2023.10.27

食べる

「やみつき薬味おにぎり」に挑戦♪青じそやみょうがで爽やか~だけど…うま味が強くてパンチのある逸品

管理栄養士のともゆみです。新米の季節到来ですね。というわけで、悪魔的なおいしさの「薬味おにぎり」にトライです。今年は暑さをかなり引きずっているので、10月とはいえみょうがや青じそなどの薬味を混ぜたご飯にはとっても惹かれますよね。ベースはみそや昆布茶でしっかり旨味を出せているうえ、しょうがとにんにくでパンチを、さらには海苔を巻いて磯の風味も加えるという贅沢な構成なんですよ。つまり、奥深~いおいしい味わいのおにぎりみたいです。これは楽しみ~♪

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この「やみつき薬味おにぎり」は料理研究家のゆかりさんがYouTubeで紹介していましたよ。ご飯に薬味と調味料を混ぜただけの、10分で作れるおにぎりなんですが、味の構成や食感が賑やかでとってもおいしそう♡さっそく作っていきます。

「やみつき薬味おにぎり」の材料と作り方

【材料】(4個分)
ご飯…330g
みょうが…2本
青じそ…5枚
青ねぎ…1本
しょうゆ…小さじ1
みりん…大さじ1
みそ…小さじ1/2
昆布茶…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1/2
おろししょうが…小さじ1/2
ゴマ油…小さじ1
白いりゴマ…大さじ1/2

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【作り方】
1.みょうがは薄切りにし、水を張ったボウルへ入れ、5分つけます。水を切りキッチンペーパーで水分を取ります。青じそは洗ってキッチンペーパーで水気を切ります。3mm幅の千切りにしてから粗みじん切りにします。青ねぎは小口切りにします。

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2.ボウルにみりんと昆布茶を入れて混ぜ、600Wの電子レンジに入れ20秒加熱します。みそを入れてよく溶かし、しょうゆ、にんにく、しょうが、ゴマ油も入れてよく混ぜます。

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3.温かいご飯に2のたれを入れてムラなく混ぜます。キッチンペーパーをのせて5分待ち、粗熱を取ります。

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4.3にみょうが、青じそ、青ねぎ、白ゴマを入れてふわっと混ぜます。

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5.4を4つに分けておにぎりにします。皿に盛り付け完成です。

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動画では、のり(分量外)を巻いていたので、真似してみます。いただきます。

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薬味がたっぷりでおいしすぎ♡

うわぁ、このおにぎり大好きです♡薬味がたっぷりと入っていて、とても爽やか。薬味好きにはたまらないおにぎりですね。味付けされたご飯はほのかにしょうがとにんにくの香りとともに、しょうゆだけではない奥深い味がします。おいしい味の付いたご飯にたっぷりの薬味で、おにぎりだけでも満足感があり、たくさん食べられちゃいますね。

「薬味おにぎり」をおいしくするポイント

1.みょうがは水にさらすことでえぐみを取ります。水分はきちんと取っておにぎりの型崩れを防ぎます。
2.みそと昆布茶を使うことで味わい深く。
3.しょうがとにんにくでパンチの効いた味になります。
4.みりんは電子レンジにかけることでみりんに含まれるアルコールを飛ばします。
5.ご飯に先にたれを混ぜることで、ご飯に味を馴染ませます。

薬味の香り

青ねぎや青じそなどの香りは鼻から入って脳に直接働きかけ、自律神経や内分泌系などを通じて全身に作用します。日本人は1000年以上前から香りが薬であることを知り、「薬味」と呼んだそうですよ。

青ねぎのツンとした刺激のある香りは硫黄化合物のひとつ硫化アリルで、抗菌や抗酸化作用のほか、血栓の予防、消化促進などの働きがあります。
すがすがしい青じその香りはぺリルアルデヒド、リモネン、ピネンの精油成分によるもの。殺菌作用や防腐作用、食欲増進作用が期待できます。
みょうがの爽やかな香りは精油成分のαピネンで血行促進や食欲増進効果があるといわれています。

薬味は食べる量が少ないので、栄養成分としての効果は期待できませんが、香り成分でアロマテラピーのような力を発揮しているのですね。食べ物って奥深いですね。


この「薬味おにぎり」大好きです。ただ、薬味の量が多いためか、ちょっと握りづらく崩れやすいです。YouTubeではおにぎりの型を使って作っていたので、もしお持ちでしたらその方が作りやすいかもしれませんね。また、にんにくの風味が気になるようでしたら、しょうがだけでも大丈夫だそうです。薬味がお好きならおすすめします。ぜひ作ってみてくださいね。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版

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