2023.07.02

食べる

【卵のカサ増し】卵1個でどうしてこんなにボリューミィ⁉魔法の「ふわふわオムライス」に挑戦♪その秘密は…

物価の優等生として長年、わたしたちの食を支えてきた卵。でも最近は値上がりの状態が続き、前ほど気軽に使えなくなってきたなぁと痛感。卵の量を控えてもおいしく作れるレシピはないものかと思っていたら…。3月31日放送、朝の情報番組『グッド!モーニング』で、卵1個で作れるふわふわオムライスを紹介していました。レシピ考案者は洋食店・神田グリル・ペリエ千葉店の中山満シェフ。プロのアイデアをマネして作ってみます♪

【オムライス専門店発】卵黄を後入れで優勝!「お店レベルのオムライス」に挑戦♪ナイフを入れると…♡

卵1個でもふわふわ食感に仕上げる秘密は…マッシュポテト!




卵1個でもボリューム感を損なわず、ふわふわ食感に仕上がるオムライスを考案したのは、神田グリル・ペリエ千葉店の中山満シェフ。中山シェフは、”日本一食べたくなるオムライス”を決める「カゴメオムライススタジアム2023」の南関東代表としてエントリーされている方なんですよ。

そんなオムライス作りのプロが、卵の量を控えてもおいしく作れるアイデアを『グッド!モーニング』の人気コーナー『新井恵理那のあら、いーな!』で、紹介していました。

その秘密兵器は…なんと、マッシュポテト!!

溶き卵にマッシュポテトを混ぜてオムレツを焼くと、卵1個で作ったとは思えないボリューム感となめらかさが出るんですって!

オムライスには卵たっぷりのオムレツをのせたいですよね。でも、今は卵の値上がりが気になり、むしろ卵を減らそうかと悩むような状況。そんなジレンマを解消してくれるかのようなアイデア、試さない手はありません!

卵1個でも大満足♪「マッシュポテト入りふわふわオムライス」を作ってみた!



【材料】(1人分)
ご飯…150g
鶏もも肉…50g
有塩バター…15g
オニオンソテー(市販)…20g
ケチャップ…50g
塩・こしょう…各適量
ホワイトソース(市販)…100g
ピザ用チーズ…20g
卵…1個
マッシュポテト…120g
サラダ油…適量
トッピング用の野菜(パセリやセルフィーユなど)…適量 ※今回はイタリアンパセリを使用

今回、マッシュポテトは、新じゃがいもを皮付きのままラップに包んで電子レンジ(600W)で8分加熱。その後、皮を剥いて潰したものを用意しました。

1.バターを入れ、中火で熱したフライパンで小さく切った鶏肉を炒めます。



鶏肉は2cm角くらいの大きさにカット。塩とこしょうで軽く下味を付けて鶏肉の色が変わる程度に炒めました。

2.オニオンソテーを加えてさっと炒めたら、ご飯を加えて2分ほど炒めます。



市販のオニオンソテーを加えると甘くて香ばしい玉ねぎの香りが広がり、洋食店の料理みたいな雰囲気に変わりました♪ご飯は温まる程度に3分ほど炒めました。

3.フライパンの空いた部分にケチャップを入れて焼き、ご飯を混ぜてチキンライスを作ります。



ケチャップはフライパンで焼くと香ばしくなり、旨味が凝縮するのだそう。今までご飯に直接ケチャップをかけて炒めていたので、目からウロコ!

4.鍋にホワイトソースを入れて温め、チーズを加えて溶かします。



市販のホワイトソースを使うので、簡単ですね♪ピザ用チーズを加えるひと手間でコクのあるホワイトソースになるそうです。

5.溶きほぐした卵にマッシュポテトを加えて、よく混ぜます。



ここが今回のオムライスの最大のポイント!溶きほぐした卵にマッシュポテトを入れて泡立て器でよく混ぜます。

卵だけだとさらっとした感じですが、マッシュポテトを混ぜ込むと、ぽってりと重たい感じの卵液になりました。

6.サラダ油を引いて中火で熱したフライパンでオムレツを焼きます。



卵液を流して、いつも通りに菜箸で卵をかき混ぜながらオムレツを焼こうとしましたが、卵がすぐに固まったようになりました。

今回は片面を1分くらい焼いたらフライ返しでくるっと巻き、オムレツに仕上げました。

7.お皿に盛ったチキンライスの上にオムレツを乗せ、ホワイトソースとケチャップをかけます。



チキンライスをお皿にのせ、マッシュポテト入りのオムレツ、ホワイトソースとケチャップ、トッピング用のイタリアンパセリをのせて仕上げました。

オムレツがふわっふわでなめらか~!口当たりは軽いのにお腹にはどっしり



チキンライス、ふわふわオムレツ、チーズ入りホワイトソース…♡
3段重ねの「マッシュポテト入りふわふわオムライス」が完成しました♪とってもおいしそう。ホワイトソースがかかっているのが、お店っぽいですよね♪



断面はこんな感じです。卵1個で焼いたとは思えないオムレツの分厚さ!計ってみたら厚みは2.5cmもありました。

まずはオムレツからいただきます!口に入れたらすぐにマッシュポテトのなめらかさが、次に卵のふんわりとした弾力が広がりました。なめらかに潰したじゃがいもが混ざっているので、形が残ったじゃがいも入りオムレツとは違った食感。

卵とじゃがいもの味が半々のようなオムレツで、卵だけを焼いたよりも甘さを感じました。

そしてチキンライスがおいしい♪具は鶏肉しか入っていないのですが、市販のオニオンソテーを加えたことで甘さと深い香ばしさがご飯に染みています。ケチャップを焼いたことでトマトの味も凝縮していますよ。

旨味たっぷりのチキンライス、甘くてふわふわのオムレツ、チーズが溶け込んだマイルドなホワイトソース。3つの味が重なるとお店でいただくオムライスのような、ぜいたく感がありました。



神田グリル・ペリエ千葉店の中山シェフ考案の「マッシュポテト入りふわふわオムライス」は、ぜひ作ってみてほしい、技アリ!なオムライスでした。

マッシュポテトを卵1個分の溶き卵に入れるだけで、これほどのボリューム感が出るのかとびっくり。これなら卵を減らして作っても喜ばれると思います。それにマッシュポテトと卵の組み合わせは、他の料理でも応用出来そう!

卵の価格が気になる今だからこそ、おすすめのレシピですよ。ぜひお試しくださいね。

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