2023.03.14

食べる

【農家直伝】カリフラワーは“生”しか勝たん!?ビストロ風「卵サラダ」にしたら、コリコリ食感が衝撃だった件

カリフラワーといえば、茹でてそのままマヨネーズを付けたり、スープの具材にしたりと、火を通して食べるのが当たり前だったワタシ。そんな常識を覆したのが、岡山県のインスタ農業女子・高越友紀さんに教わった「生カリフラワーの卵サラダ」。一度食べれば、生ならではのコリコリとした食感はもちろん、茹でカリフラワーとまったく違うお味に驚くこと間違いなし!作り方をレポしていきますよ~。

【鳥羽レシピ】生で食べるって斬新!「カリフラワーのサラダ」作ってみた♪マッシュルームももちろん生♡

レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市の「メゾンやまて」で、カリフラワーやセロリ、白菜、かぶなどを栽培している農業女子、高越友紀さんです。



「フランスでは生のカリフラワーを食べる、という話を聞いて、試してみたらびっくり!マスタードのようなピリッとした辛みがあり、サラダのいいアクセントになるんです。想像以上に食べやすくておいしいので、ぜひ一度挑戦してみてください!」(高越さん)

「生カリフラワーの卵サラダ」材料と作り方はこちら♪




材料(2人分)
カリフラワー…1/2株(約350g)
卵…2個
酢…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
マヨネーズ…大さじ2
こしょう…少々



作り方
1.  カリフラワーは小房に分け、生のまま薄めにスライスする。





花蕾部分がポロポロと崩れても、気にしなくてOK!

2.  水(分量外)と卵を鍋に入れ、茹で卵を作る。茹で加減はお好みで。茹で上がったら殻を剥く。



3.  ボウルに12、酢、砂糖、マヨネーズ、こしょうを加えて全て混ぜ合わせます!







4.器に盛り、お好みでハーブなどを添えれば、完成。



今回、卵は固茹でにしましたが、半熟を使うと、トロ~リとした黄身が彩りのアクセントになりますよ。

気になる“生”カリフラワーのお味は!?



スライスした生のカリフラワーは、コリコリしていて、たけのこに近い食感。
エグみはなく、マスタードのようなピリッとした辛味がありますが、卵とマヨネーズで和えることで、マイルドになっています。

カリフラワーって、茹で加減が難しく、ベチャっとなっちゃうのが悩みだったのですが、生で食べればよかったんですね。
スライスして、サッと和えるだけで、ビストロ風の一品が出来ちゃうなら、これは、作らない手はないですよ~♪

生でおいしく食べるため… 鮮度キープのコツ



「カリフラワーは湿気に弱い野菜です。ポリ袋などにそのまま入れて野菜室などで保管すると、野菜から出た水分が逃げず、傷む原因に」(高越さん)



「湿気を吸収するため、乾いた新聞紙でしっかりと包んでから、野菜室に入れてください」(高越さん)





収穫後はだんだんと黄色っぽくなり、食感も失われていくので、新鮮なうちに食べるなら、2~3日で食べ切るのがおすすめ!

一年中出回っているカリフラワーですが、11~3月が旬。スーパーや農産物直売所でカリフラワーを見つけたら、生の味わいをぜひ試してみてくださいね!


メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/

写真提供/メゾンやまて レシピ写真/石塚修平 スタイリング/浅利類 取材協力/JA晴れの国岡山

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