2023.07.23

食べる

トマト味じゃないの⁉リュウジさんの発明「塩ラタトゥイユ」に挑戦♪コンソメとたっぷり日本酒で煮込むだけ【夏野菜大量消費】

なすやピーマン、ズッキーニなど数種類の野菜を煮込んだ「ラタトゥイユ」。一般的にはトマト缶やフレッシュトマトを使うトマト味が主流ですが、料理研究家のリュウジさんのラタトゥイユはなんと「塩味」。トマトは入れず、塩と日本酒、コンソメで味付けした“塩ラタトゥイユ”なんですって。白ワインではなく日本酒を入れて煮込むとは、おもしろい♪しかも日本酒は大さじ4杯とかなり多め。どんな味になるのか、作ってみよう!

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2.4万件のいいね!がついているTwitterで話題のレシピ♪

「塩ラタトゥイユ」を紹介している、料理研究家リュウジさんのTweetはこちら。


Tweetには、実際に作った方々から「すごくおいしかったです!」「体調が優れずでも栄養も取らなきゃ...と思い作ったのですが、すっごくおいしかったです!!! 」「作りました!涙が出そうなぐらいおいしいです!! また作ります!!! 」と、大絶賛のコメントが届いていました。

“涙が出そうなぐらいおいしい”とは、かなり期待が高まりますね。さっそく作ってみよう♪

トマトもいいが塩もいい!「塩ラタトゥイユ」材料と作り方

材料


【材料】3~4人分

ズッキーニ…240gくらい
なす…140gくらい
にんにく…2かけ
玉ねぎ…100~120g
オリーブオイル…大さじ2
鷹の爪…1本 
コンソメ(顆粒タイプ)…小さじ2
塩…ひとつまみ
黒こしょう…適量
日本酒…大さじ4
乾燥パセリ…適量

【作り方】
1.  ズッキーニとなすをさいの目に切ります。リュウジさんは1cm角くらいに切っていました。

玉ねぎは、ズッキーニとなすより少し大きい1.5cm角に切ります。にんにくは芯を取り除いて、粗みじん切りに。

野菜

野菜たっぷり♪

野菜

2.  フライパンにオリーブオイルを引き、にんにくを入れて炒めます。最初は強めの中火で炒め、にんにくがジュワジュワと焼けてきたら弱火にします。

ラタトゥイユ

にんにくがこんがりきつね色(リュウジ用語では柴犬色)になったら、玉ねぎ、ズッキーニ、なす、鷹の爪を1本丸ごと入れます。

ラタトゥイユ

ラタトゥイユ

そこに、コンソメ、塩、黒こしょうを加え、中火で炒めます。

ラタトゥイユ

ラタトゥイユ

野菜が透明になってきたら、日本酒を入れ、水分が飛ぶまで炒めます。火加減の指示はなかったので、強めの中火にしました。

ラタトゥイユ

ラタトゥイユ

ここで味見をして塩味が足りなかったら、塩(分量外)を加えてくださいとのこと。コンソメもけっこう入っているので、わたしには塩味はこれで十分。塩の追加はせず。

日本酒を入れて、3分ほど強めの中火で煮込んだら、水分がほぼ飛んだのでこれでOK。

3.  2をお皿に盛り付けて、乾燥パセリを振りかけて出来上がり。調理時間は10分。野菜を切って、炒めるだけなのでとっても簡単でした。

ラタトゥイユ

では、いただきます!

おお~、おいしい。なすと玉ねぎはトロッとして、ズッキーニはトロッとしつつもシャキッとした食感が残っています。その食感の違いがおもしろい!なす、玉ねぎ、ズッキーニのそれぞれの甘みと旨味が折り重なって、味わい深いです。

白ワインではなく日本酒にしたのが、かなり重要なポイント。白ワインを入れると少し酸味が出ますが、日本酒なので酸味はなく、野菜と日本酒の旨味がギュッと凝縮しています。後味に残る鷹の爪のピリッとした辛さも◎。これが、食欲を刺激するんです(笑)。



ただ、個人的にはチキンソテーやハンバーグなどの付け合わせにするならこのままで十分ですが、メインにする場合は、ベーコンなど肉系の旨味がほしいなと思いました。

そして…。

ラタトゥイユ

冷蔵庫でひと晩置き、冷やして食べてみると、これがおいしさ“増し増し”でした!玉ねぎ、なす、ズッキーニが、よりしっとりとして調味料ともなじみ、味がギュッとまとまったような感じです。

この塩ラタトゥイユは、オムレツの具にしても、オムレツの上からかけてもおいしそう。それに、温めなくてもおいしいので、お弁当にもいいかも。夏バテで食欲がない日なら、冷やしてサラダとして食べてもよさそうです。

いろいろなアレンジが出来そうで、夏野菜の大量消費も可能にしてくれるリュウジさんの「塩ラタトゥイユ」。ぜひ、作ってみてはいかがでしょう。

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