2023.08.01

食べる

【元祖フードコーディネーター発】洗練のセンスで「シンガポールチキンライス」を和食材で再構築♪梅干し・みょうが・青じそ⁉

アジアン料理って、自宅で作るのはハードルが高いと思っているわたし。特別なスパイスや調味料が必要だったり、馴染みのない味わいに子どもが食べられないと思ったり…で腰が引けていました(笑)。そんな折、NHKの朝の番組『あさイチ』で「梅だれでシンガポールチキンライス」を紹介していたんですよ。なんでも和の薬味や食材で、シンガポールの名物料理を再構築しているよう。和風なシンガポール⁉ちょっとおもしろそうですよね♪

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梅だれで作るシンガポールチキンライスとは?

2023年6月22日のNHK『あさイチ』”みんな!ゴハンだよ”で「梅だれでシンガポールチキンライス」を紹介していました。レシピは考案は料理研究家の尾身奈美枝さん。

実は尾身さん、フードコーディネーターという職種を定着させた先駆け的存在なんだそう。かつてフジテレビで放送していた料理番組「料理の鉄人」でもフードコーディネーターをしていたんですって。

そんな尾身さんが紹介していた「梅だれでシンガポールチキンライス」は、炊飯器で手軽に作れるうえに、難しいスパイスを使うわけでもなく、日本人にも馴染み深い薬味や梅だれで作ってしまうのだそうです。

これなら、子どもから大人まで家族全員で楽しめそうですね♪
さっそく作ってみたいと思います。

「梅だれでシンガポールチキンライス」の材料と作り方

材料

【材料】
米…2合
ウーロン茶…約400ml
しょうゆ…大さじ1/2
オイスターソース…小さじ1
酒…大さじ2
しょうが…10g
鶏もも肉…1枚(300g)
塩…小さじ1/4
こしょう…少々
きゅうり…1本
トマト1/2個

梅だれ
梅干し…2個
砂糖…大さじ1
水…大さじ2
ゴマ油…小さじ1

青じそ…10枚
みょうが…3個

1.  お米を軽く洗って炊飯釜に入れます。
ウーロン茶を2合目の目盛りより3mmほど少なく注ぎます。
30分ほど浸水させます。

ウーロン茶

2. 
鶏もも肉は脂と筋を取り除きます。
塩、こしょうを両面に振っておきます。

もも肉

3.  1
にしょうゆ、オイスターソース、酒、しょうがの千切りを入れて軽く混ぜ合わせます。

4.  3
の上に2の鶏もも肉を乗せて、炊飯器の普通モードで炊飯します。

炊飯器

5. 
梅だれを作ります。
種を取った梅干しをペースト状になるまで包丁でたたき、ボウルに入れます。

梅ペースト

6.  5
に砂糖、水、ゴマ油を入れて混ぜます。

梅ダレ

7. 
きゅうりを縞剥きにし、小口切りにします。
トマトもヘタを除いてくし切りにしておきましょう。
青じそを千切りに、みょうがは輪切りにし、さっと水にさらしたら水気を絞っておきます。

野菜

8.  4
が炊き上がったら、鶏肉を取り出してご飯を混ぜます。
取り出した鶏肉は、食べやすい大きさに切っておきます。

炊き上がり

9.  8
をお皿に盛り付けたら、7を添えて完成です。5の梅だれは、味変でかけながら楽しむのがおすすめ。

完成

何だか、見た目からおしゃれなカフェのご飯みたいですよね♪
さっそく食べてみます。

ご飯はウーロン茶を入れて炊いているので、どんな味か楽しみにしていましたが、ウーロン茶の味は感じません。
しょうがを一緒に炊いているので、さっぱりとした味わいです。

鶏肉は、ホロホロッとやわらかい♡
感動するレベルです(笑)。

そして、付け合わせの青じそやみょうがを一緒に食べてみると…あぁ、次々と舌に感じる薬味の味わいをチキンがしっかり受け止めて、いろんな表情を見せてくれます。ひと口で言うと、爽快感が通り過ぎていくんです。暑い季節にぴったりな味わいです。

和の食材だけで、アジアンな料理が作れるなんて不思議~。正直、シンガポールチキンライスは食べたことがないんですが、スパイスの代わりにいろんな薬味や野菜が複雑な味わいを出してくるので、ただの和食をいただいているのとはまったく違う印象なのは確かです。

味変の梅だれも試してみます。おぉ~、酸味がいい感じ♡よりさっぱりとした味わいになりました!
暑さを吹き飛ばしてくれそうな、夏にぴったりな味わいですね。

梅ダレかける

梅だれの甘酸っぱさは鶏肉によく合います。

元祖フードコーディネーター尾身さんが考案した「梅だれでシンガポールチキンライス」は、本場の味を知らないわたしが感動しまくりの刺激的な料理でした。やっぱり料理って、センスが大事なんですね。青じそやみょうが、梅干しで「シンガポールチキンライス」を作ろうなんて、凡人には絶対に思いつかないと思います。

凡人が唯一閃いたのが、青じそをパクチーにしてみてもいいかなってくらい。もしかしたらバランスを壊すかな…。パクチーはすっかり日本でもなじみの野菜なので、ちょっとクセのあるこちらを添えてみてもおもしろいかも。

未体験なおいしさを楽しめます。この夏、ぜひ一度お試しくださいませ♪


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