2022.07.16

食べる

【レタス農家激推し】産地のド定番レシピ!「レタスしゃぶしゃぶ」食べてみたら…1玉が秒で消えた件!

レタスって、丸ごと1玉買っても、なかなかすぐには使いきれないですよね。ところが“1玉じゃ足りなくなる”レシピが存在するんです。それが、「レタスしゃぶしゃぶ」!レタスを出汁でしゃぶしゃぶするという、まんまな食べ方ですが、レタスの大産地・長野県川上村では超ポピュラーだとか。準備も簡単そうだし、これでおいしいならラッキ~!ということで、さっそく調理スタートです♪

農家直伝【新鮮レタスの見分け方】フレッシュなほど葉先がピーン!重さで調理法を変えると…更においしい⁉

結婚を機に都心から長野県に移住し、ご主人の実家でレタス農家として働き始めた新海さん。初めてレタスしゃぶしゃぶを食べたときは「ビックリした」そうですが、今ではすっかりそのトリコ。

「お肉よりもレタスが先になくなってしまうくらいおいしいんです。おもてなし料理にもピッタリですよ」(新海さん)



下準備だけしたら、あとは食卓でしゃぶしゃぶ♪ さっそくいってみましょう!

レタス産地じゃあたり前~♪「レタスしゃぶしゃぶ」



材料(2人分)
レタス…1玉
豚ロース薄切り肉…350~400g
青じそ…15枚
だし昆布(10cmくらい)…2枚
水…5カップ
好みのタレ…適量

作り方
1.昆布の表面をキッチンペーパーなどで軽く拭く。



2.鍋に1と水を入れ、20~30分置いておく。



20分経つ頃にはこのとおり! 昆布からおいしい出汁がしっかり取れました。



3.レタスは洗って水気を拭き、手のひらくらいの大きさにちぎる。青じそは縦半分に切る。



4.鍋を火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出す。



5.レタス、豚肉、青じそをしゃぶしゃぶして、好みのタレで召し上がれ。



さっそくレタスをしゃぶしゃぶしてみると…薄緑だったのが鮮やかな緑色に!



「しゃぶしゃぶ時間は、硬めの葉なら10秒くらい、若くて柔らかい葉なら5秒くらいで十分ですよ」(新海さん)



ゴマだれでいただきます!



おおお、レタスが甘い! それに、生とは違うシャキシャキ食感で、シャキシャキというよりはシャクシャク、といった感じ。この独特の食感がたまりません!

「タレは、ゴマだれのほか、ポン酢じょうゆ、塩・こしょう&ゴマ油も合いますよ。具材はきのこやお豆腐を入れてもOKです」(新海さん)


レタスに豚肉、青じそを合わせて一緒にしゃぶしゃぶすると何とも上品な味に。川上村ではレタスの初出荷のお祝いにレタスしゃぶしゃぶを食べるほか、収穫で忙しい時期にもよく食べられているそう!

「葉が厚くてゴワゴワのレタスって苦みも強いし敬遠しがちですよね。そんなレタスはしゃぶしゃぶにしちゃいましょう! 素材の風味をしっかり味わえますよ」(新海さん)

手間もかからないしめっちゃいいじゃん~! と考えながら1枚、また1枚とレタスをしゃぶしゃぶしていたら…いつの間にか1玉無くなってしまいました! すごい、本当に秒で食べ終わっちゃった(笑)。

「ね、おいしいでしょう。わが家も1玉じゃ足りないことがしょっちゅうです(笑)。レタスをモリモリ食べられて、そのおいしさに話がはずむこと間違いなしの産地レシピ! ぜひ作ってみてくださいね」(新海さん)


新海農園

新海智子さん

2006年、結婚を機に一大レタス産地、長野県の川上村へ移住。農業経験のない状態から、夫が継いだ農業に共に従事する。現在は、5ha(ヘクタール)の畑を管理しながら、メインのレタスのほか、ハクサイなどの葉物を中心に栽培している。女性農業者が自ら幸せを創造できるようにと、KURASHI FIT PROJECT(暮らしフィットプロジェクト)を主宰して講師も務めるほか、農林水産省農業女子PJメンバー、長野県食と農業農村振興審議会佐久地区部会委員など多方面で活躍中。

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レシピ写真/石塚修平 取材協力/JA長野八ヶ岳

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