2022.07.24

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【レタスレシピ】チョイ加熱が推し!「レタスの肉巻き」シャクシャク(!?)新食感をご堪能あれ【農家直伝】

サラダなど生食することの多いレタスですが、軽く火を通すと生とは違った食感が楽しめます。レタスの大産地、長野県川上村の農家・新海智子さんに教わった「レタスの肉巻き」はそんな独特の食感を活かした逸品。肉汁がしっかりしみ込んだレタスにとろ~りチーズのマリアージュ、初めての“口福体験”してみましたよ♪

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レシピを教えてくれた新海さんはレタス農家。ほぼ毎日レタスを食べているそうですが、中でもオススメなのがちょっとだけ加熱したレタスだそう。

「パリパリッとした食感が魅力のレタスをほんの少し加熱すると、シャクシャクというような別の食感が生まれます。独特の食感でクセになるおいしさですよ!」(新海さん)

今回はそんなチョイ加熱レタスに肉汁がしみ込んでいるという、“もう絶対においしいに決まってる!”と言いたくなるような「レタスの肉巻き」を紹介します!

レタス料理の新定番「レタスの肉巻き」



材料(5個分)
レタス…2~3枚
豚ロース薄切り肉…10枚
スライスチーズ…5枚
塩・こしょう…各適量
サラダ油…適量

作り方
1.豚肉を2枚重ねて、塩、こしょうを振る。



2.レタスを豚肉と同じ大きさになるように手でちぎり、上に置く。



3.2の上に半分に折ったスライスチーズを乗せ、端からくるくると巻く。



4.フライパンに油を中火で熱し、3を焼く。全体に火が通れば完成。



巻き終わりを下にして焼くと、型くずれすることなく仕上がります。



出来上がりました!初体験のレタスの肉巻き、さっそくいただきま~す。

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一口食べると…肉汁がジュワっと口いっぱいに広がり、シャキシャキとしたレタスとチーズが後に続きます。豚肉のしっかりした歯ごたえで食べ応えも抜群です。レタスとチーズ、そして豚肉。それぞれ異なる食感だからこそ、織りなせるハーモニーがあるんですね、もう最高です!


レタスの緑、チーズの黄色…切り口もきれいです!

シンプルに塩、こしょうでも十分おいしかったのですが、調味料を変えてもおいしいとのことで、新海さんおすすめのポン酢じょうゆバージョンも作ってみることに。

作り方は簡単。豚肉の色が変わったらポン酢じょうゆをさっと絡めれば完成です。



食べてみると…これまた大正解! ご飯何杯でもおかわりできそう♪



「ポン酢じょうゆのほかにも、甘辛味(しょうゆ大2、酒大1、みりん大1、砂糖大1/2)も合いますよ。好みの味付けで楽しんでくださいね」(新海さん)

お弁当にもぴったりな「レタスの肉巻き」。みなさんもぜひ作ってみてくださいね!



レタスの収穫は夜暗いうちから◎

収穫期のレタス農家の朝は早く、起床時間は午前2時半! 大変そうですが「慣れれば特に苦ではない」と、新海さん。

「家族と一緒に畑で見る朝焼けは、言葉に出来ない美しさ。精神的に満たされる幸福感を日々味わえるんです」(新海さん)



収穫されたレタスはその日のうちに全国各地へと発送されます。

「朝早く収穫すればその分だけ早く消費者のみなさんのもとへ届きます。1年を通して購入できるレタスですが、川上村では6月から10月にかけてが旬。おいしいレタスをぜひ味わってくださいね!」(新海さん)






新海農園

新海智子さん

2006年、結婚を機に一大レタス産地、長野県の川上村へ移住。農業経験のない状態から、夫が継いだ農業に共に従事する。現在は、5ha(ヘクタール)の畑を管理しながら、メインのレタスのほか、ハクサイなどの葉物を中心に栽培している。女性農業者が自ら幸せを創造できるようにと、KURASHI FIT PROJECT(暮らしフィットプロジェクト)を主宰して講師も務めるほか、農林水産省農業女子PJメンバー、長野県食と農業農村振興審議会佐久地区部会委員など多方面で活躍中。

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レタス畑写真提供/新海智子 レシピ写真/石塚修平 取材協力/JA長野八ヶ岳

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