香港のYouTuber・シャオインさんの料理チャンネル『小穎美食』を参考に、筆者はこれまで3品作りました。生卵を丸ごと炊く「奇跡の炊き込みご飯」を始め、しいたけをアワビに見立てたお料理や、輪切りなすに具を詰めるお料理…。どれもアイデア満載のおいしいレシピでした。そんなお料理上手さんが”乳母から教わった”という卵料理レシピを目ざとく発見！日本の「卵豆腐」にそっくりだけど、香港の家庭の味が気になるので作ってみます♪【海外料理動画】卵を溶いたら…お湯にツーっと⁉「ふんわりチーズ蒸し玉子」に挑戦♪熱湯蒸しとは珍しい「中華風蒸し卵」考案者は香港のシャオインさんの乳母YouTubeチャンネル『小穎美食』にアイデア料理を投稿しているのは、香港在住のシャオインさん。概要欄を翻訳してみると、料理も食べることも大好きと書かれています。そしてチャンネル登録者数は374万人！と、かなり注目されている料理系YouTurerさんのようですよ。
今回発見した「中華風蒸し卵」は、見た目が日本の「卵豆腐」そっくりなのですが、ゴマ油をかけて食べるようです。プルン！プルン！としておいしそうだったので、作ってみたいと思います。
ぬるま湯を加えるのがポイント！「中華風蒸し卵」を作ってみた！YouTubeでは塩の分量が大さじ1になっていますが、かなり多そうだったため今回は小さじ1杯に減らして作ってみます。
【材料】（直径16cmの耐熱皿1個分）卵…3個
塩…小さじ1
40℃のお湯…卵液の1.5倍の量 ※今回は225ml使用
ゴマ油…適量
青ねぎ（小口切り）…適量
1．ボウルに卵と塩を入れて、黄身と白身がしっかりと混ざるように溶きほぐします。
塩を入れて溶きほぐすので、卵焼きを作る気分です♪
2．卵液を計量し、卵液の分量の1.5倍のお湯（40℃）を用意します。
卵液を計量すると150mlあったので、お湯の分量は225mlということに。沸騰したお湯と水を混ぜながら40℃になるように調整して、225mlを用意しました。
40℃はお風呂くらいの温度。シャオインさんは40℃くらいのお湯を加えることで、とてもなめらかな食感に仕上がると語っていましたよ。
3．卵液にお湯を加えてしっかりと混ぜ、濾しながら耐熱容器に注ぎます。
お湯を注ぐと、かなりシャバシャバな状態に。
卵液を濾すことで、混ざりきらなかった白身などを取り除けますよ。濾した卵液の表面に小さな泡がある場合は、スプーンですくい取ってくださいね。
4．温めた蒸し器に
3で卵液を注いだ耐熱容器を入れ、上にお皿をかぶせます。蒸し器のフタをして、弱火で10分蒸しましょう。
耐熱容器にお皿をかぶせておくとフタに付いた水滴が中に入らず、きれいに仕上がるとのことです。作り方は『茶碗蒸し』と同じで作りやすい！
弱火で10分蒸したところで、中を確認したのですが、まったく固まっていませんでした。中火にして追加で5分加熱するとプルンとした状態に♪
無事に固まっていたので、火を止めて余熱で5分蒸らしました。
5．粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします。
温かいままでもおいしいのでしょうが、今日は暑かったので冷たくして食べたいと思います。冷えたら包丁で適当な大きさにカットして、ゴマ油を適量注ぎ、青ねぎをトッピングします。
プルン＆ツルン♪食感は日本の卵豆腐にそっくりだけど味は塩＆ゴマ油！
レシピ通りの時間よりも少し長く加熱しましたが、「す」はまったく入らず、とってもなめらかな「中華風蒸し卵」に仕上がりました。
スプーンですくってみると、とてもやわらかく、まるで絹ごし豆腐の食感。すぐに崩れてしまいそうなくらいにプルンプルンです♪
断面を見てみると、完璧なほどになめらか～。色は市販の「卵豆腐」とほぼ同じ色なので、これを出されたら「卵豆腐」だと思って食べてしまいますね。
でも「中華風蒸し卵」なので、口の中にゴマ油の風味が広がり、卵自体もほんのりと塩味。今回は小さじ1杯を入れましたが、筆者にはちょっと濃いかな？と感じる程度。でも小さじ1杯より塩が少ないと、味がぼやけてしまいそうな気も。絶妙な塩加減なのでしょう。
ということは…。YouTubeで見た動画のテロップは、翻訳間違いの可能性が高そうですね。大さじ1はちょっと多すぎかと。
香港のお料理上手なシャオインさんが乳母から教わったという「中華風蒸し卵」は、とってもなめらかな口どけの卵料理でした。
見た目は日本の「卵豆腐」にそっくりなので、だしの味と思って食べると、ほんのりとした塩味とゴマ油の風味。一瞬、脳がバグります（笑）。
お湯を入れるから、卵の量をかさ増し出来るのもうれしいポイント♪ほぼ卵だけで作れるので、かなりリーズナブルなおかずになりますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。
