2023.07.19

食べる

え、麦茶でプリンだって⁉夏のド定番飲料で「麦茶プリン」作ってみた♪昔懐かしのしっかりめ&ほろにが♡

夏の定番の飲み物「麦茶」で、なんとプリンを作るんですって!この目から鱗のレシピを紹介しているのは、元料理人でスイーツ研究家のゆうさん。ほうじ茶プリンは聞いたことがありますが、麦茶プリンとは…びっくり。確かに、麦茶もほうじ茶同様、香ばしくてほのかな苦みがありますよね。材料は牛乳、卵、麦茶パックと砂糖のみ。小さめのボウルを型の代わりにしてフライパンで蒸すんですって。へーっ、簡単そうだし作ってみよう♪

【材料2つ】砂糖も生クリームも不使用!揉んで凍らせるだけの「ココアバナナアイス」に挑戦♪甘さ控えめ♡

スイーツ研究家のゆうさんは、元料理人。家庭料理と料理人が作る料理の“壁”を少しでもなくしたいと、簡単でおいしい料理をYouTubeやオンラインでの料理教室で紹介しているそうです。

夏の定番、麦茶がプリンに⁉「麦茶プリン」材料と作り方

材料

【材料】3~4人分
卵…3個
牛乳…270g
砂糖…大さじ3
お湯…30g
水出し麦茶…1パック(約10g)

◆カラメル
砂糖…60g
水…大さじ1
お湯…大さじ1

型として、直径15cm~18cmの耐熱ボウルを使います。それにしても砂糖…たっぷり使いますね。

【作り方】
1.まずはカラメルから。

フライパンに砂糖と水を入れて、火をつけます。火加減は中火。

砂糖

砂糖が溶けて、カラメル色になるまで加熱します。ゆうさんはカラメルを作る際、シリコンベラなどは使わず、フライパンを動かして砂糖と水を混ぜていました。

カラメル

砂糖がカラメル色になって、煙がモクモクと出てきたら火を止め、お湯を入れます。お湯を入れるのはカラメルの色止めだそうです。お湯の温度は言っていなかったので、50℃くらいのお湯を入れることに。

ちなみに、お湯を入れる前のカラメルが下の画像。ボケっとしていたらいつの間にかこんなにモクモクに。慌ててお湯を入れました(苦笑)。これって、加熱し過ぎですよね…。カラメルは茶色になり始めたら、一気に色が濃くなっていくので、みなさんはご注意を!

カラメル

2.1のカラメルをボウルに入れます。ボウルは型になります。

カラメル

100均のボウルを使う場合は、熱いカラメルを入れた際、万が一穴が開かないよう、念のためボウルの下に濡れ布巾を敷いて、カラメルを入れて下さいとのこと。

ボウルに入れたカラメルの泡が落ち着いてから、冷凍庫に入れて冷やします。けっこうボウルが熱いので、粗熱をとってから冷凍庫に入れる方が良いと思います。

3.適当な大きさの器にお湯と水出し麦茶パックを入れます。お湯の温度は言っていなかったので、50℃くらいにしました。“水出し”麦茶なので、水でもいいのかなと思います。

麦茶

どのくらいの時間抽出するのか言っていなかったので、15分ほど置いた後、スプーンで麦茶パックを押して、麦茶を絞り出しました。

麦茶

4.カラメルとは別のボウルに卵を割り入れ、泡立て器でよく混ぜます。白身を切るように混ぜましょう。

卵

そこに砂糖を入れて、さらによく混ぜます。

5.牛乳を、先ほどカラメルを作った1のフライパン(洗っていない状態)に入れて、中火で温めます。カラメルを作ったフライパンを使うことで、フライパンに残ったカラメルの甘みと苦みを牛乳に移すそうです。

フライパン

フライパン

牛乳をシリコンベラなどで軽くかき混ぜながら温め、沸騰する直前(90℃くらい)で火を止めます。

牛乳

6.4の卵に少しずつ牛乳を入れ、かき混ぜます。

フライパンのままだとこぼれそうなので、温めた牛乳を計量カップに移し、卵と混ぜることにしました。

牛乳

少しずつではありますが、90℃近くの牛乳をそのまま卵に入れて大丈夫なのかしら?とちょっと心配。少しずつ、慎重に入れることにしました。

7.6に抽出した麦茶を入れて混ぜます。

麦茶

ミルクティーのようですね。

プリン液

8.2のカラメルを入れたボウルに、7を茶こしでこしながら入れます。

プリン液

9.鍋に、プリン液を入れたボウルの高さの半分くらいの水を入れて沸かします。

水

お湯が沸いたら弱火にして、グツグツとした泡が落ち着くまで待ちます。

水

泡が出なくなったら、キッチンペーパーを鍋の底に敷きます。ボウルに直接熱があたりにくくするためとのこと。

キッチンペーパーを2枚重ね、4つ折りにして入れることにしました。

キッチンペーパー

キッチンペーパーの上にプリン液を入れたボウルを置きます。表面に細かな泡があったらスプーンですくい取りましょう。

プリン液

鍋にフタをして、25~30分ほど蒸します。フタはきっちり閉めず、少しだけ開けておきましょう。こうすることで、熱が少し逃げて、お湯の温度を上げづらくするそうです。

プリン

10.30分ほど蒸したら、完全にフタを閉じて火を止め10分余熱で蒸らします。

蒸し上がったプリンがこちら。左右に軽く振ってプリン液が流れなければ蒸し上がっているそうです。

プリン

斜めにしてもプリン液は微動だにしないので、大丈夫そう…。

プリン

11.蒸し上がったら、プリンをお皿に取り出して出来上がり。調理時間は40分。蒸すのに30分かかるので、下準備は10分弱で出来ます。

…と、ここでひとつ問題が。

ゆうさんは、ボウルの上にお皿をかぶせてひっくり返し、上下に強く振ってプリンを取り出していましたが、プリンの側面がボウルにくっついたようでうまく取り出せず、凸凹になってしまいました。

そのことについて「ボウルを型にしたので、取り出し方が難しい…」と言っていました。で、結局、失敗しないボウルからの取り出し方はわからないまま。

ちょちょちょっとーーーー。料理上手なゆうさんに出来ないなら、不器用なわたしに出来るわけがない…。でも、プリンを取り出さなければならない…。

そこで、ちょっと違うやり方で取り出してみることに。失敗は成功のもとというし…。失敗から学ぶこともありそうなので、チャレンジ、チャレンジ~!

プリンの型からの出し方を調べてみると、冷やしてから出す方が良いとのこと。ゆうさんは「冷やしてから…」とは言っていなかったので、もしかしたら、冷やさなかったことがうまく取り出せない理由なのかも。

とりあえず、蒸し上がったプリンを粗熱をとってから冷蔵庫で2時間ほど冷やすことに。

…では、冷蔵庫で冷やしたプリンを型から取り出してみます!

50℃ほどのお湯を入れたボウルを用意。そこにプリンをボウルごと入れます。湯せんにかけるのは、冷蔵庫で冷やして固まったであろうカラメルを溶かして型から出しやすくするためです。お湯の量はプリンを入れたボウルの高さの半分くらいにしました。

プリン

1分ほど湯せんにかけたら、プリン表面のフチを1周、大きめのスプーンで押します。

プリン

後は、ゆうさんのやり方と同じ。お皿をボウルにかぶせてひっくりかえし、上下に2~3回振ります。

ボウル

さてどうかな?

おっ、プリンが無事、取り出せました。よかった~。

プリン

とりあえず、側面がボウルにくっつくことなく取り出せました。多少、側面がシワシワですが、まぁよしとしよう。

プリン

それにしても、所々に小さな穴が空いていますね…。蒸すときに気泡ができたのかしら?

プリン

大きな型で作るので、きれいに仕上げるのはなかなか難しいですね(苦笑)。型から取り出すリスクを考えると小さめのコップにプリン液を入れて、取り出さずに食べるのもアリかなと思います。

では、切ってみましょう。

あら、素敵。中には気泡ができておらず、きめ細かい感じです。

プリン

では、麦茶とともにいただきます!

プリン

おお~、昔懐かしの硬めのプリンです。おいしい~。甘さもちょうどよく、焦がし過ぎたかなと心配したカラメルもちょうど良いほろ苦さです。ただ、麦茶の風味がカラメルに負けてしまっているようで、神経を集中させて食べてやっと、後味にほのかな麦茶の香ばしさを感じることができます。

作ってみて、麦茶とプリンの相性は悪くない印象。もっと麦茶の香ばしさと苦みがあってもいいなと思います。なので次回は、もっと濃いめに麦茶を抽出して混ぜてみようと思います。1パックではなく、2パックの麦茶パックから抽出してみよう!

プリン

それにしても、麦茶プリンのお供に麦茶は合いますね(当たり前か…)。プリンの甘さを麦茶がさっぱりさせてくれます。麦茶プリンにもっと麦茶の香ばしさがあったら、もっと口の中に麦茶の香ばしさが広がっておいしそうです。

暑い夏のおやつタイムに、麦茶と麦茶プリンはいかがでしょう。

Pick up

Related

Ranking