2021.09.07

食べる

【簡単おいしいレンチンレシピ】白ご飯が何杯でも食べられる!無限ピーマンの塩昆布ナムル

ピーマンは好きな人は大好きですが、苦手な人も多い野菜です。そんな人におすすめなのがこのレシピ。レンチンであっという間にできるうえ、気づかないうちにピーマンを何個でも食べられることうけあいです。野菜に詳しい「食育ソムリエ」に、ピーマンが大好きになれちゃう、おすすめレシピを教えてもらいました。


写真/大村夏子

青臭さが減ってきた最近のピーマン

ピーマンはとうがらしを改良して辛みを抜き、独特の青味とほんのりとした苦みが特長の野菜です。

長年、子どもの苦手な野菜ワーストワンというポジションに君臨?していましたが、最近のピーマンは改良がすすみ、青臭さが減って甘みもあります。その手軽さとお手頃な値段で定番野菜としての人気を得ているのはご承知のとおり。

抗酸化作用の強いβカロテンや美肌の味方ビタミンCも豊富なので、たっぷり食べたいですよね。

このレシピの魅力はなんといっても、ピーマンがたっぷり食べられるところ。


写真/大村夏子

テレビの某CMで無限ピーマンという料理が紹介されていましたが、こちらもそれに匹敵するのでは?

ではさっそく作ってみましょう。

ピーマンの塩昆布ナムル   

材料(4人分)
ピーマン…5個(240g)
塩昆布…10~15g
ゴマ油…適量 


写真/大村夏子

作り方
1.ピーマンはヘタと種を除いてせん切りにする。


写真/大村夏子

切る太さはお好みですが、塩昆布と同じくらいの太さに切るとよく絡むのでおすすめ。


写真/大村夏子

2.電子レンジ(600w)で1分加熱して、水けをしぼる。


写真/大村夏子

電子レンジから出すときは、やけどに気をつけて。


写真/大村夏子

3.塩昆布とゴマ油で和える。


写真/大村夏子

ピーマンは実がやわらかいので、短時間のレンチンでいい感じにクタッとなります。塩昆布でうまみと塩気、ゴマ油で香りと風味を合わせれば、なんともいえないあとをひく味!


写真/大村夏子

ふつうなら1人1個も食べれば十分なピーマンが、このレシピだと2~3個いけそうな気がします。ご飯にも合うし、おつまみとしてもヘルシーでおすすめです。


キンキンに冷やした日本酒ととっても合うんです 写真/大村夏子

にんじんやパプリカなどカラフルな野菜と合わせても華やかになりますが、ここはあえてピーマンのみで攻めたほうが、ピーマン本来のおいしさを堪能できるかもしれません。

余ったときは野菜炒めにするとGOOD。


写真/大村夏子

塩昆布の風味がよくなじんだピーマンが、野菜炒めのよいアクセントになります。ぜひお試しを!


写真/大村夏子

今回の無限ピーマンレシピを教えてくれたのは、埼玉県川越市の直売所「あぐれっしゅ川越」の奥住則子さん。

産直野菜や伝統野菜などについてのさまざまな情報を発信する「食育ソムリエ」として、仲間といっしょに産直野菜を使ったおいしいレシピを考案しています。

「あぐれっしゅ川越」には現在4人の食育ソムリエが交替で勤務しています。野菜の特徴から選び方、保存法、おいしい料理のレシピまで、何でも答えてくれますよ。

奥住さんたちに会える「あぐれっしゅ川越」の情報はこちら

あぐれっしゅ川越

奥住則子さん

埼玉県川越市で、JAいるま野が運営している「あぐれっしゅ川越」で食育ソムリエスタッフとして勤務。奥住さんは、野菜大好き、接客はもっと好き!が高じて、食育ソムリエになったそう。「食育ソムリエは一目でわかるようにエプロンとバッジをつけています。直売所はふつうのスーパーではなかなかお目にかかれない野菜も多いせいか、お客様に野菜についていろいろ聞かれることが多いんです。自分の発見や感動を、自分の言葉でお客様に伝えられたとはワクワクしちゃう」と、チャーミングな笑顔で語ってくれました。
あぐれっしゅ川越ホームページはhttps://www.ja-irumano.or.jp/market/kawagoe.html

写真/松木雄一 取材協力/JAいるま野

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