2021.10.22

働く

「新幹線がマイオフィス⁉」PC作業もWEB会議も通話も気兼ねなくしたいなら“のぞみの7号車”を狙え!

この10月にJR東海が発表した新幹線の新サービス「S Work車両」って知っていますか? テレワークの普及で仕事をする場所がどんどん広がるなか、「新幹線で移動中も!」の要望に応えてスタートしました。設定されているのは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の「のぞみ」全列車の7号車。車内でPCをガンガン叩いて、WEB会議も通話もOKなんです! 詳しくレポートしますね。


S Work車両が2021年10月1日から展開!


S Work車両利用の様子

JR東海とJR西日本は、「モバイル端末などを気兼ねなく使用して仕事を進められるように、10月1日から"のぞみ"の7号車を"S Work車両"に設定する(利用期間は2022年3月31日まで。ただし12月28日から1月6日の間は利用できない)」と発表しました! 対象列車は、サービス提供期間中の東海道・山陽新幹線(東京~博多間)「のぞみ」全列車の7号車です(普通車指定席)。のぞみは1時間に最大12本もの数が運行しているので、使える機会がたくさんありますよね! ワクワク♪

S Work車両はビジネスパーソン向けの指定席として、「座席で通話」ができたり、パソコンの打ち込む音やオンラインミーティングの発声などは「お互い様と許容していただく」車両とされているのだとか。ふむふむ、なるほど。でも、使用目的ではなく何も知らずに7号車に入ったら、「何てマナーの悪い車両なんだ!」と憤慨する人もいるかもですね(笑)。

S Work車両は、EXサービス・スマートEXで普通車指定席を購入するときと同じ値段で利用できちゃいます! ただ、駅の窓口や券売機でS Work車両の指定券を買うことはできないみたい(残念)。EXサービス・スマートEXでの予約が必要なので要注意です!

なかでも推しは、「N700S」です!


新型車両のN700S

N700Sで運行する列車では、さらにサービスを追加!「S Wi-Fi for Biz」という新しいWi-Fiサービスが導入されているんです! コレ、従来の車内Wi-Fiに比べ通信容量を2倍にし、利用時間の制限もないんですよ。すごくないですか。さらに、セキュリティ面も強化されているんですって。

これなら、会議の途中で画面が止まって...なんてことも心配ご無用で、安心安全にサクサク仕事ができそうです!

そのほか、N700S車両では、ビジネスサポートツールも無料で貸し出しています!

パソコン画面ののぞき見防止の簡易ついたてやUSB充電器、小型マウスなどの用意があります。「マウスがあったら便利なのに...」、「パソコンの画面が他の人に見られていないか心配で落ち着かない...」などの悩みにもバッチリ応えてくれるんです。

またN700Sは全座席にコンセントを装備しているので、充電もすぐできますよ!(ちなみにN700Sを問わず「S Work車両」では、USB充電器の貸し出しがあるので、バッテリーの心配はありません)


さらに、2022年4月以降には、N700S車内の7号車と8号車の間のデッキ部の喫煙ルームを改造し、「ビジネスブース」が一部編成に試験導入される予定とか。丸椅子を置き、短時間の打ち合わせなどで利用できるようになります。まわりの目を気にせず、同乗者と打ち合わせもできちゃうんですね。バチバチ熱くなりそうだわ(笑)。

今後もますます便利になっていくN700S。今後の動きからも目が離せません!

駅のビジネスコーナーも魅力的!


半個室タイプのビジネスコーナーのイメージ

ここまでS Work車両について紹介しましたが、駅に整備されるビジネスコーナーも魅力的なんですよ!

東京駅、名古屋駅、新大阪駅では、一部の待合室を9月以降に順次改良します。半個室タイプのビジネスコーナーが爆誕!

目隠しはありつつもオープンな空間なので、閉塞感がなく快適に仕事ができそうです! また、待合室にはコンセントポールが登場しました。

よく空港で見かけることのあるコンセントポールですが、ふとしたときに充電ができて非常に便利ですよね!
これらは無料で使えるサービスとのことなので、ぜひ気軽に使ってみてください!


EXPRESS WORK-Loungeのイメージ 

さらに、12月上旬からはEXサービス会員向けの有料ワークスペース事業「EXPRESS WORK」もスタート! 個室型の「EXPRESS WORK-Booth」を東京駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅、JRセントラルタワーズ15階に設置するほか、ラウンジ型の「EXPRESS WORK-Lounge」も東京駅直結の丸の内中央ビルに設置します。

駅にはカフェなど作業できるスペースはありますが、雑音があったり混雑していたりとなかなか集中できないことがありますよね...。駅なかに、こんな落ち着いて仕事のできるスペースがあると絶対ヘビーユーザーになっちゃいます!

いかがでしたか。

東京から名古屋、京都、大阪、神戸…広島、福岡と、大きな都市をつなぐ大動脈な路線「東海道・山陽新幹線」。仕事で移動する人にとって、「S Work車両」はとっても魅力的なサービスですよね。 

仕事で新幹線を利用される方はぜひ、「S Work車両」を使ってみてください。


出典:JR東海

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