2021.10.19

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【旬のいちじくはサラダで!】農家直伝「いちじくのパワーサラダ」で元気チャージ!5分でできて栄養バランス完璧!?

消化促進や胃の調子を整える果物として、古くから親しまれているいちじく。葉酸や鉄など貴重な栄養をたくさん含んでいますがじつは「ビタミンC」が少なめ。そこで、サラダに他の野菜を足すとビタミンのバランスが取れて、超栄養サラダになります! サラダミックスを使えば手軽さもアップ。5分程度で作れるので、忙しい朝にもぴったりですよ!



いちじくはサラダで食べると栄養面がベストバランス!


写真/加藤優里

今回レシピを教えてくれたのは、埼玉県加須市でいちじく農園を営む若山和一さん。


写真/加藤優里

「いちじくは食物繊維やカリウム、アントシアニンや葉酸などが豊富で、あまりの栄養価の高さに「不老不死の果物」と言われているほど。いちじくを育て始めてから20年以上、一度も病気をしたことがないという生産者仲間もいるくらいです。実と皮の間に栄養が詰まっているので、ぜひ皮ごと食べてください」(若山さん)



その栄養価の高さは古代から知られており、旧約聖書やピラミッドの壁画にも登場するほど!

「食べ慣れたグリーンサラダにいちじくを合わせれば、栄養が効率よく補給できます。うちでは野菜のほかにチーズも一緒に入れますね。いちじくにはカルシウムの吸収に欠かせないマグネシウムが入っていて、チーズとも相性がいいんです。」(若山さん)



お皿にどんどんのせるだけ!いちじくのパワーサラダの作り方



材料(2人分)
いちじく…2個(約200g)
ベビーリーフ…1パック(約50g)
サラダミックス…1パック(約100g)
くるみの実…4個分
クリームチーズ…60g

[ドレッシング]
酢…大さじ1~2
塩…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ3
※市販のドレッシングを使う場合は、オイルビネガータイプがおすすめです

作り方
1.いちじくは軸を切って、皮付きのまま縦8等分に切る。



2.くるみは荒く砕く。



くるみは手でも簡単に割ることができますが、キッチンペーパーにくるんでから、お椀などで砕くと楽ちんです。



3.オリーブオイルを最後にしてドレッシングの材料を混ぜる。



酢、塩、砂糖を溶かしてから、オリーブオイルを加えます。


白っぽくなったら、よく混ざったサイン。

3.皿にサラダミックス、ベビーリーフ、いちじく、カットしたクリームチーズを順に盛り付け、くるみを散らす。お好みのドレッシングをかけて完成。


クリームチーズは小さい個包装タイプが便利です。

いちじくをのせると、一気に豪華なサラダに! ドレッシングは食べる直前にかけましょう。



市販のサラダミックスを使ったので作るのもラクラク~。いちじくのおかげで彩り良く仕上がりました!



さっそくいただくと、いちじくとチーズの食べごたえがすごい! くるみの食感もいいアクセントになってます。

シンプルなドレッシングで全体がまとまりながらも、野菜それぞれのおいしさが際立つサラダです。



健康を考えると、ドレッシングの塩分がやや気になりますが、いちじくに含まれるカリウムは、塩分の吸収をおさえてむくみを解消する働きがあるので、安心です。

見栄えもよく、おもてなしにもぴったりなサラダは様々なシーンで重宝すること間違いなし! ぜひ作ってみてくださいね!

若山和一さん

埼玉県加須市で、国産いちじくの主要品種「ドーフィン」を、妻の富美子さんとともに栽培して13年。生産するいちじくは加須市騎西いちじく組合を通じて関東地区を中心に販売されているほか、自宅でも直売している。地域の特産品・いちじくを知ってもらおうと、小学生の農園見学の受け入れなどにも積極的に取り組む。所属する加須市騎西いちじく組合は、19名の組合員が2.8ヘクタールでいちじくを栽培(2021年現在)、市内の優れた生産品に与えられる「かぞブランド」としても認定されている。

加須市騎西いちじく組合
住所:埼玉県加須市騎西35-1(JAほくさい騎西中央支店内)
電話:0480-73-1121
HP:https://jahokusai.jp/

写真/大村夏子 取材協力/JAほくさい

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