2021.09.03

食べる

【フライパン1つで作れる簡単レシピ】ゴロゴロ夏野菜たっぷりのドライカレーは肉なしでも大満足

夏も終盤。なすにピーマン、かぼちゃにトマト……カラフルでみずみずしい夏野菜には、身体にこもった熱を発散させてくれる力があります。野菜のプロである「食育ソムリエ」に教えてもらったのは、夏野菜がたっぷり入ったドライカレー。フライパン1つでパパっとできて食欲をそそる香りがたまりません!


形がかわいいかぼちゃの一種、コリンキー

この夏に食べてほしい夏野菜、たーくさんあります!

定番からニューフェイスまで、夏野菜は選ぶのに困ってしまうほどたくさんの種類があります。


しっかりした甘みが特徴のバターナッツ

このドライカレーならどんな夏野菜でも合うので、気になる夏野菜があったら、カレー仲間に加えてみてはいかがでしょう!

夏野菜のドライカレー


写真/津田雅人

材料(4人分)
なす…2本(300g)
ピーマン…2個(80g)
かぼちゃ…1/4~1/6個(300~400g)
いんげん…5本
ミニトマト…10個
にんにく・しょうが…各1かけ
カレー粉…大さじ2(またはカレールウ…2片)
ケチャップ・ウスターソース…各大さじ2
塩・こしょう…各少々
オリーブオイル…大さじ2
※このほかにもお好みの夏野菜を入れるとおいしい!


写真/津田雅人

作り方
1.なす、ピーマン、かぼちゃ、いんげんは1cm角に切る。ミニトマトは半分に、にんにくとしょうがはみじん切りにする。


写真/津田雅人

野菜は、大きさをそろえて切るのがコツ。カレーソースに一体感が出て、食感も良くなります。


写真/津田雅人

2.フライパンにオリーブ油を熱し、1を全部入れて炒める。


写真/津田雅人

火を加えすぎると、野菜がどろどろになってしまうので、火は通しすぎないようにしましょう。


写真/津田雅人

野菜の形と歯ごたえがしっかり残っている炒め具合を目指して。

3.具に7~8分ほど火が通ったら、カレー粉、ケチャップ、ウスターソースを加えて全体になじませる。


写真/津田雅人

4.火を弱めてふたをし、2~3分加熱して野菜に火を通す。


写真/津田雅人

5.ふたをとり、焦げないように混ぜながら水分を飛ばす。


写真/津田雅人

しっかりと水分を飛ばすことで、味がよくしみこみます。


写真/津田雅人

6.塩、こしょうで味を整える。


写真/津田雅人

たくさんの野菜から出るうまみで、肉を入れなくても食べ応え抜群。夏野菜好きにはたまりません。


写真/津田雅人

たくさん作って冷凍しておくと、お助けおかずとしても重宝しそうです。

このカレーレシピを教えてくれたのは、埼玉県川越市にある直売所「あぐれっしゅ川越」で食育ソムリエとして活躍する小谷野路子さん。産直野菜を使ったおいしいメニューをたくさん紹介しています。



「夏野菜を思いっきり楽しみたいのであれば、ぜひこのカレーを作ってみてください。何度も試作を重ね、やっと完成した自信作です。野菜だけでも十分おいしいですが、もちろん肉を加えてもおいしいですよ。おすすめはひき肉。目玉焼きやチーズをトッピングしてもいいですね」(小谷野さん)

「あぐれっしゅ川越」には現在4人の食育ソムリエが交替で勤務しています。野菜の特徴から選び方、保存法、おいしい料理のレシピまで、何でも答えてくれますよ。

小谷野さんたちに会える「あぐれっしゅ川越」の情報はこちら

あぐれっしゅ川越

小谷野路子さん

埼玉県川越市で、JAいるま野が運営している「あぐれっしゅ川越」で食育ソムリエを担当。あぐれっしゅ川越オープン当時からのスタッフで、食育ソムリエ歴は10年以上のベテラン。旬の野菜、市場にあまり出回らない野菜、埼玉県の伝統野菜などを幅広く紹介し、それらを美味しく食べられるレシピを日々研究、考案している。同じ食育ソムリエのスタッフといっしょに考案したレシピはこれまでに100種以上にのぼる。「生産者と消費者をつなぐのが私の役目だと思っています」
あぐれっしゅ川越ホームページはhttps://www.ja-irumano.or.jp/market/kawagoe.html

写真/松木雄一 取材協力/JAいるま野

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