2023.08.13

食べる

【農家直伝】ズッキーニを長~くスライス「リボン風マリネ」作ってみた!“黄金比マリネ液”で口福フルーティー♡

ズッキーニは加熱して食べるのが一般的ですが、実は「生」でも食べられるんです!というわけで岡山県のインスタ農業女子に、手軽に作れる「ズッキーニと生ハムのリボンマリネ」のレシピを教えてもらいましたよ〜♪味の秘訣は特製の“黄金比マリネ液”!しかも長~くスライスして味をしみ込みやすくし、写真映えも狙っていま~す♡

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レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、ズッキーニを栽培している高越友紀さんです。



「ズッキーニは、生でマリネにするとコリコリ食感が際立って抜群においしいんです! さらに長~くスライスすることで、見た目がおしゃれなだけでなく、味も染みやすくなりますよ」と高越さん。

ではさっそく作り方を見ていきましょう。

“すもも”みたいなフルーツ感「ズッキーニと生ハムのリボン風マリネ」



材料(2人分)
ズッキーニ…1本(重さ約150g)
生ハム…40g

[マリネ液]
酢…大さじ1
レモン汁…大さじ1
オリーブオイル…大さじ2
砂糖…小さじ2
塩・こしょう…各少々

※ズッキーニの大きさによって、マリネ液の量はご調整ください。

作り方
1.ズッキーニは、ヘタとおしりを切り落として、縦半分に切り、ピーラーもしくはスライサーを使って、長くスライスする。





ズッキーニが長ければ長いほど、リボンも長くなりますよ!手を切らないように気をつけて。

2.生ハムは食べやすい大きさにカットする。



3. ボウルに[マリネ液]の材料をすべて合わせ、ズッキーニと生ハムを入れて和える。







4. 器に盛ったら、完成。お好みで黒こしょうをかけても。


※冷蔵庫に入れ10分ほど置くと、味がよりなじみますよ。

「すごく簡単なのに、リボン風にするだけでこんなに華やか!いつもの食卓にはもちろん、パーティー感も出るので、特別な日のメニューにもぜひ試してみてください」(高越さん)



ズッキーニをスライスするってあまり経験がなかったのですが、食べてみてビックリ!味がしっかりしみていて、きゅうりと違うコリコリとした食感が美味。高越さんおすすめの黄金比のマリネ液とフレッシュなズッキーニ&生ハムが合わさり、まさかのすももを感じるフルーティーさに‼

高越さんは生ハムをスモークサーモンに代えて作ることも多いんだとか。



「味付けがシンプルなので、スモークサーモンのほか、ホタテや鯛など、どんな魚介類でも合いますよ」(高越さん)

薄くヒラヒラしたズッキーニは、時間が経つと多少カサが減りますが、コリコリ食感は健在!
リボン風のズッキーニを束ねて、口に頬張る感覚をぜひ、みなさんにも体験していただきたいです。

ズッキーニを生で使うとき、塩もみをする?しない?

きゅうりとよく似ているズッキーニは、同じウリ科でありながら、実はかぼちゃの仲間。きゅうりと比べて皮も硬く、実の水分も少ないのが特徴です。

 

加熱料理に使うことが多いですが、紹介したマリネのように、生でももちろん食べられます。その際、きゅうりのように塩もみをした方がいいのかどうか、気になるところ。そこで、高越さんに伺ってみました。



「一般的には塩もみすることが多いようですが、ズッキーニはきゅうりより水分量が少ないので、わたしはあえて塩もみはしない派。調理をする際に塩を使うだけで水分が抜けるし、その方がズッキーニならではのコリコリとした食感が楽しめるんです。試してみてくださいね」(高越さん)

高越さんは、インスタでズッキーニのレシピをほかにも数多く発信しています。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/

写真提供/メゾンやまて レシピ写真/石塚修平 スタイリング/浅利類 取材協力/JA晴れの国岡山

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