整理収納アドバイザーのhanaです。家事に仕事に忙しい毎日、できるだけラクに快適に暮らしたいですよね♪ モノが豊富にあり、欲しいモノがポチっと簡単に手に入る世の中ですが「実は手放しても平気だった!」「むしろない方が快適?!」というモノがおうちの中にあるかもしれませんよ。 今回は、筆者の実体験をもとにその具体例を紹介しますね♪【その①】お手入れが大変な家電
家電があれば暮らしがラクで快適になるのは当たり前。そう思って購入したものの、使ってみたら予想外にお手入れが大変だった経験、みなさんもありませんか?
もし、
【家電から得られるメリット】<【お手入れ・メンテナンスの大変さ】なら、 それは本当に必要かどうか見直すことをオススメします。
筆者の場合、特に忘れられないのが「加湿空気清浄器」です。
約10年前、子どもが生まれた際に必要と思い購入したものの、内部の定期的なお手入れが大変過ぎました。
せっかく買ったからと、毎年冬が近づくたびに憂鬱な気持ちで出してきてはお手入れを頑張っていましたが、昨年はとうとう出さずじまいに。
ところが、なくても全く問題ないどころか、むしろあの「お手入れをしなければ…」というストレスから解放されて快適!
筆者宅の場合、空気清浄機能はエアコンに付いていますし、加湿は洗濯物の部屋干しで十分だったのです。
サイズも大きいので収納スペースや置き場所も取っていたため、手放したことで、お部屋のスペース的にも気持ち的にもスッキリしました♪
その他、「ミキサー」や「コーヒーメーカー」なども、筆者にとっては得られるメリットよりもお手入れの大変さが上回り、手放して快適になったモノです。
【その②】各部屋のゴミ箱
筆者は以前、ゴミ箱は各部屋に必要…当たり前のようにそう思い、キッチン、洗面所、リビング、各部屋などおうちの至る所にゴミ箱を置いていました。
でも、週に数回あるゴミ収集日、朝の忙しい時間帯に全ての部屋を回ってゴミを集める「名もなき家事」って地味に大変ですよね。
そこで、ゴミ箱は
「キッチンのメインゴミ箱」と「持ち運びできるサブゴミ箱」の2か所だけにして、 それ以外は手放しました。
すると、家族は案外すぐに慣れてゴミはゴミ箱に“捨てに来てくれる”ようになり、ゴミ収集日の朝の家事がずいぶんラクになりました♪
筆者がゴミを集めて回らなくても、ゴミがゴミ箱に集まる仕組みになったのです。
各部屋からゴミ箱がなくなることで視覚的にもスッキリ!家事ラクにもなり一石二鳥でした◎
【その③】排水口のフタ
キッチンのシンクや浴室の排水口のフタ、あるのが当たり前だと思っていました。
でも、ただでさえ汚れやすい水回り、フタがあるおかげでニオイが漏れにくいなどのメリットがありますが、フタのせいで中のゴミや汚れに気付けず、 結果的に掃除が大変になっていたのです。
そこで、
フタを手放して中身を「見える化」することに!
すると、マメに掃除してキレイを保てるようになり、フタの掃除も必要なくなったため、筆者にとっては想像以上にラクで快適になりました♪
※賃貸の方は、退去時に備えて大切に保管しておいてくださいね。
【その④】マット類
キッチンマット、トイレマット、バスマット、玄関マット、おうちの中のマット類って意外とありますよね。
筆者は以前、キッチンマットとトイレマットを使っていました。
汚れが気になるので頻繁にお洗濯する必要がありましたし、マット下の掃除もしづらく、不便に思うこともありました。 でも、マット無しにするという発想はなく「あるのが当たり前だから仕方ない」と思い、使い続けていたのです。
ところがある時、試しにマット無しにして、代わりに
1日1回それぞれ1分程度ササっと拭き掃除することを習慣にしました。
すると、とても衛生的で視覚的にもスッキリ♪洗濯する手間もなくなり、「あるのが当たり前」と思っていたマットも、実は無い方がラクで快適に過ごせたんです。
「当たり前を見直す」先にラクな暮らしが待っている
いかがでしたか?
今回は、筆者の実体験をもとに手放したらラクになったモノを4つ紹介しました。
あった方が快適か、ない方が快適か、感じ方は人によって違いますので、無理になくす必要はありません。でも、無い方が快適ならその方がよいですよね♪
始めからイキナリ手放すのではなく、一度試しに撤去してみて大丈夫だったら手放すことをオススメします。
今回の経験を通して、「あって当然」という先入観にとらわれず
「当たり前を見直す」先にラクで快適な暮らしが待っていることを実感しました。
ぜひ筆者の例を参考に、みなさまもおうちの中の「当たり前を見直す」ことを実践してみてくださいね。