これまでにもたくさんの卵かけご飯(=TKG)を作ってきた筆者。今回は、今まで食べてきたTKGの最高値を更新しそうなレシピに挑戦です。こちら、ひと手間加えるだけで「悪魔的なおいしさになる」というんです。それがYouTubeチャンネル「飲食店独立学校/こうせい校長」で料理人の岩野上幸生さんが披露していた「揚げる卵かけご飯」。なんと、卵自体に昆布やにんにくなどの風味を移し、旨味をギュッと濃縮させるといいます。想像しただけでよだれが出そうでしょ(笑)。さっそく始めましょう♪
リュウジさんが卵100個割って辿り着いた「至高の卵かけご飯」に挑戦♪秘訣はご飯の温度と…え、オリーブオイル⁉
YouTube「飲食店独立学校/こうせい校長」は、飲食店を2件経営している料理人歴20年の岩野上幸生さんのチャンネル。ちなみに飲食店経営は14年目で、料理動画では調理の解説はもとより“料理の基礎”までも丁寧に教えてくれます。チャンネル登録者数84.4万人。『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』と言う本も出版しているんですよ。
岩野上幸生さん考案「揚げる卵かけご飯」の材料はこちら
【材料】
卵…1個
ゴマ油…50g
にんにく…1かけ
昆布…2g
長ねぎ(青い部分)…1本
唐辛子…1本
かつお節…3g
[トッピング]
だししょうゆ…適量
天かす…適量
青ねぎ…適量
七味唐辛子…適量
メイン食材は卵のみ。
調味料にこだわっていますね。
下準備をします。
長ねぎはよく洗い、水分を拭き取ります。
香り成分を出すため、青い部分は手でちぎりましょう。
昆布は表面に汚れがついている場合があるので、固く絞った布巾などで表面を拭いたら30分間水に浸し、水気を拭き取っておきます。
にんにくは皮を剥き、芯の部分を取り除いてから潰します。
さっそく作っていきます。
香りと辛味を油に移して卵を揚げると美味♡
1. 小さいフライパンや小鍋にゴマ油を入れ、手前に傾けます。そうすることで少ない油でも食材全体に火が通りやすくなります。
にんにくと昆布を入れ弱火でじっくり火を通しながら、香りを油に移します。
2. 昆布の香りが移ったら取り出し、次に長ねぎの青い部分と唐辛子を入れて香りと辛味を移します。
3. 香りと辛味が移ったらすべて取り出し、火を止めてからかつお節を入れて香りを移します。
2〜3分置いてから取り出します。
ここまで準備したら、ご飯をお茶碗によそいます。
4. お皿などを受け皿にして、穴付きお玉や茶こしなどの上に卵を割ります。
こうすることで、水っぽい白身だけを切ることができ、見た目が良くなるそうです。
5. 3の油に4の卵を投入して揚げます。
スプーンで卵に油をかけて、火の入り具合を調節しましょう。
周りが少し固まってきたら取り出した具材を戻して揚げます。
6. よそっておいたご飯の上に卵をのせ、だししょうゆをかけたら出来上がり!
天かすや青ねぎ、七味唐辛子などをお好みでのせるのもおすすめだそうです。
普段はマヨネーズやブラックペッパーなど調味料をちょい足しするだけだったので、今回のレシピはなかなか手間がかかる印象でした。
時間のあるときで、ちょっと豪華に食べたいときに作ると良いですね。
にんにくと昆布を入れて香りを移した油に卵を入れて揚げたことで、香りが抜群です。
卵にしっかりと香りが移っていて、青ねぎや昆布の旨味が濃縮されています。
噛めば噛むほど香りが鼻を通って、ご飯がパクパクと進みました。
にんにくやかつお節をトッピングしてみると、風味がアップしておいしいですね。
これは一度食べるとやみつきになります。
1つでは物足りず数個作っておけばよかったと思いました。
ただ、食べ終わった後は香りが口の中に残るので、予定がない日に作るのをおすすめします。
YouTubeでは香りの移し方を丁寧に説明されていて、とても分かりやすかったです。
いつもの卵かけご飯に飽きたら、ぜひ作ってみてくださいね。
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