの】座りっぱなしが「脚のむくみ」の原因に!両脚の曲げ伸ばしエクサで“太ももを絞ろう”

PC作業で長時間座りっぱなしだと、脚の血流が悪くなり、むくんでくることも…(エコノミー症候群のような)。この「脚のむくみ」にピンポイントで効くエクササイズをピラティスインストラクターのSHOKOさんに教わりました。立った状態で、道具も不要なので、思い立ったらすぐできます。しかも!O脚の改善にも効果アリなんですよ~。ぜひお試しください。



まず、脚のむくみを解消する「スタンディングフットワーク」をする前に…
基本の立ち方をマスターして!



かかと同士をぴったりつけ、左右の親指の間をこぶし1個分あけたら膝をつま先と同じ方向にむけて立ちます。



両ひざに手を置いて平泳ぎをするように膝を曲げながら左右に大きく開きます。



開いた膝をゆっくりと閉じながら立ち上がると、まっすぐ立った時にお尻がキュッと締まるような感じになります。これで太もも、ふくらはぎと、脚がまっすぐになったような感覚になります。この状態が基本の立ち方です。

基本の立ち方からの…
むくみ解消&O脚改善効果のある「スタンディングフットワーク」をスタート!



1. 脳天から天井のほうへ背骨が上に引っ張られるように意識して、まっすぐ立ちます。骨盤の前の面が地面と垂直になるようにしましょう。初めはかべや椅子などに手をおいて行うといいです。



2. お尻がキュッとなった状態を保ちながら、両脚のかかとと内ももをぴったりつけたままゆっくりと両脚のかかとを持ち上げてつま先だちになります。



3. 両脚のかかとを高くひきあげたまま、つま先と同じ方向に膝を軽く曲げます。



4. 膝を曲げたまま、ゆっくりとかかとを床に下ろします。



5. ゆっくりと膝を伸ばし、1の体制にもどります。

これを5~8回繰り返します。同様に、54321の順番でも繰り返してみましょう。

こうになったらNG!



つま先立ちになったとき、両脚のかかとや内ももが離れてしまったり、おなかの力がぬけて上半身がリラックスしているのはNGです!元も子もありません。全身を上に伸ばすことを意識して!

チャレンジしよう!

壁やいすなどの支え無しでトライしてみましょう。支えがないと両足のかかとの上げ下ろしのスピードが速くなってしまいがちですが、できるだけゆっくりと行いましょう。すると、バランスをキープしようと体幹が働きます。頑張ってみましょう!

このエクササイズでの「基本の立ち方」はとても重要です。両脚のかかと、内ももをピッタリとつけ、さらにひきつける意識が大切です。両脚のかかとから恥骨にむかってジッパーでチャックを閉じられ、さらに両方の太ももをラップで巻かれたようなイメージを持ちましょう。

また、脳天から背骨を引っこ抜かれるように体を伸のばして立つことで全身をしっかりつなげることができます。

動くのは足だけですが上半身もしっかりと意識をすることで全身運動となっていきます。腹筋がゆるんでしまうと腰をそりやすくなるのでおへそを背骨に近づけるように意識しましょう!この動きをするだけで、脚のむくみがとれて、O脚も改善していきます。毎日1分続ければ、スラリとした脚が手に入りますよ。


SHOKO

PHI Pilates インストラクター
クロスフィット レベル1
トレーナー PMTA認定トレーナー

30歳のとき「クロスフィット」を始め、国内外の大会に出場する。2016年からは「トライアスロン」もスタート。ところが翌年、左膝半月板の縫合手術を受け、競技活動を一時休止する。このときリハビリに採用したのが「ピラティス」。リハビリ効果と併せて不良姿勢が改善、クロスフィットとトライアスロンのパフォーマンスも向上し、ピラティスのすごさを実感する。ピラティスをより深く学びたい、多くの人にこの効果を伝えたいという思いが強くなり、2018年、PHI Pilatesの資格を取得。現在はピラティスインストラクターとして活躍中。

写真/菊地菫

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