2021.10.07

食べる

【農産物直売所で聞いた!食欲アップの枝豆ご飯】枝豆+梅+ひじき 一緒に炊き込むことで、さっぱり具だくさん!

最近、気温の変化に体がついていけず、なんだかだるい…。そんな体に、元気をチャージしてくれるのが、ビタミンたっぷりの「枝豆」。塩ゆでにしてそのまま食べるのもおいしいですが、これからの時季は、炊き込みご飯にするのがおすすめ!いちおしレシピを、直売所で聞いてきました。



疲れた体には、ビタミンB群たっぷりの枝豆がぴったり!

枝豆は大豆タンパク質のほか、ビタミンB1、B2が豊富。ビタミンB群には疲労回復効果があり、疲れて食欲がない方にこそ食べてほしい食材です。


写真/菊地菫

塩ゆでして食べる方も多いと思いますが、たくさん食べると塩分を取りすぎてしまうこともあるので、他の食材と合わせて炊き込みご飯にするのが、おすすめ!

さっそく作ってみましょう。

さっぱり食べられる! 枝豆とひじきと梅の炊き込みご飯



材料(2合分)
米…2合
さやつき枝豆…200g
乾燥ひじき…10g
梅干し…3個
和風だしの素(顆粒)…小さじ1



作り方
1. 枝豆を水洗いし、塩(分量外)でもむ。



2.1を沸騰した湯で4〜5分ゆでる。



3.ゆでている間に乾燥ひじきを水でもどし、水気を絞っておく。



4.米をとぎ、水を目盛りまで入れる。



5.枝豆がゆであがったら、お湯を切りあら熱を取る。



6.5をさやから身をはずし、薄皮をとる。




薄皮を取ることで、口あたりがよくなる 写真/菊地 菫

7.梅干しの種を取り、包丁で粗くたたく。





8.4に和風だしの素を入れてかき混ぜたら、その上にひじき、枝豆、梅干しの順にのせ、2合の目盛まで水を入れ、炊飯器のスイッチをオン!



9.炊き上がったらさっくりと混ぜて完成!



このレシピを教えてくれたのは、千葉県船橋市の直売所「ふなっこ畑」の沼尾京子さん。「食」や「農」のプロとしての資格をもつ「食育ソムリエ」として、旬の野菜を使ったレシピをたくさん考案しています。



「枝豆やひじき、梅の量は、お好みで加減してOK。味つけも枝豆をゆでるときの塩と和風だしの素だけですが、枝豆やひじきのうまみに梅がさっぱり効いていて、おいしくヘルシーなんですよ」(沼尾さん)



枝豆の食感と梅の酸味が絶妙にマッチ! さっぱりしていて満足感もあるので、食欲がないときもしっかり食べられます。ぜひ作ってみてくださいね。



「ふなっこ畑」では、沼尾さん以外にも「食育ソムリエ」の資格を持ったスタッフがたくさん働いています。野菜の特徴から選び方、保存法、おいしい料理のレシピまで、何でも答えてくれますよ。

沼尾さんたちに会える「ふなっこ畑」の情報は、こちら

※取材時はマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しています。

ふなっこ畑

沼尾京子さん

食べること、飲むことが大好きで、食育ソムリエの資格を取得。ふだんは品出しやレジ業務のほか、野菜の選び方や食べ方などをアドバイスしている。お気に入りの枝豆の品種は『陽恵』。沼尾さんはじめJAちば東葛の農産物直売所「ふなっこ畑」に所属する食育ソムリエ考案の旬の野菜を使ったレシピは、毎週木曜に公式LINEアカウントで配信中。

※JAちば東葛の「葛」の字は、正しくは下半分の一部が「ヒ」です。

写真/松木雄一 取材協力/JAちば東葛

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