こんにちは、元パティシエのEri(野上恵理)です。わたしがお届けしているのは、気軽に作れる「お菓子レシピ」。今回は、「紅茶の自家製スコーン」を紹介します。遅めの朝食や午後のブレイクタイムにぴったりのスコーン。一見、作るのが難しそうですが、実はおうちで簡単に手作りできちゃうんです♪おまけにわたしのスコーンはティーバッグの紅茶を使うから、すっごくお手軽。豊かな紅茶の香りが、いつものおうち時間を贅沢に演出してくれること間違いなしです!紅茶の自家スコーンの材料と作り方
今回、わたしはアールグレイのティーバッグを使いましたが
セイロンやダージリンでもよい香りのスコーンができますよ。アレンジ自在です♪
【材料 8個分】
無塩バター…70g
A
薄力粉…200g
ベーキングパウダー…5g
てんさい糖…40g(グラニュー糖や上白糖でも代用可)
塩…ひとつまみ
紅茶のティーバッグ…2袋
B
プレーンヨーグルト…10g
牛乳…70g
全卵(溶いておく)…適量(仕上げの表面に塗る用、無くても可)
※ヨーグルトがない時は、牛乳を80gにしてください。
【準備】・オーブンを190℃に予熱する。
・無塩バターを2cm角に切って(だいたいで大丈夫です)、冷蔵庫に入れておく。
*画像ではカード(※編集部注:お菓子作りの時などに使う道具の一つ。持ち手がなくて固いカード状のヘラのこと)を使って作っていますが、ない方はゴムベラでも大丈夫です。
【作り方】
1.ボウルにAを入れて軽く混ぜたら、2cm角に切っておいた無塩バターを入れる。カードでバターを切るように全体を混ぜる。
*カードがない方は、手でバターを潰しながらAと馴染ませる。
2.1にBを加え、カード(ない方はゴムベラ)を使って、粉気がなくなるまで混ぜる。
3.生地をラップに包んで、冷蔵庫で30分〜1時間ほど休ませる。
*休ませることで膨らみがきれいに仕上がります。
この段階で冷凍保存可能。使う時は、冷蔵庫で解凍してから焼くようにしてくださいね。
4.新しいラップの上に
3を取り出し、綿棒で2cm厚さに伸ばす。
生地を半分に折り、90度回転させて同様に2cm厚さに伸ばす。2〜3回その作業を繰り返し、最後は3〜4㎝の厚さにする。
5.包丁で
4の生地を8等分し、クッキングペーパーを敷いた天板の上にならべる。
表面に溶き卵を塗り、190℃のオーブンで約25分焼く。
【わたしがおすすめするおいしく作るポイント】・
粉類に混ぜ込む段階でバターを溶かさないのが、スコーン作りのポイントです!根気よく、切るように粉類と合わせましょう。
・休ませた生地を伸ばす→畳む→伸ばす…。その作業を数回繰り返すことで、きれいな割れ目ができます。
・最後、表面に塗る卵は、焼き色をきれいにつけるためのものです。なくても味に影響はありません。でも、塗ったほうがおいしそうに焼けます♪
外はサクッ、中はしっとりさっそくお味見!
一口食べれば、紅茶の香りがフワ〜ッと口いっぱいに広がります。外はサックリ、中はしっとりの食感にもうっとり…。
そのままでも十分おいしくいただけますが、ジャムやクリームを添えて食べるのもおすすめ。より、スコーンのおいしさを楽しめるはず。
余談ですが、ピーナッツクリームをつけてもおいしかったですよ(笑)。
紅茶が贅沢に香る、お手軽な自家製スコーン。
ぜひ一度、食べてみてくださいね♪