2021.11.10

住む

【整理収納アドバイザー考案】時短を叶える「キッチンの整え方」!モノを減らす・モノの適正配置・家事動線

整理収納アドバイザーのhanaです。毎日立つキッチン、少しでも立っている時間を短く、調理がラクにできたらうれしいですよね。 時短調理テクニックやグッズに頼らなくても、キッチン自体を使いやすく整えるだけでも時短&家事ラクが叶いますよ! 今回は、キッチンを整えて時短を叶えるコツ3選を紹介します♪


【コツ①】モノを減らして掃除&片付けをラクにする


キッチンは、毎日使う場所なので清潔にしておきたいですが、油汚れや水垢などで汚れやすく、掃除が大変ですよね。また、モノが溢れて煩雑になりやすく、片付けが大変な場所でもあります。

そこで、キッチンに出しておくモノを減らすこと、また、物量自体を減らして厳選することで掃除や片付けがラクになり、時短になりますよ。

それでは、モノを減らして時短になる2つの例を紹介します。


●コンロまわりに出しておくモノを減らす



コンロまわりは、気を付けていても油や調味料がはねて、汚れやすい場所。
よく使う調味料やキッチンツールは出しておくと便利ですが、出しているモノは汚れます。
また、モノがあると退かしながら掃除する必要があるので、その分手間も時間もかかってしまいますよね。

そこで、調味料もキッチンツールもコンロまわりの引き出しなどにしまい、出しておくモノを厳選。減らしてスッキリさせておくと、掃除もラクになり時短につながります。

●多用途で使えるモノを選ぶことで物量を減らす



モノが多いと探すのも片付けるのも大変ですよね。
そこで、専用のモノを減らして、兼用・多用途で使えるモノを選ぶことで、モノが厳選されて物量を減らすことができますよ。

上記画像は、筆者宅で使っている多用途で使えるモノの一例です。
キッチンにあるモノが減ると、探すのも片付けるのもラクになるので、時短になります。

【コツ②】使用頻度を考えてモノを配置する


調理器具や食器、カトラリーなど、数多く持っているモノは、使用頻度によって「一軍」「二軍」に分けて置き場所を変えると、家事効率が上がって時短につながります。

毎日使う日常使いのモノが「一軍」、たまに使うモノが「二軍」です。

ここでは2つの例を紹介しますね。

●食器



例えば食器の場合、毎日使う「一軍」は、手を伸ばせばサッと取り出せる中段(目線から腰高辺り)に配置します。ここが一番使いやすい「ゴールデンゾーン」。

そして、来客用など使用頻度が低い「二軍」は、多少取り出しづらくなりますが上段や下段、奥側に配置します。

毎日使う食器だけが常に「ゴールデンゾーン」にあることで、取り出すのも片付けるのもラクになるため、家事の時短になりますよ。

●カトラリー



あまり壊れることもなく、まだ使えるからと多量に持っていることも多いカトラリー。
でも、日常使いの「一軍」カトラリーはそんなに多くはないはず。モノが多いと探すのも取り出すのも大変です。

いつもの取り出しやすい場所には「一軍」のみを収納し、「二軍」は分けて別に収納しておくと良いですよ。

同じ種類だからと一か所にまとめることに拘らず、使用頻度で「一軍」「二軍」に分けて置き場所を変えることで、手際よく家事が進み時短になります。

【コツ③】家事動線を考えてモノを配置する


キッチンは、毎日使う場所だからこそ沢山のモノが集まっています。

そこで、家事動線を考えて、使う場所に使うモノを配置することでムダな動きが減り、短い時間でラクに家事をこなせますよ♪

それでは、2つの例を紹介します。

●「炊飯器・しゃもじ・お茶碗」はまとめて配置



「炊飯器・しゃもじ・お茶碗」などセットで使うモノは、点在させずにまとめて置いておくことで時短になります。

上記画像のように、炊飯器のまわりにしゃもじやお茶碗を配置しておくと、一歩も動かずに手早くご飯をよそうことができますよね。

●やかんはシンク下に配置



やかんや鍋など、先に水を入れて使うことが多い道具は、シンク下など水栓の動線上に配置しておきます。

また、フライパンやお玉などコンロで使う道具は、コンロ下収納などコンロの動線上に配置しておくとスムーズですね。

動線を考えて、使う場所に使うモノを配置することを意識すると、少ない労力と短い時間で家事をこなすことができますよ。

時短キッチンを作るコツは「モノの厳選」+「モノの配置」




いかがでしたか?

今回は、時短キッチンをつくるコツを3つ紹介しました。
毎日のキッチンでの作業、少しでも時短&家事ラクできたらうれしいですよね♪

時短キッチンを作るコツは「モノの厳選」+「モノの配置」。

「モノの厳選」で掃除や片付けの時間が短縮し、「家事動線」や使用頻度を考えて「モノの配置」をすることで更に時短になります。

今回は、整理収納アドバイザーの筆者が実践している例を紹介しましたが、使いやすいモノの量・配置は、人によって様々です。 また、ライフステージによっても変わることがあります。

一度決めた場所や方法にこだわらず、いろいろ試しながら時短につながる最適な方法を見つけてみてくださいね。

みなさんの暮らしをより良くする参考になるとうれしいです。

Pick up

Related

Ranking