管理栄養士のともゆみです。子どもからお年寄りまでみんな大好き、日本人のソウルフード「おにぎり」。梅干しや鮭の入った定番以外にも、肉巻きや天むすやおにぎらずなど、その進化はとどまるところを知りません。先日放送の『土曜はナニする⁉』では、おにぎり作家のゆこ先生が、お好みソースとチーズを入れた濃い目の味付けの焼きおにぎりを紹介していました。焼きおにぎりという手もあったか！さっそく試してみよう♪
【芸人の懐古めし】錦鯉・長谷川のおかんのレシピで「納豆おにぎり」に挑戦♪納豆にはタレかけずに塩⁉放送日に組まれた特集は、“毎日でも食べ飽きない無限おかずおにぎり！”がテーマ。「毎日おにぎり365日」の著者でおにぎり作家のゆこ先生が、おにぎりの作り方からおすすめのおにぎりを紹介していました。どれも個性的で具沢山なおにぎりばかりでしたよ♪
番組で紹介した“失敗しないマル秘の（？）握り方”
まな板にラップを大きめに敷き、ラップの片側にご飯をのせます。ご飯の中央に具をのせ、ラップを2つ折りにし、まな板の上で三角形に握ります。5回ほど軽く握って完成です。
「お好みソースとチーズの焼きおにぎり」の材料と作り方
【材料】温かいご飯…150g（お茶碗1杯）
お好みソース…適量
プロセスチーズ…1個
豚ひき肉…25g
かつお節…1/2袋
油…適量
青のり…適量
【作り方】1．温かいご飯にソースを混ぜ、しっかりと味をなじませます。
2．フライパンに少量の油を引き、中火で豚ひき肉を炒め、火を通します。チーズは1cm角に切ります。
3．1に
2とかつお節を混ぜ、おにぎりを2個作り、15分ほど冷まします。
※冷ますことで焼くときに崩れにくくなります。
4．フライパンに油を引き、おにぎりを並べ、中火で少し焦げ目がつくまで両面焼きます。
5．ソースを両面に塗ります。さらに軽く焦げ目がつくまで焼きます。
※焼いている途中で追いソースをすることにより、香ばしさがさらにUPします。
6．器に盛り付けて、さらに追いソースをし、青のりをかけて完成です。
表面がカリカリ、ソースとチーズが後引くおいしさ♡
ソースを塗って焼いたので、表面がカリッカリで香ばしいです。ソースがベースにありますが、ひき肉の存在感やかつお節の風味も感じられます。ソースが甘めなので、たくさんかけてもしょっぱいとはならず、むしろ、溶けかかっているチーズと相まって手が止まらない、後引くおいしさです。あっという間に平らげてしまい、もっとたくさん作ればよかったと思いました。
米について
米は炭水化物を多く含み、活動エネルギーの源である食材。昔から日本人の主食として親しまれてきました。玄米や胚芽米は栄養価が高く、たんぱく質やビタミンB1、E、鉄、食物繊維などが含まれます。また玄米には不安やイライラを鎮める働きが期待できるGABAが多く含まれています。精白米は精米することで、消化はよくなりますが、ビタミン類は減少します。米に含まれるでんぷんは炊飯によって消化吸収がよくなり、効率よくエネルギーとなるため、体力回復に期待ができますよ。また、脳にとっても効率的なエネルギー源となります。
ゆこ先生オリジナルのおにぎりはお好みソースとチーズがご飯とよく合い、子どもも大好きな味。新感覚の焼きおにぎりをぜひ作ってみてくださいね！
参考文献：
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
