2021.10.10

食べる

熟しすぎた梨が変身! 果肉感たっぷり 梨ゼリー【農産物直売所おすすめレシピ】

夏の終わりから秋にかけてが旬まっ盛りの梨。そのまま食べてももちろんおいしいですが、ひと手間かけて、いつもと違うデザートにしませんか? 梨本来の果実感をしっかり残しつつ、喉ごしよくつるんと食べられるゼリーのレシピ、直売所で聞いてきました!

食べごろが短い梨は、ゼリーに!


写真/菊地菫

秋の味覚の代表・梨は、この時期にしか食べられない果物。おいしいのでたくさん買ったけれど、食べごろを逃してしまった! という経験、ありますよね。そこでおすすめなのが、ゼリーにして食べる方法。熟しすぎたり、甘みが少ないと感じたりする梨も、おいしく生まれ変わります。

さっそく作ってみましょう。

喉ごしつるん! 果肉感たっぷり 梨ゼリー


写真/菊地菫


写真/菊地菫

材料(2人分)
梨…1個(300g)
粉ゼラチン…5g
水(ゼラチン用)…大さじ1
水…170ml
グラニュー糖…25g
レモン汁…大さじ1

作り方
1. 梨は皮をむき、実を粗めにすりおろす。


写真/菊地菫


写真/菊地菫

2. ゼラチンを水でふやかす。


写真/菊地菫

3. 小鍋に水を入れて中火にかける。


写真/菊地菫

4. 沸騰したらグラニュー糖とレモン汁を加える。


写真/菊地菫


写真/菊地菫

5. グラニュー糖が溶けたら1を入れ、1分煮詰めたら火を止める。


写真/菊地菫


写真/菊地菫

6. 52を加え、混ぜ合わせたら粗熱をとる。


写真/菊地菫


写真/菊地菫

7. カップに6を流し入れ、冷蔵庫で2時間ほど冷やしたら完成!


写真/菊地菫


写真/菊地菫

今回のレシピを教えてくれたのは、千葉県船橋市の直売所「ふなっこ畑」で食や農の知識が豊富な「食育ソムリエ」として働く梅山千里さんです。



「梨を粗めにすりおろすことで、食感を残すのがポイント! このレシピは、梨以外の果物でも応用できるんですよ。ただし、パイナップルやキウイを入れると、酵素の影響でゼラチンが固まらないこともあるので注意してくださいね」(梅山さん)


写真/菊地菫

梨をそのまま飲んでいるようなさっぱりとした喉ごしのゼリー! 梨が余ったときや、甘みが足りないときなどにもおすすめ。ぜひ作ってみてくださいね。



このほか、「ふなっこ畑」の食育ソムリエたちが考案したレシピは、公式ラインアカウントで配信。「野菜や果物をもっとおいしく食べて欲しい!」との思いで試行錯誤したレシピばかりなので、こちらも要チェック!

※取材時はマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しています。

ふなっこ畑

梅山千里さん

7年前に食育ソムリエの資格を取得し、日々野菜をおいしく食べられるレシピを研究している。とくに、梨を使ったオリジナルレシピには反響が。梅山さんはじめ「食」と「農」のプロである「食育ソムリエ」にあえるJAちば東葛の農産物直売所「ふなっこ畑」の情報はこちら

※JAちば東葛の「葛」の字は、正しくは下半分の一部が「ヒ」です。

写真/松木雄一 取材協力/JAちば東葛

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