最近、気温の変化に体がついていけず、なんだかだるい…。そんな体に、元気をチャージしてくれるのが、ビタミンたっぷりの「枝豆」。塩ゆでにしてそのまま食べるのもおいしいですが、これからの時季は、炊き込みご飯にするのがおすすめ!いちおしレシピを、直売所で聞いてきました。疲れた体には、ビタミンB群たっぷりの枝豆がぴったり!枝豆は大豆タンパク質のほか、ビタミンB1、B2が豊富。ビタミンB群には疲労回復効果があり、疲れて食欲がない方にこそ食べてほしい食材です。
写真/菊地菫塩ゆでして食べる方も多いと思いますが、たくさん食べると塩分を取りすぎてしまうこともあるので、他の食材と合わせて炊き込みご飯にするのが、おすすめ!
さっそく作ってみましょう。
さっぱり食べられる! 枝豆とひじきと梅の炊き込みご飯
材料(2合分)
米…2合
さやつき枝豆…200g
乾燥ひじき…10g
梅干し…3個
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
作り方
1. 枝豆を水洗いし、塩(分量外)でもむ。
2.1を沸騰した湯で4〜5分ゆでる。
3.ゆでている間に乾燥ひじきを水でもどし、水気を絞っておく。
4.米をとぎ、水を目盛りまで入れる。
5.枝豆がゆであがったら、お湯を切りあら熱を取る。
6.5をさやから身をはずし、薄皮をとる。
薄皮を取ることで、口あたりがよくなる 写真/菊地 菫
7.梅干しの種を取り、包丁で粗くたたく。
8.4に和風だしの素を入れてかき混ぜたら、その上にひじき、枝豆、梅干しの順にのせ、2合の目盛まで水を入れ、炊飯器のスイッチをオン!
9.炊き上がったらさっくりと混ぜて完成!
このレシピを教えてくれたのは、千葉県船橋市の直売所「ふなっこ畑」の沼尾京子さん。「食」や「農」のプロとしての資格をもつ「食育ソムリエ」として、旬の野菜を使ったレシピをたくさん考案しています。
「枝豆やひじき、梅の量は、お好みで加減してOK。味つけも枝豆をゆでるときの塩と和風だしの素だけですが、枝豆やひじきのうまみに梅がさっぱり効いていて、おいしくヘルシーなんですよ」(沼尾さん)
枝豆の食感と梅の酸味が絶妙にマッチ! さっぱりしていて満足感もあるので、食欲がないときもしっかり食べられます。ぜひ作ってみてくださいね。
「ふなっこ畑」では、沼尾さん以外にも「食育ソムリエ」の資格を持ったスタッフがたくさん働いています。野菜の特徴から選び方、保存法、おいしい料理のレシピまで、何でも答えてくれますよ。
沼尾さんたちに会える「ふなっこ畑」の情報は、
こちら。
※取材時はマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しています。
ふなっこ畑
沼尾京子さん
食べること、飲むことが大好きで、食育ソムリエの資格を取得。ふだんは品出しやレジ業務のほか、野菜の選び方や食べ方などをアドバイスしている。お気に入りの枝豆の品種は『陽恵』。沼尾さんはじめJAちば東葛の農産物直売所「ふなっこ畑」に所属する食育ソムリエ考案の旬の野菜を使ったレシピは、毎週木曜に公式LINEアカウントで配信中。
※JAちば東葛の「葛」の字は、正しくは下半分の一部が「ヒ」です。