2023.06.30

食べる

【郡司パパレシピ】宮崎の郷土料理を缶詰でお手軽再現♪「サバ缶で冷や汁」に挑戦!温めてもおいしい♡

サバ缶は長期保存ができるので、わが家ではストック食材の筆頭で常備しています。で、賞味期限が迫るとパカッと開けて、おかずとして食卓へ。まぁ、普通においしいんですけど、ひと手間加えて出したいなぁって。そんなことを思っていたとき、『情報ライブミヤネ屋』の公式サイトに郡司アナウンサーのお父様“郡司パパ”がこのレシピを披露していました。サバ缶で郷土料理かぁ。ちょっとおいしそう♡サバ缶は先日ストックしたばかりですが、さっそく缶を開けて試作してみます♪

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「冷や汁」は宮崎県などに伝わる郷土のかけ汁


画像出展:photo AC

「冷や汁」はみそ汁のような即席の冷たいかけ汁。宮崎県の郷土料理として有名ですよね。食欲が落ちる夏の健康食として暑さが厳しい地方で誕生した、と言われているそう。

一般的な「冷や汁」の作り方は、焼き魚のほぐし身とみそをすり鉢ですり合わせ、鉢の内側に塗りつけたら、直火で焦げ目をつけます。そこにだしを入れて焼きみそを伸ばし、きゅうりなどの野菜を加えて熱い麦飯にかけて食べる…というもの。

郡司パパの「冷や汁」レシピでは、みそ味のサバ缶が使われ、手軽に作れるよう工夫されています。みそを焼く工程もあるので本場の味に近づけそうですよ♪

郡司パパ流の「サバ缶を使った冷や汁」を作ってみた!



【材料】
サバの缶詰(みそ味)…160g
木綿豆腐…1/3丁 ※今回は75gを使用
きゅうり…1/2本
青じそ…5枚
みょうが…1本
みそ…大さじ1と1/2
ピーナッツ…10g
白いりゴマ…大さじ1
練りゴマ…大さじ1
あごだし…300ml ※かつおだしでも可
塩…少々

1.  ピーナッツと白ゴマをすり鉢で擦り、サバ缶の半量とみそを入れて混ぜます。



ピーナッツと白ゴマを擦ると香ばしい香りが広がりました♪ ピーナッツを使うところが郡司パパ流ですね。

一般的な「冷や汁」はここで焼き魚のほぐし身を入れますが、サバの缶詰を入れるので魚を焼く手間が省けます♪ すりこぎで擦るとサバの身はすぐにほぐれました。

2.  1をすり鉢の内側に貼り付け、すり鉢を逆さまにしてガス火で焦げ目をつけます。



レシピではガス火でサバ入りみそを焼くようになっていますが…。
筆者宅はIHコンロなので、1をクッキングシートの上に広げ、トースターで焦げ目を付けることに。



トースター設定の250℃で5分焼くと、こんがりと焦げ目が付きましたよ。

すり鉢をガス火にかざして作る場合は、やけどに注意して焼いてくださいね。

3.  2をすり鉢に戻し、練りゴマとだしを加えてよく混ぜます。



最初はだしを少しだけ入れて、混ぜ合わせます。すぐに練りゴマも混ざったので、だしをすべて入れました。

4.  手で小さくちぎった豆腐と、サバ缶の残りを汁ごと入れて混ぜ、味を見て塩を加えます。



味見するとみその味が濃かったので、塩は入れませんでした。

5.  輪切りにしたきゅうり、千切りにしたみょうがと青じそ、白いりゴマ(分量外)を冷や汁に加えます。



すり鉢の中がいっぱいだったので、薬味は器に盛った時にトッピングすることにします。

やわらかいサバがたっぷり♪ 濃厚なみそ味だけど薬味のおかげで爽やか♪



完成した「サバ缶で冷や汁」です。具だくさんな見た目ですね。



サバ、豆腐、きゅうり、青じそなどがたっぷりと入っていますよ。食べてみると豆腐とサバのおかげで食べ応え満点。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質が一度に摂れて、力が湧いてきそうです。

ただ、汁を飲むと少し濃く感じます。「冷や汁」はご飯にかけて食べるようなのでご飯にかけてみましょう。



ご飯にかけると具だくさんな丼のようになりました♪

ご飯と一緒に食べると、ちょうどよい味!ご飯にかけるのを前提にした味付けのようなので、ぜひご飯にかけて食べてくださいね。

温めてみそ汁風にアレンジしてみた!

「冷や汁」は夏の料理のため、冷たいまま食べるのが正しい食べ方。ところが寒い季節には正直、温かいほうがうれしく感じます。そこで温めてみることにしました。



体が温まるように、しょうが1かけをみじん切りにして投入。少し煮立つくらいに温めました。



器に盛ったら青ねぎと七味もトッピング。しょうが、青ねぎ、七味で体を温める薬味に変えると、冬にもぴったりなみそ汁風に早変わり。

しょうがの風味が広がって、体の内側からポカポカとしてくるような気分がします。冬は温めた「冷や汁」にするのもおすすめです♪



郡司パパ流の「サバ缶で冷や汁」は、魚を焼いてほぐす手間が省けてとても楽に作れました。
そしてみそを焼くひと手間を加えているので、香ばしい風味をプラスすることができる上、魚臭さも感じません。

サバ缶がおいしい郷土料理に変わるので、ぜひ作ってみてくださいね。


<参考文献>
Web
『農林水産省・うちの郷土料理〜宮崎県「冷や汁」〜』
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hiyajiru_miyazaki.html

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